2008年に納車になったウチのジムニーJB64Wですが、今までに2回車検を受けてきました。
1回目の時には問題なしで合格しましたが、昨年の時は2個所ほど指摘がありその場で修正してなんとか合格することができました。
しかも1回目では合格だった箇所が2回目では不適になっていました。
先日、スズキの愛車無料点検を受けてきたのでその際にディーラーのメカニックさんに、今のカスタムした状態で車検に通るかどうか確認してきました。
※動画でも紹介しています。
まあ実際には車検を受ける地域や時期そして検査官で判断が異なることもあるようなので一概に「これで絶対大丈夫」とは言えないでしょうけど参考にはなると思います。
そしてこの記事の判断は私が聞いたディーラーのメカニックさんの意見なので、また別の方だと違う意見になるかもしれせん。
まず、前回指摘を受けた箇所ですが、一つはドアミラーウインカーです。
もともとこのジムニーはXLタイプなのでドアミラーにウインカーは内蔵されていませんのでDIYで取り付けました。
どうせ付けるならシーケンシャルタイプ、流れるウインカーの方がかっこいいかなと思いクリアタイプのものを購入して自分で作業しました。
それが最初の車検を受ける前のことです。
1回目の車検ではこれでOKでしたが、それが昨年の2回目では同じ状態で「不適」になってしまいました。
ウインカーの配線をカットするだけでは合格できず、検査場でメカニックの方がウインカー内部のユニットを外してようやく検査OKになりました。
今はそのユニットは外して別のものを購入、スモークタイプですが純正と同じ点滅式のものにしてあります。
フロントやサイドのウインカーとも連動していますので、ディーラーに確認したところこれなら大丈夫でしょうとのことでした。
そしてもう一箇所指摘を受けたのはリアの反射板です。
テールランプのところに丸い穴の空いたカバー、ガーニッシュを付けました。
そうするとストップランプのところにある反射板、リフレクターの面積が狭くなるので別にリフレクターを追加しました。
テールゲート下部の左右に付けたのですが、この「位置」が不適とされました。
真後ろから見た時にはリフレクターが見えますが、少し斜めになるとリアラダーの影になってしまうというのがその理由なのかなと思っています。
今はスリムタイプのものを見やすい場所に付けましたのでこれなら大丈夫でしょう。
そのほかにもいろいろと自分や取り付けしたり自作したカスタムがありますのでこれらもディーラーのメカニックさんに確認してもらいました。
目立つところでは、ルーフラックですがこれも車検的にはOK。
参考までにこのラック、普通は二人がかりで持ち上げて屋根にのせて取り付けるのですが、なんとか一人で取り付けやってみました。
その方法は、
ルーフラックの上に荷物を載せるためのリアラダー、これも車検OKでしょう。
背面のスペアタイヤのハードカバー、これもネットでは車検の時に問題になったという意見もあったのですが、ディーラーさんでは大丈夫でしょうとのことでした。
背面タイヤにスコップなどを載せていると不適になるようです。
フロントまわり関連のカスタムです。
フロントバンパーガードもビスどめで、リベットなどを使っていないのでOK。
同じく下部に牽引フックを、前の左側と、
リアの左右に付けています。
突起物扱いにはならないだろうとのことでした。
ほかには、3Dプリンターで作ったGASMONKEYの立体エンブレムや、
このジムニーの自慢の一つ、自作した「ダミーヒンジ」です。
市販のものは厚みがあるので、極力薄く7mm程度に抑えたものです。
実際にはヒンジとして丁番のように中央にピンが通っているわけではないですがドアの開閉時に引っかかることのないように形状をデザインしました。
右側にはジムニーのカタログからデザインしたこれも自作の3Dエンブレム。
フューエルリッドカバーは市販のものを取り付けた上に、3Dプリンターで作ったダミーボルトの頭の部分を貼っています。
リアゲートのヒンジ部分にも市販のカバーを付け、ダミーボルトを付けています。
最後に、ディーラーのメカニックさん曰く、ジムニーはカスタムされる方が多く、軽自動車の仕様から逸脱したものも多いようで、他のクルマに比べて車検の時の検査が厳しくなって指摘される箇所が多いようです。
また検査基準が変更になることもあるのでそれにより以前は問題なかったところが不適になることもあるようです。
例えばシーケンシャルウインカーの仕様や、ナンバープレートカバーなどもそうですね。
今回のこの「車検を通過できるかどうかの判断」は一つの意見で、実際に車検を受けたら不適になってしまうこともあるかもしれません。
車検を通らないということは公道の走行はできないということなので対応する必要がありますね。
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