ジムニーJB64に800円以下でドリンクホルダーを追加した

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ジムニーに設置されているドリンクホルダーは運転席と助手席の間の間にあるだけです。
実際にこの場所は乗車した時に少し後ろにあるので取り出しやすくはありません。

また助手席の奥さんが飲み物を買って乗車しようとした時に、助手席前のアシストグリップにつかまろうとするとちょっとそのドリンクを置く必要があるのですが、この場所では不便です。
ということで助手席側にドリンクホルダーを追加することにしました。
ジムニーJB64用のドリンクホルダーもいくつか販売されていますがどれも機能の割にはコスパがいいとは思えません。
それならという事で汎用品のモノを買って自作で取り付けることにしました。

用意したのは、
 汎用のドリンクホルダー ・・・ ホームセンターでたまたま目に付いた安いモノ(272円)
 L字アングル金具 ・・・ 厚めのもので338円
 M8ボルト ・・・ 176円
以上で786円で800円以下に収まりました。

取り付け方法はネットで情報収集して諸先輩のやり方を参考にさせていただきました。
まず取り付け位置ですが、助手席側のアシストグリップにあるボルト穴を利用します。
グリップには左右二箇所にダミーボルトがあります。 右側の運転席に近い方が運転している私からも手を取りやすいですが、その前にエアバッグのボックスがあるので、万が一事故の際にここにドリンクホルダーがあるとエアバッグが膨らむのに支障が出ると危険なのでここは使いません。

左側にあるボルトの位置に固定することにします。

ここにはダミーのヘクスボルトがありますのでこれをラジオペンチでまっすぐ引き抜きます。 ダミーボルトにキズ付けないようにラジオペンチの先にはテープを巻いておきます。
このダミーボルトはタップが切ってあるのではなくただギザギザになって差し込んであるだけなのでヘクスレンチで回しても取れません。

このボルト穴を利用してL字アングルを固定するのですが、ボルトサイズはM8で長さは25mmくらいがいいでしょう。
ちなみに長さ20mmのボルトを使ってもこれくらいのカミシロはあります。
もっと長いもので奥に届かないので使用可能です。

私が買ったL字金具は角度が付いているので万力で挟んで叩いて角度を調整します。
直角のままのものでもアシストグリップに角度が付いているので曲げる必要があります。

グリップの角のアールに合わせて二段階に曲げています。

購入したドリンクホルダーは昔からあるタイプで、エアコンの吹き出し口のルーバーに挟んで使うものです(ちなみにジムニー
の丸形2枚羽タイプには使えません)
角度調整のために底の部分のパーツが移動できるようになっていますが不要なので外します。

チャックしているパーツを押しながら引っ張るとカンタンに取れました。

ここにM6ボルトでL字アングルを固定してその上にドリンクホルダーをのせて固定するので位置合わせをします。
この写真は金具の向きを逆にしたのですがこれではドリンクホルダーがインパネの上に乗らず安定しないので逆にすることにしました。
私が使ったM8ボルトは六角なので13mmのスパナです。

アシストグリップはそれほど固いものではないのでボルトを締めていくとドンドン入っていってしまします。
グリップの穴が大きいのでよけいに変形してつぶれてしまうので接触面積を広げるために大きなワッシャーをかます事にします。

ところボルトは黒色のものがあるのでいいのですが、L字アングルとワッシャーはクロムメッキでギラギラしているので目立ってしまいます。
そこでつや消し黒のカッティングシートを貼ってそれをコンロの遠火でゆっくりあぶって柔らかくして形に馴染ませて密着させます。

これでボルトも金具も黒くなってダッシュボードにとけこむと思います。

ドリンクホルダーはL字アングルのこの位置に固定しますが、溝の幅にちょうどぴったり収まりました。
まずは強力なブチルタイプの両面テープで貼り付けます。

これだけでは外れると危険なのでロックスで固定します。
写真は端をカットする前です。

ボルトで固定してブレがないか確認して完成です。

「ジムニーJB64」のシールを作って貼りましたが「JIMNY」と英語の方がよかったかな。

取り付け場所は十分確認したのでエアコンのルバーと干渉しない位置に設置しながら冷気や暖房でドリンクを冷やしたり温めたりできそうです。

助手席の人が乗り降りする際にもアシストグリップにつかまるのにじゃまにはならないと思います。

【追 記】

後日、金具を換えました。
まず、ボルトは六角頭からヘクスタイプへ。 この方が元から付いていたオリジナルのダミーと同じで違和感ないですね。

そして今まではこのボルトをいっぱい締めて固定していたので助手席のグリップハンドルに凹みの跡が付いてしまいました。

できればこれは避けたいので、まずは金具を大きめなものに換えて、さらにボルトでグリップを締め付けるのではなくカラー(スペーサー)を噛ませてこれでグリップ内の金属のナット部分を固定するようにしました。 その結果、L字金具はグリップから浮いて隙間が出来たので締め付け跡が付かなくなりました。

完成したところです。 金具自体を黒いもので選んだのでカッティングシートを貼る必要もなくなりました。

L字金具の上の部分がグリップの上に乗っかるようにしたので、重たいドリンクを置いても安定しているようになってよかったです。

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