ハーレーのブレーキランプがすぐに点灯してしまう時の対策

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以前、ハンドル周りのスイッチやハンドルグリップを交換しましたが、その後かなり経ってからブレーキランプの点灯がちょっと気になっていました。
症状は「ブレーキレバーをほんの少し握っただけでブレーキランプ(ストップランプ)が点灯してしまう」というものです。
これだと走っている最中でも、ブレーキレバーにほんの少し指を掛けただけで、ブレーキを効かせていないのでブレーキランプが点いてしまい、後続車に迷惑を与えそうです。

後輪ブレーキの足踏みペダルの方はそんな事はなく、ある程度踏まないと点かないようになっています。
前輪ブレーキの方はブレーキレバーに連動して、その根本にあるスイッチケース内のスイッチの感度が高すぎるのが原因だと思われます。

前にスイッチケースを分解した時の情報から対策を講じてみました。
一般的なバイクのブレーキレバーの根本にはマイクロスイッチがあり、レバーを握ってブレーキを掛けた時にスイッチが押されてブレーキランプが点くようになっています。
ハーレーの場合には、この時のスイッチの動作が逆で、常にスイッチが押された状態にあって、握った時にスイッチが離れた状態になってブレーキランプが点くようになっています。
スイッチ部の組み付けの際に微妙な隙間の間隔が変わってしまい、この「押された状態」からすぐに「解放状態」になってしまうので、ブレーキレバーに軽く指を掛けただけで「遊び」の部分が動いただけでもブレーキランプが点灯してしまうのです。

対策ですが、スイッチ部を分解してマイクロスイッチの取り付け方法を変更してやればOKですが、ここではもっと簡単な方法で対応します。
要はブレーキレバーを握ってもすぐにスイッチが離れた状態にならなければいいので、レバーの根元の部分とスイッチ部分の隙間に「挟みモノ」をすればいいのです。
今回は簡単に少し厚め布ガムテープを重ねて隙間にはさみました。


 

一枚だけだと薄いので布ガムテープを三、四枚重ねて様子をみます。
私の場合には三枚くらいでちょうどいいようでした。
これでよければレバーにちょうど付くようなサイズにカットしてレバーの根本に貼って完了です。
レバーの貼り付ける部分にはオイルやグリースが付いているとすぐにはがれてしまうので、無水アルコールやベンジン、ブレーキクリーナーなどで拭いて脱脂しておきます。

これだけでブレーキランプがすぐに点いていますことが防げるようになりました。

【関連記事】ハーレーのハンドル周り作業

 ■「ハンドルグリップ交換」記事は、コチラ です。

 ■「ハンドル部スイッチカバーとボタンをクロームメッキに交換」記事は、コチラ です。

 ■「ウインカー・エクステンション・キャップの取り付け方」記事は、コチラ です。

 ■「ブレーキランプがすぐに点灯してしまう時の対策」記事は、記事は、コチラ です。

 ■「ブレーキスイッチを交換」記事は、記事は、コチラ です。

コメント

  1. DON さんへ、
    中を開けて調整する方法の方が確実ですが、
    ただ鈍くするだけならこの方が簡単です。
    ハーレーのウインカーのキャンセル機構は
    傾きセンサーやら何やらなので調整はどうやるのでしょうかね。

  2. ははぁなるほど!
    そういう手もありですね。
    我が家のエボリューションウルトラはウインカーが自動的にキャンセルになるのが早くて、交差点に差し掛かるとすぐに消えてしまいます。対策は無いと言いますが!今調査中です!(^^)!

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