補修シリーズの第三弾は、ブーツのカカトに取り付けた鉄板の貼り替えです。
私のバイク用ブーツは、ハーレー純正のものです。
デザインとハーレーロゴがとても気にいっていますが、革靴でもそうですが、長く使っていると踵がすり減ってきます。
高いブーツなら補修に出す事も出来ますが、それほど高価ではないし、場合によっては1ヶ月から数ヶ月修理に掛かってしまう事も困りものです。
それならあらかじめ、一番すり減りやすいブーツの踵の所にプレートを貼ってしまえ、という事です。
大昔(20、30年前)から、私はバイク用のブーツには踵に金属プレートを貼っています。
売られているブーツ用プレートには、プラスティック製のものと金属製のものがありますが、当然耐久性は金属製の方が圧倒的に高くなります。
価格的にはプラ製も金属製も値段はそれほど変わらず、数百円ほどです。
デメリットとしては、濡れた路面で滑りやすくないか、歩くときにカツンカツンと大きな音が響くという事があげられます。
でも実際に履いていても、今までブーツが滑って立ちゴケした事はありませんし、どうせ派手なライダーウェアですし大きな音はかえって目立っていいかなと思っています。
今のブーツはちょうど丸2年履いていますが初めから付けていた金属プレートもかなりすり減ってきました。
このままだとプレートが無くなるか、あるいは留めている釘の頭がすり減ってプレートが外れてしまいます。
ここで一度、付け替える事にしました。
使っている金属プレートは、4個セットで400円でしたので、予備の2個がまだ残っていますのでこれを使います。
まず、今付いているプレートを外します。
踵とプレートの間にマイナスドライバーを差し込んですき間を空けます。
この時、こじるようにすると釘穴を広げてしまいますので、出来るだけ垂直に引き抜くようにします。
外した使っていた金属プレート(右)と新品のプレート(左)です。
これだけ厚みが違います。
金属プレート無しだと、ブーツの踵はかなり減っていた事でしょう。
前に打ち込んで開けた釘穴にボンドを塗っておきます。
爪楊枝の先にボンドを少量取り、穴の中に塗ります。
新しいプレートを乗せ、付属の釘を打ち込みます。
最後は必ず釘締めで打ち沈めておきます。
新旧プレートの違いです。
これでまた2年くらいは大丈夫でしょう。
すり減ったソールを貼り替えるより、遙かに手軽で安価に出来る予防策です。
【関連記事】
・最初にライダーブーツのカカトに鉄板プレートをつけた「ブーツのカカトに鉄板を」の記事は、コチラ です。
・ブーツにプレートを打ち付ける「ブーツ金具の釘の打ち方」の記事は、コチラ です。
・すり減った鉄板プレートを付け替えた「レザーブーツの底金具を付け直す(補修編3)」の記事は、コチラ です。
【購入先】
「どこで購入出来ますか_」というお問い合わせが多いので書いておきます。
私が購入したのは東急ハンズですが、ハンズならプラ製のものはほぼ全店あるいはホームセンターにも靴補修プレートはあると思います。
鉄製のものとなるとハンズやホームセンターでも限られた大きな店舗にしかないかもしれません。
ネットでも購入出来るのでリンクを張っておきます。
商品名も「ヒールプロテクト」「靴補修プレート」などいろいろあります。
コメント
Cration さんへ、
見つかってよかったですね。
私が店頭で買ったのも、同じもののようです。
情報、ありがとうございます。
返信ありがとうございます。
東急ハンズでいろいろ調べた結果、この商品らしいので報告いたします。
(現在注文して届くのを待っている状態です。)
新三ツ穴プロテクター 大
ttps://hands.net/goods/4992834318726
先頭にhをつけると対象のURLです。
Cration さんへ、
お問い合わせ、ありがとうございます。
私が購入したのは東急ハンズ渋谷店ですが、
商品名はとくに記憶していません。
ハンズならほかの大きなお店なら鉄板製のものもあるかもしれません。
お問い合わせが多いので記事を追加して購入先、ネットでの入手先も
記載しておきました。
【関連記事】
・最初にライダーブーツのカカトに鉄板プレートをつけた「ブーツのカカトに鉄板を」の記事は、コチラ です。
・ブーツにプレートを打ち付ける「ブーツ金具の釘の打ち方」の記事は、コチラ です。
・すり減った鉄板プレートを付け替えた「レザーブーツの底金具を付け直す(補修編3)」の記事は、コチラ です。
【購入先】
「どこで購入出来ますか_」というお問い合わせが多いので書いておきます。
私が購入したのは東急ハンズですが、ハンズならプラ製のものはほぼ全店あるいはホームセンターにも靴補修プレートはあると思います。
鉄製のものとなるとハンズやホームセンターでも限られた大きな店舗にしかないかもしれません。
ネットでも購入出来るのでリンクを張っておきます。
商品名も「ヒールプロテクト」「靴補修プレート」などいろいろあります。
鉄製の靴補修プレート(TERAO 紳士用ヒールプロテクター)
プラ製のテラオ ラバープレート L 5905 ボンドナシ 4足分
初めまして。靴底の金属プレートを探していたところ、このサイトにたどり着きました。
今回取り付けたプレートの商品名は何でしょうか?
売っている店を教えていただければ幸いです。
ryjymmt さんへ、
HDJもずいぶん冷たい対応ですね。
もっともブーツ専門メーカーではないので、
仕方ないかもしれませんね。
くつ底補修剤は、こんな風に
いろいろな種類がありますけど、
私が上のコメントのビジネスシューズで使ったのは、
ソール・メイク(SOLE MAKE)840円というものです。
二液性のものでしたが、粘度も使いやすく、
仕上がりも滑らかできれいにできました。
ありがとうございます。
私もなぜか、クツの外がわが減りますんで、意識して内側に荷重してみたりするんですが、あまり効果ないようです。
もう三年オチのH-D純正ブーツもかなりすり減ってまして、少し前にソールの貼り替えについてHDJに問い合わせたところ、「やってません」との回答でした。
クツ底以外はまだまだまったく問題なく使えるモノなので、補修剤を買って修理してみようと思います。
ryjymmt さんへ、
お久しぶりです。
歩き方が悪いんでしょうか、
ビジネスシューズもすぐ踵の外側が減ってしまいます。
プレートの取付は、
ブーツを購入直後に取り付けておくのが理想的ですが、
しばらく履いてからでも、
その後のすり減りを防止出来ます。
踵の減りが2、3mm程度なら
そのまま取り付けてもいいでしょうけど、
5mm以上とか減っているようなら、
下のような「靴底補修剤」で
埋めてから、プレートを貼った方が
ガタガタしないでいいと思いますよ。
昔のブーツや、今のブーツもかなり履いていますし、
ツーリング先ではこれで観光地をかなり歩きますが、
疲れ方は変わらないと思います。
建物の中とかで、カツカツ音がするのも
シャキッとしていいと思っています。
なるほど、たしかにカカトはすり減りますね。
そのプレートは、すでに減ってからでも貼り付け可能なものでしょうか?
また、ソールが硬いと歩くときに疲れないか、という点もご教示願えればと思います。