バイクのトラブルで中止になってしまうのか6月のタンデム北海道ツーリングEP3(動画)

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今回は北海道ツーリングで最大のピンチ、ハーレーにトラブル発生でこのまま北海道ツーリングを続けられるかどうかの判断に迫られたお話です
それについてはYoutubeにも動画でくわしく報告していますが、こちらでは写真で説明していきます。


その内容は後ほど報告しますが、まずは前日に泊まったホテル、枝幸のホテルニュー幸林での出発前からです。

朝、目を覚ますと窓の外は曇り空、
夜のうちに雨が降ったようで少し地面が濡れています
朝食会場は昨日の夕食と同じ場所です
素朴なメニューですが、ザ・日本の旅館の朝食という感じです
大きなタラコとイカの塩辛、ホタテのヒモなど、私の好物があって満足

屋根のある場所にバイクを停めておけたので雨に濡れずにすんでいます

北海道ツーリング3日目のスタートです

しばらく走っていると雨がぽつりぽつりと来たので道の駅マリーンアイランド岡島に立ち寄ってレインウェアを着ることにしました

走り始めてすこしだけ雨に降られましたがまもなく止んで雲の間から薄日も指してきました
まあこんなことはよくあることですよね

サロマ湖より手前で右に曲がって内陸の方に入っていきました
今回のツーリングでも楽しみにしていた一つ、お昼はここと決めていた
回転寿司のトリトン遠軽店に到着したのですが、、、
なんと「本日休業」の張り紙がありました

調べてみたら6月はこの日だけが北見エリアのトリトンの休業日だったようです
昨年、札幌で食べたトリトンのお寿司があまりに美味しかったので今回の北海道ツーリングでも一度は食べようと決めていただけにとっても残念です

ところでいよいよ問題のハーレーのトラブルについてお話しします

走り続けていて右折しようとウインカーを付けてみたら違和感を感じました
それはタンクの上にあるインジケーターが点滅していなかったのです

左折の方は問題なく点滅していました
安全な場所にバイクを停めて確認してみましたが、やはり右側だけ前後ともウインカーが点滅していませんでした

困ってしまいました
ウインカーが点かなければ、後続や周囲のクルマに右折や進路変更の意思表示ができません
故障の原因がどこにあるのか、これ以上ひどくなってエンジンがかからなくなることはないのでしょうか
不安にかられ、このままここで北海道ツーリングを終了しなけらばならない事も覚悟しました
しかし迷っていても仕方ないのでとりあえずもう少し先まで行ってみることにしました
左のウインカーは動いていましたので左折の合図は問題ありませんでした
右折については、昔教習所でならった「手信号」で行うことにしました

手信号とは「合図における手信号」として「道路交通法の第53条第1項」で定められていることです
「車両の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない」と規定されています。
つまりウインカーの点滅のほかに手信号での合図も法規で認められている合図になります

具体的な合図の方法についても「道路交通法施行令第21条」で、「右折し、又は転回するときは、その行為をしようとする地点(交差点において右折する場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から三十メートル手前の地点に達したとき。右腕を車体の右側の外に出して水平にのばし、若しくは左腕を車体の左側の外に出してひじを垂直に上にまげること」
と規定されています

念の為警察の交通安全課に電話して確認しましたが、ウインカーの故障等でやむを得ず運転していく場合は、手信号で合図して後続車や周囲のクルマに右折や進路変更の意思表示ができれば走行していいとのことでした
片手を離した状態でカーブを曲がることについても質問しましたが、「規定されているとおり、行為すなわちカーブや進路変更が終了するまで安全な状態を保って合図を継続してください」と言われました

とりあえず道の駅遠軽 森のオホーツクまでやってきました
単にウインカーバルブのフィラメント切れだけなら、予備のバルブを持ってきているので交換すれば直ります
ウインカーレンズを外して確認しましたが、前後ともバルブのフィラメントは切断されていませんでした
やはりそれ以外の故障のようで、たぶんウインカーレバーの根本にあるスイッチが原因ではないかと思います

この手の修理は一般のバイクショップではなく、ハーレーのディーラーでなければ難しいでしょう
確認することにしました
北海道にあるハーレーのエイキディーラーは店舗がすくなくて札幌、旭川、函館そして帯広にあるようです
でも今日は帯広を経由して十勝川温泉に行きますので、帯広のお店に電話してみました
なんと今日、明日は休業だとのアナウンスが流れてきました
希望が絶たれました

さらに先に進みます
気分は沈みがちですが天気だけは晴れてきました
道の駅オーロラタウン93りくべつまでやってきましたのでここでディーラーに電話しました
といっても北海道のディーラーではなく、ハーレーを購入していつも点検を任せている地元埼玉のディーラーです
うまい具合にいつも私のハーレーを点検してくださっているメカニックさんに連絡が取れました

