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ハーレーのハンドル部スイッチカバーとボタンをクロームメッキに交換する

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先日購入したクリアキン製のメッキ仕様のスイッチカバーとメッキボタンを交換しました。

harley-switchcase04.jpg



商品には英語版の詳細な取り付けマニュアルが付いているのですが、今ひとつわかりにくかったので、翻訳したものを参考に交換作業の写真を付けて解説します。
作業しながら写真を撮ったのですが、夕方までかかってしまい段々暗くなってきたのと、スイッチボックス内部の部品やスロットルケーブルをいじっているうちに、油で手が真っ黒になってしまったので、後半部分の写真が少ないのはカンベンしてください。

作業を始める前にマニュアルを一通り読んで、、、、って全部英語なので翻訳した文章を印刷してコチラと、本文についているイラストを参考にしてバイクのそばにおいておきます。
ハンドル廻りの作業を行う時は、工具やパーツなどをタンクの上に落として傷つけないように、毛布や大きめのタオルケットなどを掛けてカバーしておきます。

クロームスイッチケース交換

電気系作業のお約束、バッテリーからケーブルを外します。

クロームスイッチケース交換

必ず「マイナス側から外す」という基本ルールを守ってください。
大変そうな右側、スロットル側から片付けちゃいましょう。

クロームスイッチケース交換

はじめにブレーキレバーの根元スイッチを保護する目的で、レバーを握って出来た根元の隙間に適当な大きさに切ったダンボール片を挟んでおきます。
当初なぜこうするか分かりませんでしたが、ケース内に収めてあるブレーキランプ用スイッチを壊さないためでした。
このスイッチ自体は普段は出っ張りの部分が飛び出ている時はラインはオンになっていて電気が流れる=ブレーキランプが点き、押されて引っ込んだ時はラインはオフになりブレーキランプが消えます。
ブレーキレバーを握っていない状態だと根元のこのスイッチと接触する部分はスイッチを「押す」状態なのでランプ消、握ってスイッチが開放されるとブレーキが点きます。
スイッチケースとレバーホルダー、レバーを組み立てる時、そのまま(握っていない状態)だとスイッチを「押す」状態で組み立てる事になります。
ブレーキスイッチは防水用に薄いゴムで覆われているのですが、気にせず組み立てるとこのゴムを破ってしまうので、レバーの根元とスイッチが干渉しないようにレバーを握ったのと同じ位置で組み立てるように段ボール等をはさんでレバーを動かしているのです。

クロームスイッチケース交換

そして、アクセルケーブル(引き側)とアイドルケーブル(戻し側)のアジャスターを目いっぱいゆるめておきます。
こうするとアクセルグリップの溝からケーブルとタイコが抜けやすくなります。
スイッチケースを外す前に、ブレーキレバーユニット部を外します。

クロームスイッチケース交換

手前側の上下に箇所にあるトルクスボルトを、車載工具のトルクスレンチを使って緩めてユニットを外します。
外したユニットはブレーキホースで釣り下がっていますので、ブラブラしないようにしておきます。
特にブレーキのリザーバータンク部は逆さまに吊り下がると、ブレーキホース部に空気が入りブレーキの効きに影響する恐れがあるので、タンク部だけは上下を保持しておく方がいいようです。

クロームスイッチケース交換

その後で、スイッチ部のユニットを分解します。

クロームスイッチケース交換

クロームスイッチケース交換

 

ユニットが上下、分割できたら下部ユニット内から出ている2本のスロットルケーブルを、グリップ部の溝から外します。

最初にケーブルをゆるめてあるので外しやすくなっていると思います。

クロームスイッチケース交換

 

この時の事は、先日書いた「ハーレーのハンドルグリップを交換する」の記事も参考にしてください。

ケーブルを外すときは、小さな真鍮製のタイコパーツが外れやすいのでなくさないように気をつけます。

ケーブルが2本とも外れたら、下側ユニットから下に引き抜いておきます。

 

