15cm角の極小レイアウトを作る-Vol10-ペーパークラフトで木曽森林鉄道の制動車カブースを作る

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レイアウトの方もだいぶ出来てきましたのでここでちょっと走らす車両の方を作ります。 と言っても牽引するのがコッペル1号機で半径55mmの急カーブですから木材運搬車の他にはあと1輛が限界です。
そこで作ったのが車掌車ともいえる制動車、カブースです。
参考にしたのは木曽森林鉄道で使われていたものです。

ネットの画像を参考にパソコンで図面を引き厚紙に印刷しました。 この段階で木目のラインや色なども付けておきました。 それをカッターで切り抜きます。

レーザーカッターとかあると細かいところもキレイに出来るんでしょうけど普通の工作用カッターでカットしました。

本体と窓枠を重ねて貼り合わせます。

箱型に組み合わせドアのパーツを追加、この後窓枠下のラインも貼っていきます。
プリントしただけではいかにも紙製なので塗装します。 紙の上にいきなり塗料を塗ると紙がふやけるので一度つや消しクリアを吹いてから縫っています。 屋根はプラバンの塗装です。

左側に見えるのが組み合わせるBトレイン用の台車です。

ベースはプラバンの前後に木製パーツを貼り、塗装して木目のように仕上げます。 ボディはサンドカラーでウエザリングしています。
黒いナットはウエイトとして中に入れます。

前後の手すりを1mm角のプラ棒を曲げて接着します。
ここはガンメタ色がいいのでフラットアルミとフラットブラックを混ぜて調色しました。

窓枠のところの手すりは0.3mmのステンレスワイヤーを曲げてボディに穴を開けて接着しました。

前の手すりのところには0.5mmの真鍮線で取手部分をはんだ付けしてブレーキレバーを付けました。

このレイアウトを走るのはコッペルが引く木材車とカブースです。
ちょうどいい編成でしょうね。

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