バイクの故障状況を伝え、どんな故障原因が考えられるか相談してみました
やはり私の考えと同じでウインカースイッチの故障の可能性が高いと言われました
また埼玉のディーラーの系列のディーラーが札幌にあるのでそこに連絡してくれると言ってくれました
それならその部品を交換すれば直るのでよかったと思ったのもつかの間、メカニックさんから「その年式のハーレーのウインカースイッチは普段在庫を持っていないと思うので取り寄せになるでしょう」と言われてしまいました
それでも明日は小樽に向かう予定なのでその途中で札幌のハーレーのディーラーに寄ってみてもらうことにしました
今日はやはり札幌のディーラーもお休みですが明日は10時から営業しているので助かります
ひょっとして故障内容によっては修理可能になるかなという一縷の望みにすがります

まあ、これ以上状況は悪くならないようなのでここで北海道ツーリングを終わらせずにすみそうです
帰宅してディーラーの修理工場に預けるまでは、なんとか手信号で安全に走っていくことにしました
北海道の道は市街地を除けば右左折や進路変更をすることも少なくてすむので手信号もそんなに頻繁にしなくてすみそうです

地元ディーラーのメカニックさんに連絡が取れて、なんとなく故障の内容もわかったようで少しだけ安心してツーリングを続けることができました

上士幌まで来た時にホクレンでガソリンを補給して、ついでにフラッグもゲットします

ここのエリアはグリーンなのでフラッグとステッカーを購入してこれで2エリア制覇です

そういえ今回行った北海道のホクレン給油所の多くがセルフ式になっていました
それも給油の量か金額をあらかじめ自分で決めておく必要があります
あふれてしまうと大変なので、自分のバイクの燃費と前回給油からの走行距離から計算して何リットル入るを確認しておく必要があります
あふれてしまうと大変ですし、かといって少なすぎても走行距離が稼げません
ここ以外のセルフ式スタンドは「満タン」という設定があるのでとりあえずノズルを差し込んで給油していっぱいになったら止めてその分だけ支払えばいいのですが、ホクレンのセルフ式はちょっと変わっているのでこれから北海道のホクレンを利用する方は、愛車の燃費と走行距離を確認するようにしておいた方がいいですよ

走っていると右手に雲の切れ間から太陽の光が放射状に地上に降り注いでいるのが見えました
「薄明光線」と言われていますが、ほかにも「天使の梯子」とか「天使の階段」とも呼ばれています

帯広市街を過ぎ、十勝川温泉に入り交差点を過ぎたところで十勝川の方に曲がっていったところにあるのが、今日泊まるホテルです
2年前に泊まってよかったのでリピートした「十勝川温泉第一ホテル豊洲亭」です

バイクは前回同様、雨の当たらない入口右側のところに停めさせてもらいました

このホテルには「豊洲亭」と「豆陽亭」という二種類のタイプがあって、私達泊まる豊洲亭の方のチェックインは一回フロントではなく3回のラウンジで行います
そこにはカードキーで宿泊者専用のエレベーターで上がります
ラウンジにはウェルカムのお菓子とフリードリンクがあります
缶のジュースやビールのほかにワインも飲み放題です
ウエルカムドリンクを飲みながらチェックインの手続きを行います


部屋は広々としていてベッドサイズも大きいです

窓からは十勝川が一望できバルコニーの椅子に座ってのんびり眺めているのもいいです

夏なので使いませんが暖炉も設置されていますので、冬に来たらいいでしょうね

そして何と言ってもここのウリは、部屋に露天風呂が完備されている点です
それも十勝川温泉特有のモール温泉で、美人の湯としても知られ琥珀色のお湯はしっとりとしてツルツルです

夕食の時間になりました
今回のコースは「贅沢ビュッフェ、スペシャルサービス2品付、フリードリンク」です
最近、いろんなホテルでは自分でつくる釜飯が人気ですが、こちらでも用意されていました
ビュッフェでいろいろと好きな料理を取ってきて、アルコール類も含めてドリンクはどれもフリー、カクテルも自分でつくっちゃいました
スペシャルサービルのフカヒレの姿煮も十勝牛ステーキもおいしかったですね。

そしてサプライズがありました
泊まった日の2日前が結婚記念日だったので、ホテルからサービズプレートをいただきました

お腹いっぱいになって部屋に戻り、もういちど部屋の露天風呂に入ろうとして、大失敗してしまったことに気が付きました
露天風呂とその隣の洗面所の電気を点けたまま食事に行っていたのですが、戻ってみたら湯船の上一面に無数の虫が浮いていました
その数、ウン百匹くらいいたでしょうか

とてもそのままお風呂に入れません
さらに壁や洗面所との境のガラス扉にもびっしりです
あわてて電気を消してそれ以上入ってくるのを防ぎましたがあとのまつりです
備え付けのネットで虫を全部すくってからお湯をかき出して入りました
前回行ったときにはこんなことはなかったのでうかつでした

北海道ツーリング3日目の走行ルートです。

翌日は占冠、夕張と回ってから札幌のハーレーのディーラーに向かいます
ウインカー、直るといいなぁ

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