金属加工のこだわり

記事内容とは関係なく広告が表示されます。

先日作った、ハーレーの車載カメラ用ステー
これにデジカメを載せて撮影すると振動によるブレが目立つ事が判明しました。
やはり今使っているデジカメの三脚穴が、カメラの真ん中に無いので
片持ちではブレ易いようです。
以前作ったバランスプレートは今回、そのままでは使えませんので、
一部を修正して再度作成です。

こういうプレートは、ただカメラを支えるだけのもので、
機能さえしっかりしていれば目に付く部品でも無いのでどうでもいいモノなんです。
でもそういう所にこだわって作っているのが楽しいんです。

デジカメ固定用のビスは、1/4インチ、20山、UNC規格のものです。
近所のホームセンターには12mmの長さの六角ボルトのものしかありませんでした。
このままでは長過ぎるので金ノコで短く切断します。

neji01.jpg
(右側のネジです)

でも結構大変なので、東急ハンズで探してみました。
ありました!
長さ10mm、しかも皿ネジです。
(上の写真の左側のネジです)

これに組み合わせるプレートは、アルミ平角棒(5×20×300)から切り出します。
neji02.jpg
右から、素材そのもの、今回作成したもの、
そして一番左側のが前回作成したものです。

ここでのこだわりは、必要の無い「ヘアーライン仕上げ」、もちろん紙やすりで
削って仕上げ、さらに角の部分は面取りしてあります。

そして皿ネジに合わせた皿取り加工穴の磨き。

真ん中のネジ穴のタップも前回より綺麗に仕上がっています。

これらがうまく出来ていれば、それに組み合わせるネジも引き立つというもの。
neji03.jpg

実際にデジカメに取り付けてみました。
neji04.jpg

皿取りをもう少し深くしてビスの頭をプレートとツラ一にする必要がありそうです。
でも満足のいく仕上がりです。

使用する時は、もちろん逆さまになる訳なので、このプレートも皿ビスも見えません。
それでもこういう所にこだわっているのが私らしいと思っています。

コメント

  1. まさかずさんへ、
    コメント、ありがとうございます。
    まだ工具買ったくらいで、眺めて楽しんでるだけです。
    実際に作ってないんですが、夢はどんどん膨らんで、
    まさかずさんのような大きなバッグやサドルも
    出来ちゃうんじゃないかってくらい、
    妄想しています(笑;
    本格的な金属加工は、精密機械や溶接等、
    あまりに敷居が高すぎてちょっと手が出せないですね。
    でも、サンポールを使った鍍金や、サンドブラスト位は
    なんとか出来そうなんで、いつかトライしてみたいですね。
    まさかずさんの今までの作品を見ても
    私もそう感じていました。
    だって完成度がめちゃくちゃ高いですよね。
    素人の手作りの域を超えてます。
    かなり器用な方なんですよね。
    私の方は、老眼がすすんで細かい作業がつらくなってきました(笑;

    エルグさんへ、
    いつも何か作っているのが楽しいですね。
    小学生の頃、夏休みの宿題で一番最初に手がけるのが工作でした。
    今もあんまり変わってませんね。
    エルグさんの作品もぜひ見せていただきたいですね。

  2. 今年も創作意欲に溢れていそうですね。

    自分なりのこだわり
    材質だったり、仕上げだったり
    判ります。

    自作だからこそ
    こだわりたいものですよね。

    やりかけや構想中のものがあるので
    今年は1つでも多く手を付けて行きたいです。

  3. お久しぶりです(^^)

    ついにレザークラフト始められたんですね!
    なかなか楽しいですよ~
    (最近作るものがなく休んでますがね)
    ファーストモデル楽しみにしてます(^^)

    金属加工もやってみたい!
    けど溶接、旋盤、どれもハードルが高そうだし
    設備もDIYを超えそうです

    しかし
    メカ好きさんの行動?
    というか考え方(ちょっと大げさですが)
    私と似てそうです
    何か創造意欲を湧かせるんですよね(^^;

タイトルとURLをコピーしました