レザークラフトでいろいろなモノを製作するときにホックを留める頭の部分にコインを使ったコンチョをよく使っています。
いろんなデザインやサイズのものがあってレザークラフトの作品にはよく似合うと思います。
でも付属するネジにはいろんな形、サイズのネジがあるのですがこれには少々問題があります。
頭の部分が大きすぎてそのままジャンパーホックのメスを締めて留めるとオスの中に収まらずホックが微妙に浮いてしまいちゃんと留められません。
収まるサイズに削るという方法もありますが手間が掛かる割にキレイに仕上がりません。
そのために別売りで「コンチョネジ」として真ちゅう製で足の長さが4.5mmのものと6mmのものが130円で売られています。
今までもこのコンチョネジを買ってホックを留めていました。
しかし最近になって買ったコンチョの中にこの別売りのコンチョネジが入らないものがいくつかありました。
ネジのサイズ(太さとピッチ)が違っているようです。
確認のためにこの真ちゅう製のコンチョネジのサイズをお店でチェックしました。
「UNC ユニファイネジの#6」でした。
あれ!?このサイズ、どっかで見た事があります。
自作パソコンをやっている方ならパーツやマザーボードを取り付けるネジが二種類あるのをご存じでしょうけどその内の等軸、等ピッチの方がこの「UNC ユニファイネジの#6」です。
このネジならパーツケースにいっぱいありますので頭の大きく無いものや長さの短いものも持っています。
なーんだあのサイズならこのネジが使えたんですね。
おっと話がそれましたが、手持ちのコンチョでこの「UNC ユニファイネジの#6」が使えないものがあるので困っているという話でしたね。
コンチョのネジの方もホームセンターに持って行ってチェックしてきました。
こちらのサイズは「ISOネジ M3.5」でした。
今までのがUNCだったのでISO規格というのもちょっと疑問があるのでひょっとしたらインチサイズの「9/64inch(3.57mm)」なのかもしれません。
でもM3.5でちゃんと入ったのでこのネジを買ってきました。
長さ6mmの方が8本入りで84円、長さ8mmで6本入りが91円でした。
真ちゅう製のコンチョネジよりかなり安いですね。
特殊ネジの部類で、一般的にはあまり使われていませんが機械モノの型番プレートなどを固定するのに利用されているようです。
買ってきたネジをコンチョに入れてみました。
うまく収まりました。
頭の部分も大きくないので、ホックのオスの中にすっぽり収まります。
コンチョのネジのサイズが二種類あるのをはじめて知りましたが両方のコンチョネジのストックが出来たのでこれからの作業は安心です。
※ レザークラフトをやるなら手縫いセットとレーシングポニーは必需品です。
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