今年、東北6県と北海道をジムニーで気ままに旅してきました。
旅の途中で撮ったジムニーの後ろ姿がこちらです。

ルーフラック、リアラダー、マッドフラップなど、少しずつ自分好みにカスタムしています。
この時はまだ取り付けていませんでしたが、その後ハードタイプのスペアタイヤカバーやバックドアのヒンジカバーも追加しました。
そして今回は、さらに後ろ姿を変えてみることに。
テールランプを丸型にしてみる
目を付けたのが、純正テールランプの上から取り付けるテールランプガーニッシュ(カバー)です。
これを純正ランプの上に貼り付けるだけで、ストップランプ、ウインカー、バックランプが一気に丸型デザインになります。
この丸型デザイン、実は2018年に4代目ジムニーがまだカモフラージュされたテストカーだった頃に撮影されたスクープ写真と同じような雰囲気があります。
これは面白い。
取り付ければ、ジムニーの後ろ姿がかなり変わりそうです。
そのまま付ける前に、ちょっとひと工夫
付属していた両面テープでも取り付けられるようになっていましたが、少し頼りない感じがしました。
そこで、より強力な3MのVHB両面テープに貼り替えることにしました。

そして、まずは実際にテールランプに仮置きしてみます。

おお、かなり印象が変わります。
ところが、ここで二つ気になることがありました。
- カバーがいかにもプラスチックっぽい
- 純正テールランプ周囲のリフレクターが一部隠れてしまう
一つ目は塗装すれば何とかなりそうです。
しかし、二つ目は見た目だけでは済まない問題です。
リフレクターが隠れると車検は大丈夫?
自動車の後部には、夜間に後方から車両の存在を確認できるように後部反射器(リフレクター)を備える必要があります。
そこで、今回のカバーを取り付けることで純正リフレクターの一部が隠れてしまうのが気になりました。
後部反射器には、色や取り付け位置、反射性能などについて基準があります。
- 反射光の色は赤色であること
- 反射部の高さについて基準を満たしていること
- 夜間、後方150mから前照灯で照射したときに反射光を確認できること
そのため、テールランプのカバーで純正リフレクターが隠れてしまうのであれば、別のリフレクターを取り付ける必要があります。
「それなら新しいリフレクターを付ければ大丈夫だろう」と考えました。
テールランプガーニッシュをチッピング塗装
リフレクターの問題は後で考えるとして、まずはプラスチック感の強いカバーを塗装します。
せっかくなので、今回はチッピング塗装に挑戦してみました。
チッピングとは、走行中に小石などが車体に当たって塗装が欠けることを指しますが、車用塗料では、細かな凹凸のあるザラザラした質感の塗装を「チッピング塗装」と呼ぶことがあります。
昔の「梨地塗装」に近い感じですね。
今回用意したのはこちらの3種類です。
- 脱脂用のパーツクリーナー
- メタルプライマー
- イチネンケミカルズ「チッピングブラック」

まずはパーツクリーナーで軽く脱脂。
その後、下地剤をスプレーします。

そして、いよいよチッピングブラックです。
今回は30cmほど離してスプレーして、粒子が細かくなるようにしてみました。

下側が未塗装、上側が一度だけスプレーした状態です。

一度塗っただけでも、かなりきれいなチッピングの質感になりました。
その後、乾燥時間を空けながら4回ほど重ね塗り。
最後に約2時間乾燥させました。

暖かく、日差しのある日だったので、乾燥も比較的早かったようです。
丸型テールランプが完成!
塗膜がしっかり固まったことを確認して、いよいよジムニーに取り付けます。

マット仕上げのバンパーともよく合っています。
プラスチックそのままの状態より、かなり純正っぽい雰囲気になりました。
ちなみに、私のジムニーにはバック時に障害物を検知するとブザーで知らせてくれるバックソナーが付いています。
その配線が出ているため、カバーは少しだけ位置をずらして取り付けました。

問題のリフレクターをどうする?
さて、次は最初から気になっていたリフレクターです。
純正のリフレクターがカバーで一部隠れてしまうため、別のものを用意しました。
選んだのは、必要な面積を確保し、日本の基準に適合するタイプです。

取り付ける位置も、規定されている高さや車体外側からの距離を確認して決めました。

これなら大丈夫だろう。
丸型カバーを付けてもテールランプ自体は問題なさそうですし、リフレクターも基準を満たすものを取り付けました。
「これで車検も問題なく通るだろう」
そう思っていたのですが……。
まさかの「車検アウト」
後日、ディーラーから「車検整備が完了しました」と電話がありました。
そこでジムニーを引き取りに行ってみると……。
なんと、リフレクターの位置が変わっています。

ボディからリフレクターが外され、リアバンパーの端に貼り直されていました。
メカニックの方に聞いてみると、車検の検査場で検査員から、
「あの位置では車検対応できない」
と言われたため、この位置に変更したとのことでした。

なぜ、あの位置ではダメだったのか?
正確な理由までは分かりませんでした。
ただ、考えられるのはリアラダーの存在です。

私のジムニーにはリアラダーが付いています。
見る角度によっては、リアラダーの柱によってリフレクターが隠れてしまう可能性があります。
リフレクターそのものの面積や高さだけではなく、実際に後方から見たときにきちんと確認できるかという点も関係しているのかもしれません。
カスタムパーツを付けるときは、単純に「規定の高さだから大丈夫」と考えるだけではダメなんですね。
今度は横長タイプのリフレクターに変更
しかし、ディーラーで変更された場所にも少し問題があります。
リアバンパーの上部からリフレクターが少し出っ張っているため、ルーフラックに荷物を載せるときに足を掛けると引っ掛かってしまいそうです。
両面テープが剥がれてしまう心配もあります。
そこで、別に用意してあった横長のバータイプのリフレクターに変更してみました。

これならバンパーの上にすっきり収まります。
もう少し下側に付ける方法も考えましたが、個人的にはこのくらいの位置がよさそうです。

マッドフラップに付けるのはアリ?
さらに考えたのが、マッドフラップにリフレクターを取り付ける方法です。

高さについては規定を満たしていると思われます。
ただ、ここでも気になるのが後方からの視認性です。
斜め上から見た場合、バンパーなどの陰になってしまう可能性があります。
そうなると、また車検で指摘されるのではないか……と心配になります。
ジムニーのカスタムは「車検」まで考えないといけない
今回、丸型テールランプに変更してみて、見た目はかなり気に入っています。
ところが、リフレクターについては「規定の高さ・面積を満たしていればOK」という単純な話ではありませんでした。
リアラダーなど、後付けしたパーツとの位置関係によっても見え方が変わります。
今回の経験で、ジムニーをカスタムするときは、
- 見た目
- 取り付け方法
- 安全性
- そして車検で問題にならないか
まで考えておく必要があることを実感しました。
さて、このリフレクターをマッドフラップに取り付けた状態で車検に通るのか?
もし詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただけるとうれしいです。
この記事は、私のジムニーで実際に経験した内容を紹介したものです。車両の仕様や取り付け状態、検査方法などによって判断が異なる場合があります。車検への適合については、実際に検査を受ける運輸支局や整備工場、ディーラーなどに確認することをおすすめします。
コメント
貴重な情報、ありがとうございます。
そうですか、マッドフラップの位置で車検OKだったんですね。
その場所のほうが目立たないのでいいですね。
マッドフラップ、ジムニーの文字の下に細長いリフレクターを貼って2回車検通ってます。