右側のユニットの下には、ヒトデのような形をした黒いプラスティックのパーツがあります。

これは回して絞り込む事で、スロットルの動きに摩擦を与えて動きにくくして、定速走行の時にスロットルから手を離してもアクセルが開いたままに出来るものですが、通行量の少ない広大なアメリカのフリーウェイを長時間走るならともかく、日本の場合には一般道は当然、車の多くマイペース走行など出来ない高速道路でもあまり使い道がありません。

この純正パーツも、クロムメッキのケースに移植してもいいのですが、付属パーツの中に「ローレットビス」が入っているので、こちらに交換してもいいのです。

私はせっかくなのでローレットビスを使いました。

この場合でも、純正の下側ユニットにある、スロットルアジャストボルトに押し出される、弓形の黒いドラムブレーキシューのような形のパーツは使いまわししますので取っておきます。

 

さて、分解したユニットの中にはケーブルにつながれたスイッチがあります。

これを外すには、小さなトルクスネジを外すのですが、車載工具の中には該当するものがありません。

クロームスイッチケース交換

手持ちのトルクスビットから合うものを選び、ビスを外しました。

クロームスイッチケース交換

右側はケーブルをサブプレートに固定しているロックスを切らずに作業しましたが、ケーブルの下にトルクスネジがありやりにくかったです。
やはり注意深く切った方が作業がやり易いようです。

クロームスイッチケース交換

上下ともビスを外しますが、下側にはブレーキレバーが握られている事を感知する、ゴムで覆われたマイクロスイッチユニットがありますので、こじって外しておきます。

クロームスイッチケース交換

クロムメッキのスイッチケースを交換するだけなら、この後新しいケースに組み込むのですが、今回はスイッチのボタンも別に用意したメッキタイプに交換します。
現在付いているスイッチ一つ一つの黒いカバーを外します。

クロームスイッチケース交換

これが結構手間の掛かる作業でした。
細いマイナスドライバーを差し込んでカバーを浮かすのですが、スキマもほとんどなく又あまり力を入れるとカバーを割ってしまいそうで力加減が微妙です。
そして、新しいメッキカバーを付けるのですが、これも簡単にははまってくれません。
結構指先に力を入れながら、そして付いているグリースで手が黒く汚れながらの作業となりました。
一部のカバーにはスプリングが使われていますので、どういう構造ではまっていたか、デジカメで撮影するなどして記録しながら一つずつ作業を進めます。
ようやく片側三つのスイッチカバー(キルスイッチ、スタータースイッチ、右ウインカー)の交換が終わったのはそこそこ時間が掛かりました。

クロームスイッチケース交換

カバー部には動きをよくするためにシリコングリースを薄く塗っておきました。
あとはケースを新しいクロムメッキに交換して組み付けます。
スイッチのサブプレートをユニットに固定するには、最初から付いていたトルクビスでもいいのですが、クリアキンのクロムケースには、新たにプラスのビスが付いていました。
ビスの頭の大きさは純正のトルクスの方が小さいのですが、後々の作業性を考えて簡単なプラスネジを使う事にしました。
ウインカースイッチのある下側には、レバーの開閉を検検知するラバーカバーのボタンが付きます。
スイッチ固定用のプレートで、このラバースイッチも押さえますので取り付け方を覚えておきます。
上側、下側のユニットそれぞれにサブプレートをビス留めします。
下側には、ブレーキレバー用のゴムカバーのマイクロスイッチユニットも組み込んでおきます。
スロットルアジャスト用のビスも新しく組み付け、アジャストプレート(ブレーキシューみたいの)をつけておきます。
下側ユニットには、外しておいたスロットルケーブルを差込ます。
インナーケーブルがアウターチューブから長く出ている方が引き側でケースの奥側(バイクの前方)、短い方が戻し側でケースの手前側(ライダー側)になりますが、ケーブル根元の径の太さが微妙に違っていて、正しい方法でしか2本とも差し込めないようになっていました。

ここまで出来たら下側ユニットの下の穴からユニットをハンドルバーの所定の位置にあてがい、スロットルケーブルをグリップの溝にはめます。
外しておいた真鍮のタイコをケーブルの先端にはめ、グリップの溝にはめます。
二本のケーブルを溝にはめたら、動きのある部分にシリコングリースを塗っておきます。
グリップとこすれるスイッチハウジングの溝の中にも同様に処理します。

