レーザープリンターを買ったらオリジナルのキーホルダーがバンバン作れた理由

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今までパソコンで作ったデータやデジカメで撮影した写真はインクジェットプリンターで印刷していました。
まあ実際にはデジカメ写真に関しては撮影する枚数が膨大になっているので、年賀状以外印刷することはありませんでした。
だから結果的にはモノクロ印刷の方がおおかったですね。

それにこの外出自粛中にレザークラフトでキーホルダーを作り出してから、アイロンで箔押し出来るすタンピングリーフを使う事が多く、どうしてもレーザープリンターのお世話になる事が増えました。

レーザープリンターというとビジネス用で値段も高いというイメージがあったのですが、ネットで調べてみるとモノクロ専用機ならかなり安く手に入ることがわかりました。 さっき書いたように白黒印刷が出来るだけでよく、カラーで印刷したければ今までどおりインクジェットプリンターの方が使えばいいので問題ありません。

さらに調べていくと、いろんな機能が付いていると大型になってしまうので単機能でサイズはコンパクトな方がよく、また大型機は消費電力も大きくなるようです。
ランニングコストとしてはインクジェットプリンターのインクカートリッジに相当する「トナー」の価格が結構するようですが、もしリサイクル品は互換品を使うならキャノン製やエプソン製のものが入手しやすいというのがわかりました。

また接続方法としては無線LANや有線LAN、あるいはUSBケーブル方式とあるようですが、私の場合はメインのPCにさえ繋がっていればいいのでUSB接続のものを選びました。

結果としてはCanonのSatera LBP6030という機種を選びました。
同型機で少し足せば無線LAN仕様のLBP6040というのもありましたが、他のPCで使うことはないので6030にしました。
ネットでは1万円を切る価格とたいへんお手頃でした。

箱の中身はシンプルで本体と電源ケーブル、マニュアル、保証書とドライバーディスクです。

USB接続仕様なのに接続ケーブルも付属していません。
WiFi接続のLBP6040の方にはUSBケーブルが付いているという訳がわかりません。

あらかじめUSBケーブルの仕様が「Bタイプ」というのがわかっていたので商品が届く前にコチラのケーブルを用意しておきました。
ところが、これが合いません!
用意したのが「3.0 Type B」ケーブルだったのです。 USB3.0で外付けHDDなどに接続するケーブルでした。

ストックをガサガサさがして昔プリンターで使っていた「Type B」ケーブルを見つけました。

本体サイズは364×249×199mmで重さは約5kgなのでパソコンラックの上段を片付けてここに設置しました。
A4サイズのインクジェットプリンターの横幅が45cmくらいあるのに比べると、スキャナー機能がない分、小型になっています。

実際に使う時はこのようにフラップを開いて、下段に用紙をセットして上段のところから印刷されたプリントが排紙されます。

ボタンはいたってシンプルで、前面左に電源ボタン、上面奥が電纜ランプで手前が用紙切れランプ兼強制排紙スイッチのみです。

印刷はかなり早くて、電源がオンになって温まっていれば1枚7秒程度で出てきます。 1分間にA4サイズ18枚印刷出来るようです。

消費電力は740Wと電気暖房器具並でインクジェットプリンターが10数ワットなのに比べるとかなり大きいです。

と、ここでタイトルの「オリジナルのキーホルダーがバンバン作れた理由」です。

スタンピングリーフ使えば、パソコンで作成したデータ、イラストや写真、文字を組み合わせて原稿をつくればそれを革や紙、布などに金色や銀色そのたの箔押し風に転写していろんな作品がつくれます。
ただしその時に使う原稿はインクジェットプリンターのものではダメで、トナーを使ったレーザープリンターやコピーである必要があります。
そのために一度いんくで印刷したデータをコンビニなどでコピーするか、レーザープリンターのある場所で直接印刷しなければなりません。
いちいちコンビニに走るのも面倒で外出自粛中ではなおさらです。

そんな時、家庭にこのレーザープリンター1台あればどんどん原稿をつくることが出来ます。
またサイズや濃度、使う用紙などをいろいろ変えて試し印刷も可能です。

今回、レーザープリンターとインクジェットプリンターの印刷結果を比較してみました。

元になる原稿をパソコンで作成しまた。
モノクロの画像は線のみのシンプルなものと写真、カラーのものと白黒のものを用意。
文字についてはポイントの異なるもので小さな文字でどこまで精密に印刷出来るかをチェックしました。

左がインクジェットプリンターでカラー印刷したもの、右が同じ原稿をレーザープリンターで印刷したものです。

色は別としてパッと見、肉眼では同じように見えます。

それでは拡大してチェックしてみます。

一番小さな6Pで印刷した文字を拡大したものです。
インクジェットプリンターで印刷したものも思った以上にかすれずに印刷出来ています。
これでもいいかなと思っていたのですが、

こちらはレーザープリンターで印刷したもので
比べて見てしまうと、こちらの方が文字のにじみがなくはっきり印刷出来ています。
きれいだと思っていた上のインクジェットプリンターの方は文字の回りにインクが紙に滲みた滲みが気になってきました。

細かい文字やシャープな線を再現しようとするとやはりレーザープリンターですね。
仮にインクジェットプリンターで印刷したデータをコピー機にかけて原稿にしようとするとやはり滲みの分だけシャープさが失わてしまうことになります。

そして何より衝撃的だったのは写真を印刷した時です。

こちらインクジェットプリンターで印刷したもの。
階調の差はグラデーションで表現されています。

こちらはレーザープリンターで印刷したものです。
なんと原稿の写真がドットの網点になって印刷されています。
レーザープリンターの中でこのように変換されているのでしょうか。

今まで写真からスタンピングリーフの原稿をつくる際、フォトショップで白黒に変換してさらに、「白黒2値」や「ドット変換」加工して印刷していましたが、レーザープリンターで直接印刷して原稿をつくるならそんな手間はいらなかった事になります。

これは私も今回やってみて初めて知りました。

この現象を分かった上で原稿を作成すれば表現できる幅がさらに広がりそうです。

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