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ジムニーのダミーヒンジ完成、これなら車検もOK?

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3DプリンターのフィラメントをABSに変更

しばらく作業を続けていたジムニーのドアを外付けヒンジ風にするダミーヒンジが完成しました。
前回、一応「できた!」と喜んだものの3Dプリンターで使っていた素材(PLA+)では夏に高温になるクルマの外板には使えないとわかり作り直しを余儀なくされました。

そこで新たにフィラメントの素材としてクルマの外装パーツでもよく使われているABSフィラメントを手に入れ、これでやってみることにしました。

 

デザイン変更

どうせ新たにつくるなら3Dソフトで厚みもさらに薄くしてみました。

 

ENTINA 2S で対応外のABS出力に挑戦

実は私の使っている2万円台の3Dプリンター、ENTINA 2Sでは使えるフィラメントとしてABSは対象になっていません。 その理由はABSは噴出するときの温度管理がシビアで、ノズル温度は230度から250度、出力したプリントを載せるプレート用ヒーター温度は100度が推奨になっています。
ところがこのENTINA 2Sではノズル温度はクリアできますがプレートは最高60度までしか上がりません。

設定温度を最高にして、さらに少しでも熱を逃さないようにマシンの前後の空いている部分にスタイロフォームデ」カバーをしてみました。
プレートには密着度を高めるためにスティック糊をびっしりと塗っておきました。

これで印刷してみましたが、見事に失敗!
プレートとの定着が弱く、少し印刷したところで端の部分からめくれて浮かんできてしまいました。 さらに印刷を続けると先に出力された部分が完全にプレートからはがれてズレ、その上に印刷されるという悲劇がおきました。

この3Dプリンターではやはり対象外のABSでの出力は無理なのかと諦めかけましたが、往生際の悪い私はなんとかならいかと思案。
プレートとの密着性が悪いのがすべての原因なのですがプレートの温度は60度以上あげられないので、3Dプリンター機器内の庫内温度を上げてやるのが一番だと考え、ダンボールで機器全体を覆うカバーを作成し中にスタイロフォームなどの断熱材を入れました。
そしてスライサーソフトの設定を見直し、ベースの部分となる出力される一層目のライン幅を大きくしてプレートとの密着度を上げ、ファンの回転速度を落として排熱を減らしその分環境温度を上げるようにしてみました。

そしてプリント出力開始。 ときどき確認窓を開けて進捗状況をチェックしてみるとうまくいっているようでした。

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無事にABS出力できた

そして無事にABSで出力することができました。
今までのPLA+で作ったものが左(チップ塗装済み)、そして今回ABSで出力したものが右側のものです。

データを修正して作成しましたので一番厚みのあるところでも6.5mmという薄さです。

 

試作品履歴を検証

今まで作ってきた作品を並べてみました。
左上が一番最初に試作したもので厚みも少し厚いのでドアの開閉時にぶつかりやすかったです。

左側4つが厚みを少し減らして量産したもので既にチップ塗装とボルトも塗ったものです。 フィラメントがPLA+だったので60度という耐熱温度が問題となりクルマの外板に貼り付けるのはやめました。

右側一番上はフィラメントをABSに変更したので温度的にはクリアできました。 印刷ピッチを0.3mmにしたので少し荒くなってしまいました。

右側下の4つが最終的な完成形です。
ABSでプリント、ピッチは0.2mmでそれまでと同じ全体をチップ塗装、ボルトの頭はプラカラーでガンメタリックに塗装しています。

塗装が完全に硬化したところで仮にジムニーに取り付けてみました。
見た目は気に入りました。

ドアの開閉にもまったくぶつかるところはなく問題ありません。 さすがに開いた時には芯棒とプレートの位置関係は無理がありますね。

 

いよいよジムニーに取り付け

固定にはこちらの車両用両面テープを使います。

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実際に取り付けました。
うーんなかなかいいんではないでしょうか。
外付けヒンジ風に見えますね。 ボディカラーがジャングルグリーンなのでダミーヒンジの黒チップ塗装はあまり主張し過ぎていない感じです。

 

軽自動車規格の全幅に収まっているか検証

前から見て車幅からのはみ出しを確認しました。
作成したダミーヒンジの厚みは6.5mm、両面テープは0.8mm、合わせて7.3mmですので9mm以内のはみ出しに収まっています。

左側の写真は正面より少し斜めから見ています。
右側は真正面なあのでここから見ると下側のダミーヒンジはドアが少し内側になっているのでフロントフェンダーにすっぽり収まってしまいます。 上側のヒンジの方もドアが少し内側に絞られていますがそれでも出っ張り具合はフェンダーに付いているサイドウインカーと同程度になっています。

これなら車検にも対応できるものと思っていますが、最終的には軽自動車検査場の検査官の判断にゆだねられていますので断定はできませんね。

評判がよくて、安定して制作コストを抑えられればネットで販売してみたいですね。

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