レザークラフトをやっていると避けて通れないのが革の切り口、コバを磨く作業です。
まっすぐな所なら作業はしやすいですがきっちり半丸の断面になるようにしかもテカるくらいまで磨くには結構労力が入ります。
まして窓に開けた内側のしかも狭い場所だとスリッカーが入らず革の端切れを二つ折りにして磨くのですが力をかけらず滑らかに仕上げる事ができません。
そんな時ネットで調べてみたら多くの方がルーターの先端に木製の円盤のサイドに溝を掘ったものを取り付けて作業していました。
なるほどこれなら手でやるより効率的で早くキレイに作業出来そうです。
しかもビットの先端を小さく作れば先ほどのように狭い内側でも磨く事ができるでしょう。
ルーターの先端に取り付ける木製ビットはネットで販売もされているようですが簡単に自作できそうなので作ってみました。
用意したのは自宅にあった木製の円柱の丸棒それに3mm径のビスとナットです。
丸棒を適当な長さにカットします。
どれくらいの長さがいいのかわからなかったのでいくつか作ってみました。
結局、手持ちのビスの長さを考慮して15mmのものを使いました。
中心にドリルで3mmの穴を開けます。
ここがブレないようにまっすぐ開けるのに苦労しました。
穴が開いたらビスを通してナットで固定します。
これをドリルの先端に取り付け回転させながら金やすりを当てて溝を掘っていきます。
粉塵が飛び散ってもいいように透明なビニール袋の中で作業しました。
木工用の金やすりで大まかな形を作っていきます。
仕上げは細い丸棒(使ったのは細い面相筆の軸です)に紙やすりを巻き付けて、きれいな半円のなめらかな溝に仕上げます。
今回、15mmの厚さにしたのは、磨くコバの厚さ(=作っている作品の重ねた革の厚さ)に合わせて、厚いものと薄いものの両方に使えるように、溝を二本掘るためです。
溝が掘れたらルーターの先端に取り付けて磨いてみます。
おお、これは便利です。
力を掛けずにキレイに均一に磨く事が出来ました。
回転数を上げすぎると煙が出て焦げてきますので調整します。
トコノールが少なかったり乾燥しきってしまうとツヤが出にくくなるようです。
そんな時はコバの断面はこれできれいに半丸に仕上がったので再度トコノールを塗って布でこすってツヤ出しをします。
簡単なものなので作ってみてはいかがでしょうか。
※ レザークラフトをやるなら手縫いセットとレーシングポニーは必需品です。
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