15cm角の極小レイアウトを作る-Vol11-2軸の木材運搬車を作る

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直径11cmという急カーブのレイアウトで小型蒸気機関車のコッペルに牽引させられる車輛は限られています。
最初は津川洋行の「保線用平トロッコ2両セット」を購入してこれを引かせるつもりでした。


でもやはり手を加えたものが欲しくなり、空荷の平トロッコに細工材を茶色に塗って載せて無理やり木材運搬車にしてみました。

津川洋行の方に載せているのは枕木なので森林鉄道で切り出してきた山林の木ではないのですが今回は2軸の木材運搬車にしてしまいました。
本来の2軸木材運搬車は例えば国鉄貨物のチ1形などのような長尺タイプでしょうし、平トロッコを使う場合は前後2台使うのでしょう。
でもこの極小レイアウトではそんな大きな車輛は無理ですのでこれでOKとしました。

リアルかどうかは別にしてこのサイズのレイアウトならお似合いだと思っています。

しばらく牽引させて走らせていましたがこの平トロッコの台車の転がり抵抗が気になってきました。
コッペル1号機は小さなモーターで車間距離も短く牽引力も高くないので少しでも軽く動く車輛が必須です。
そこでBトレ用の台車の上に木材を載せる車輛を制作しました。
台車中央の接続部分をカットして上にプレートが載せられるように嵩上げ、今回も木材は2mm角の細工材を丸くして茶色に塗装した後で紙やすりで軽くこすり木肌を表現してカットしました。

プレートの四隅には落下防止の棒を付け木材をワイヤーで固定しました。

ところでこの台車は下の写真のように片側にしかカプラーが付けられていません。
これでは前後に連結出来ませんので反対側にもカプラーを追加しました。
カプラーはアーノルドタイプでは大きすぎて車間も空きすぎるのでKATOの車間短縮ナックルに統一しました。

こうして作った木材運搬車と以前紹介したペーパークラフトで作った制動車カブースの2輛を牽引してコッペルに引いてもらうことにしました。

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