上下のスイッチユニットを、付属のクロムメッキのトルクスビスで固定します。
この時注意する点は、スイッチケースから出ている黒い配線チューブを、ハンドル裏側の凹み部分に沿って取り回さないと上下のスイッチケースに挟んでしまいます。
そのあとで、ブレーキレバー部を元通りにセットしてビスで固定します。
この時、スイッチケースの溝とはまる場所がありますので、スキマが生じないよう位置を合わせて固定します。
はめておいたレバー根元のダンボール片を外します。
最後にゆるめておいたアクセルケーブルとアイドルケーブルのアジャスターを調整して、スロットルの遊び部分を調整します。
ハンドルを左右に切った状態で、スロットルの動きに影響していないか確認します。
これで右側のスイッチプレートとボタンのクロムメッキ化が完了です。

クロームスイッチケース交換

続いて左側のクラッチ側の作業です。

クロームスイッチケース交換

スロットルケーブルの作業がない分ラクですが、一番てこずるのがボタンカバーの付け替えなのでこの作業はどちらも同じです。
作業は基本的に右側と同じで、
・クラッチレバー部の取り外し
・スイッチユニットの上下分割
・内部を固定しているサブプレートのビス外し
・クラッチレバー感知のゴムカバースイッチの取り外し
という分解作業を経て、
・スイッチカバーのメッキパーツへの交換
・新しいクロムメッキユニットへの組み付け
・ハンドルバーへの取り付け
・クラッチレバー部の取り付け
です。

こちら側のスイッチユニットの方が、最後にユニットの上下を組み合わせる時にケーブルの取り回しに手間取りました。
そしてハンドルバー部の全部の作業が終了したら、外しておいたバッテリーケーブルを接続して、すべてのスイッチの動作を確認します。
やってみれば作業内容自体は単純なのですが、スイッチカバーの交換作業の手間、ケーブルの取り回し、シリコングリースの塗付など、注意すべき点はいくつかあります。

出来上がったハンドル廻りを見ると、グリップ、スイッチ部ときれいなメッキパーツになりましたが、こうなるとコメントでもいただいたように、左右のレバーのホールド部、右側ブレーキマスターシリンダーの黒いパーツが目につくようになりました。

クロームスイッチケース交換

クロームスイッチケース交換

ハーレー純正でない、サードパーティのアフターパーツは、メッキの質があまりよくないとのご指摘をいただきましたので、こまめに手入れをやっていきたいと思いました。

【追記】
しばらく、この状態でツーリングに行っていましたが、スイッチケースのメッキ部はいいのですが、スイッチボタンのメッキ部は、明るい日差しの下では書かれている表示がほとんど見えません。
もちろん操作するには、どのボタンが何のものかは把握していますが、車検とかの時にはどうかなと思います。
それにどうも全体がキラキラし過ぎて少しうるさいです。
ボタンの部分だけ、メッキパーツをやめて、元のオリジナルの黒いスイッチカバーに戻しました。

cromeswitch-21.jpg

この方が表示もはるかに見やすいですし、グリップやレバーホルダーなど、メッキと黒パーツのコントラストのデザインが統一されているようで、私は好きです。
という事で、こちらのスタイルでいくことにしました。

【関連記事】ハーレーのハンドル周り作業

 ■「ハンドルグリップ交換」記事は、コチラ です。

 ■「ハンドル部スイッチカバーとボタンをクロームメッキに交換」記事は、コチラ です。

 ■「ウインカー・エクステンション・キャップの取り付け方」記事は、コチラ です。

 ■「ブレーキランプがすぐに点灯してしまう時の対策」記事は、記事は、コチラ です。

 ■「ブレーキスイッチを交換」記事は、記事は、コチラ です。

コメント

  1. susa さん へ、
    お褒めいただき、ありがとうございます。
    そう言っていただくと、
    とっても張り合いが出ます。
    ハンドル部の分解は、
    去年のグリップ交換でやっていましたので
    割と簡単でしたが、
    スイッチカバーだけはかたかったです。
    たぶん皆さんも出来る改造だと思いますよ。

