家の土台周囲にある床下換気口。
床下の湿気を外に逃がし、土台や床下の腐食を防ぐために大切なものですが、開口部の隙間が大きいと、虫やネズミなどの小動物が床下に入り込んでしまうことがあります。
そこで今回は、床下換気口にカバーを取り付けてみました。
業者にお願いすることもできますが、今回の方法なら1か所300円以下、作業時間はわずか3分ほど。
しかも、コンクリートに穴を開けたり、接着剤で固定したりする必要もありません。
針金を使って簡単に取り付ける方法です。
床下換気口にはメリットとデメリットがある
床下換気口は、床下にこもった湿気を外へ排出するための大切な設備です。
床下の湿気を逃がすことで、土台などの木材が腐食するリスクを減らすことができます。
しかし、その一方で開口部の隙間から虫や小動物が侵入してしまうというデメリットもあります。
我が家にも家の周囲に何か所か床下換気口があります。
縦格子は付いているものの、格子の間隔がかなり広く、これではネズミや虫などが簡単に入ってしまいそうです。

実際に床下にもぐって点検してみましたが、今のところ侵入した形跡や被害はありませんでした。

被害がないうちに、将来的な対策として換気口にカバーを取り付けることにしました。
用意した床下換気口カバー
まず、現在の換気口のサイズを測ります。
我が家の場合、開口部は横29cm、縦10cmでした。
ネットで「床下換気口カバー」などと検索すると、ステンレス製のものや、開閉できるタイプなど、いろいろな商品が見つかります。
今回はできるだけ費用をかけず、シンプルなものを選びました。

購入したのはこちらです。
- サイズ:30cm × 12cm
- 価格:約270円
- 材質:プラスチック
私はモノタロウで購入しました。
真田化鋼(S・ROSE)
床下通気孔(スーパーパネル)角型ガラリ
品番:R1-YS120-BL
これなら1か所300円以下です。
どうやって換気口に固定する?
カバーを取り付ける方法はいくつかあります。
セメントやモルタルで固定したり、接着剤で貼り付けたり、コンクリートビスで留めたりする方法もあります。

ただ、できればもっと簡単に、しかも後から取り外せる方法にしたい。
そこで私が考えたのが、針金で固定する方法です。

これなら特別な工具も必要なく、短時間で取り付けることができます。
また、後でカバーを外したくなった場合も、針金を切れば簡単に取り外せます。
さらに細かいネットを追加
カバーだけでも十分そうですが、せっかくなので、さらに細かいネットを追加することにしました。
これならカバーの隙間から小さな虫が入り込むのも防ぎやすくなります。

まずカバーの大きさを測り、ホームセンターで購入したネットをサイズに合わせてカットします。

そのままだとネットが浮いてしまうので、マスキングテープで仮止めしておきます。

そして、カバーの裏側から防水タイプのガムテープでネットを貼り付けます。
ガムテープはそのままだと幅が広いので、必要な幅に細くカットしました。


針金で換気口に固定する
いよいよカバーを換気口に取り付けます。
使用したのは、100均で購入したビニールコーティングされた針金です。
これを約30cmにカットします。
① 針金を格子に通す
まず針金の中央部分をU字に曲げます。
それを換気口の縦格子の裏側から手前に通します。

② 針金の長さをそろえる
針金を手前に引き出し、左右の長さが同じになるように調整します。

③ カバーに針金を通す
針金の2本の先端を、カバーの裏側に貼り付けたネットに刺します。
そのまま手前に引き出します。


④ 針金をねじって固定
2本の針金をよじって、カバーをしっかり固定します。

最後にペンチでしっかり挟んで、きつくねじっておきます。

⑤ 余った針金を処理する
余った針金の先端をニッパーでカットします。
そして、ねじった部分を内側に折りたたんでおきます。


取り付け完了!
最後にカバーを軽く動かして、ぐらつきがないか確認します。
しっかり固定されていれば完成です。
気になる床下の通気も確認してみました。
カバーを取り付けた後も、床下からの風は今までと変わらず、しっかり出ています。
これなら換気を妨げることなく、虫や小動物の侵入を防ぐことができそうです。
費用は300円以下、作業時間は約3分
今回のDIYにかかった費用と時間は、とてもわずかでした。
- 換気口カバー:約270円
- ネット:手持ちのものを使用
- 針金:100均のものを使用
- 作業時間:約3分
業者にお願いすることもできますが、今回のような作業なら、DIYが得意でない私でも簡単にできました。
特に「穴を開けたくない」「接着剤で固定したくない」「必要になったら外したい」という場合には、針金による固定は手軽な方法だと思います。
夏の直射日光には注意
今回使用したカバーはプラスチック製なので、夏の炎天下で直射日光が当たり続ける場所では、長年使用すると熱や紫外線によって変形する可能性があります。
もし変形が心配な場合は、針金を中央1か所だけで固定するのではなく、左右2か所で固定すると、カバーが反ってしまうのを防ぎやすくなると思います。

実際の取り付け作業を動画で紹介
今回の取り付け方法は、動画でも紹介しています。
まとめ
床下換気口は、家の床下を換気するために欠かせないものです。
だからこそ、完全にふさいでしまうのではなく、換気を確保しながら虫や小動物の侵入を防ぐことが大切です。
今回の方法なら、特別な工具や専門的な技術がなくても、低コストでカバーを取り付けることができました。
「床下換気口から虫やネズミが入らないか心配」という方は、一度自宅の換気口をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ただし、住宅によって換気口の構造や必要な通気量は異なります。カバーやネットを取り付ける場合は、換気を妨げないことを確認したうえで行ってください。
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