15cm角の極小レイアウトを作る-Vol8-点滅式の踏切警報機を作る

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パソコンでコッペル1号機のプレートやホーロー看板を作った時に踏切警報機の「踏切警標(クロスマーク)」や「踏切ありの交通標識」も印刷していました。

踏切警報機を切り抜き0.2mm厚のプラバンに貼って2mm角のプラ棒に取付けます。 踏切警標の裏側もJIS規格で黄色と決まっていますので塗っておきます。
「とまれみよ」のプレートもお約束ですね。

縮尺としては1/87のHOよりは小さく、1/150のNゲージ用よりは少し大きくしました。 サイズとしては不揃いですがイメージ的にはこれくらいの方がこのレイアウトには似合いそうです。

ホーム近くの渡り板の横に設置してみました。
アースカラーや地味な色合いのレイアウトの中で、黄色と黒は目立ちますね。

でも何か物足りません。 実際の踏切では警報音発生器が鳴って踏切警報灯が点滅しています。 音を鳴らすのはともかく赤色の点滅は再現したいですね。
調べてみると製品として点滅する踏切警報機も販売されているようです。 でも今回のレイアウトでは極力市販品を使わずフルスクラッチで作りたいので点滅機構も自作します。

回路はパーツを探して買うよりキットに頼ります。
購入したのはこちらの「電子工作キット LED点滅回路キット」です。 LED2個を交互に点滅出来るので踏切警報灯にぴったりです。



キットでは5Pラグ板にパーツをはんだ付けするようになっていますがスペースを取りすぎるので小型化の為にユニバーサル基板を使い、配線を見直して作りました。

この警報機に使うLEDはキット付属の5mm砲弾型では大きすぎて使えません。

これもネットで超小型チップLEDのものを購入しました。 「Teflon 配線付き SMD 0402 チップLED 白 20本入り」です。



0402チップは表面実装型LEDの中でも一番小さいものでサイズは1.0mm×0.5mmというものです。 あまりに小さいので自分でリード線をはんだ付けするのはたいへんなので最初からテフロン線が付いているものを選びました。

このLEDを踏切警報灯の丸い枠の中に組み込んで光らせたいのですが、プラバンを2mmパンチで抜いて中央に1mmの丸穴を開けてみようとしましたが反ってしまったり縁がキレイに抜けずにうまくできませんでした。

そこで2mmのプラの丸棒に1mmの穴をピンバイスで開けてみました。

これをカッターで輪切りにカットしたらうまく出来ました。

板に両面テープを貼ってこの輪切りのパーツを仮止めした中にSMDチップLEDをはめて瞬間接着剤で固定しました。

これを二つ並べて上部を1mmのプラ丸棒でつなぎました。

点滅回路につないで点灯テストをするとねらい通りの点滅をしてくれました。
まだ遮光用の塗装をしていないので光が漏れています。
チップLEDの細いテフロン線は支柱の裏側に沿って上から黄色と黒のテープで巻いて隠しました。

一旦レイアウトで確認してみました。
最初に作った未点灯の踏切警報機は裏側しか見えない線路の反対側に設置しました。 また踏切ありの道路標識も差し込みました。

点滅回路はスタイロフォームに窪みを掘って埋め込みました。 地面に刺した踏切警報機からの配線も裏側を這わせておきます。

塗装の完成した山と地面に設置してみました。

線路の渡り板の端の部分には黄色と黒のテープを貼ってみました。

 ※今回の踏切警報機の動作状況を動画にアップしました。

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