ジムニーJB64WのバッテリーをPanasonicカオスに交換した

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先日、ジムニーで出かける時にエンジンをかけようとしたらセルの回る音が力なくて二度スイッチを押さないと始動出来ませんでした。

納車してから2年4ヶ月ですがもうバッテリーが弱ってしまったのでしょうか。
あまり遠出はせずに週1、2度近所に買い物に行くくらいなのが原因でしょうか。
純正で使用しているのは古川バッテリーです。

バッテリー直で電圧を測ると12.1Vでした。 この状態だと充電状態は半分を切っているでしょう。

せめて3年はもって欲しかったですが出先でトラブルになっても困るので交換することしました。

実はバッテリー交換する以外にジャンプスターターを購入するということも検討しました。
上がってしまったバッテリーでも接続すればエンジン始動が可能で、一台持っていればジムニー以外にもハーレーでも使えていいかなと思いました。
でもそれでも常にジャンプスターターを充電しておこなければならないし、ジムニーとハーレーでいちいち載せ替えるのも面倒そうなのでやっぱりバッテリー交換することに決めました。

バッテリーを交換する方法は、
1)ディーラーで交換する
2)カー用品店で交換あるいはバッテリーだけ買って自分で交換
3)ネットで購入して自分で交換するのいずれかです。
ディーラーでジムニーのバッテリー交換を依頼すると工賃込みで18,000円から2万円超えしかも性能的には今載っているのと同等のもののようです。
カー用品で購入すれば工賃は1000円以下でバッテリー自体ももう少し安いようです。
ネットで購入すればかなり安く手に入りますが、外したバッテリーの廃棄方法が気になりました。
でもネットショップによっては無料で廃棄バッテリーの引き取りもやってくれるようです。

ここでさらに悩んでしまいました。
ジムニーJB64Wに載せているバッテリーは55B24Lというものです。 性能ランクが55相当、短側面のサイズはB規格、長側面の長さ24cmで端子のプラスがL(左)側です。
同じ性能の55クラスだと5,000円くらいからあるのですが、ネットで調べると多くの方がPanasonicの青いCAOS(カオス)の80クラスのもの一択で交換しているようです。
私動力や使用可能年数などの性能がすぐれているようです。
価格的には1万円程度でした。

結局、このPanasonicのカオスバッテリー80B24Lをネット購入しました。
14時までの注文なら当日発送で翌日到着で、廃棄バッテリーも無料で引き取りしてくれます。



目が覚めるような青いボディ、端子のキャップと運びやすいように取っ手が付いています。
3年間の保証書も付いています。

上面にはインジケーターがあって「良好」「充電不足」「要交換」が簡易的に判断出来るようになっているのが便利です。

ここからはバッテリーの交換方法です。

使用するのは10mmのスパナ、これはバッテリー端子専用の赤い絶縁カバーの付いたものです。
念の為ゴム付き手袋をして作業します。

最初に外すのは必ず「マイナス端子」からです。
このナットを緩めます。

ナットは完全に取り外さずにこの程度ゆるめればOKです。 外してしまうともしエンジンルーム内に落としてしまうと取り出すのが面倒なので注意します。
ゆるんだら接続している端子をゆすりながら外します。

念の為、外したマイナスケーブルにはエンジンやボディに触れないように手袋をかぶせておきます。

次にプラス側端子のカバーをめくってナットを緩めます。

同じように外したら手袋でカバーします。

最後にバッテリー本体を固定しているステーを外します。
ナット2個を緩めるのですがネジを切ってあるステーが長くてソケットレンチが使えません。

ここも10mmスパナを斜めに掛けてゆるめます。

右側(エンジンルーム中央側)の方は横に渡してあるステーは穴になっています。 このナットも外さずにゆるめた状態にしてバッテリーを載せている台のところにL字型に引っ掛けている部分がはずせればOKです。

左側の方はステーに切り欠きがあるのでタップを切った長いステーはずらせて外します。 下部のところのフック部分を外します。

バッテリーは12、3kgあって重たいので落とさないように慎重に取り出します。

新しいバッテリーと並べて比べてみました。
サイズや端子の位置関係は同じです。

バッテリーを外したスペースには黒いトレーが載っています。 けっこう汚れていますね。

取り出してキレイにした後、断熱のために薄めのウレタンを敷いておきます。

バッテリー自体にも寒い冬場の効果を期待して断熱材を巻いておきます。 これって実際の効果があるのか気休め程度なのかどちらでしょうね。

取っ手を持って新しいバッテリーを取り付けます。

バッテリーがセット出来たら取っ手は不要なので外します。
根本の左右の部分をつまんでロックを外しながら下にずらせば取っ手が取れます。

バッテリーをステーで固定します。
長いネジのL字型下部を取付部に引っ掛けてからナットを締めます。
あまり強く締めすぎるとボディに負担が掛かるので注意します。

バッテリーの端子のカバーをひねって外します。
後で使うので取っておきます。

ターミナル端子の取り付けは必ず「プラス側」から行います。
カバーを外してナットを締めます。 このナットも締めすぎないようにします。

最後に「マイナス端子」にケーブルを接続します。

全体に歪みにゆるみがないかチェックして作業完了です。

テスターでバッテリー直の電圧を測ると、、12.3V! 低いですね。

車内でエンジンをかけずにアクセサリーだけONにしてみると13.5Vを示しています。 この違いはなぜ?

エンジンを始動すると14.2Vまで上がりました。
これなら大丈夫そうですね。

エンジンの始動性向上、オーディオの音質向上もうたっているPanasonicのCAOSバッテリーですが、その効果はわかりません。
だって私は車内で音楽、聞かないからです。

ところでバッテリー交換のために外すとAV機器などのメモリーがリセットされてしまうので、交換時にはバックアップ電源を接続するのがおすすめとか。
でも実際にはカーナビのメモリーや2つのレーダー探知機、前後のドライブレコーダーがリセットされること無く作動しました。

スズキのジムニーの説明書にはバッテリー交換時にはパワーウインドウスイッチのリセットが必要になるとありました。
やり方は、運転席側のスイッチを下に押し下げて全開にした後、今度は上に上げて全閉になった後もさらに2秒間押したままにするというものです。

最後に廃棄バッテリーの処理方法です。

端子にはカオスバッテリーから外した赤と黒のカバーを付けておきます。

返却するには納品されてきた箱に入れて送り返します。
箱にしまうときはこの向きに入れないとうまく蓋が締まりません。

納品されてきた時に付いてきた返却用の配送伝票に自分の住所、氏名を書いて貼って送ります。
佐川急便で送りますが、自宅から電話やネットで集荷依頼してもいいし、営業所に持ち込んでも可能です。

思ったよりカンタンで安くバッテリー交換が出来ました。

このPanasonicのCAOSバッテリーはうまく使えば6年くらい使えるそうなのでコスパは高そうですね。


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