  2. こう言う記事がたまらないんですよ^^
    今日もしっかり読ませていただきました!
    が、しかし自分では到底無理です。
    「すごいなー」と感心しきりです^^;

  3. DON さん へ、
    いろいろ試してみるのがいいですね。
    私もやってみるまでは、全部メッキがいいと思っていました。
    実際に付けてみて、ツーリングで使ってみて
    自分にあったものを採用するのがいいです。
    今は通販でいろんなパーツが買えるので
    とっても便利になりましたね。

    おくさん さん へ、
    やはりそう思われますか。
    皆さんから賛同にご意見をいただいて
    自信がもてました。
    もともとボディもハンドル周りも黒系なので、
    一部が光ると目立ちますね。

  4. 全部めっきもいいですが、
    ボタンが黒くなると、しまった感じですね。
    それでも、めだちます~♪

  5. 我が家もスイッチ部の交換を考えましたが、メカ好きおじさんさんとは逆にしようかと!
    まだスイッチも購入していませんが。

  6. かえる十兵衛 さん へ、
    何が大変って、スイッチカバーの付け替えが
    固くて取るのも付けるのも手間取りました。
    でも出来上がってみると、
    黒一色のノーマルよりいい感じです。
    自己満足ですが気に入ってます。
    ハーレーのパーツはいろいろありすぎて
    欲しいものが次々気になっちゃいます。
    宝くじ、当たんないかな!

    すなこ。 さん へ、
    大掛かりな事は出来ませんが、
    見た目をちょこっと変えたり、
    乗り心地やツーリングに便利になるように
    ちょっと工夫してみるのが楽しいです。
    ボタンまでメッキにしてしまうと
    書いてる表示や文字がほとんど見えませんでした。
    実際に運転する分には問題ないのですが、
    やっぱりこっちの方が「カッチョイイ」ですよね。
    「ワイフすなこ。とY氏旦那のバイクルマライフ」ブログも
    三年目なんですね。
    こちらこそよろしくお願いします。

    バイクおやじ さん へ、
    「ボタン黒」に一票、いただきました。
    せっかく買ったメッキボタンカバーですが、
    残念ながら私には合いませんでした。
    今度一緒にツーリングに行ったら、
    じっくり見てくださいね。
    ハーレー純正でなければ5千円もしませんよ。

    犬飼 さん へ、
    私もマニアックなものは無理ですが、
    簡単な弱電系や無線系は好きです。
    でもこれは「電気系」というより「工作」ですね。
    ドラッグスターのスイッチボックスは困りましたね。
    ネットで情報を検索するか、
    今の状態をデジカメ等で撮って
    ヤマハショップに行って聞いてみるのが一番ですね。

  7. ぼくは電気系統は怖くて触れないのですが
    ここまでやるとはさすがです。

    このブログの影響でドラッグスター400のハンドル調整を
    したはいいものの、スロットル側のスイッチボックスの
    配線が外せず、ネジもゆるめられないので放置してます。
    何とかしたいのですがなかなか・・・。

  8. 「ボタン黒」に私も一票です。
    この方が全然締まって見えてグッドです。

    こういうの見るとやりたくなります。
    先立つものがないので誘惑しないでください。
    特に生で見たら・・・恐ろしいです。

  9. どもどもです(^^)
    メカ好きおじさんの手にかかると、
    色んなことが出来て、羨ましいです☆

    meもボタン部分は、黒がカッチョイイと思いました~
    確かに、走行中見辛いのは怖いですしね(^^;)

    meもブログを初めて3年目になりました。
    これからも是非とも、よろしくお願いいたしますです♪

  10. 作業お疲れ様でした。
    自分で何でも出来ると完成したときの嬉しさ・感動もひとしおですね
    ボタンだけオリジナルの黒に戻すあたりがセンスの良さを感じます
    グリップとのコントラストも良くて、合っていると思います
    ハーレーは色々とそういうパーツが多くて楽しめますね(^^)

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