少し前の記事で「昔の電気製品などが出てきました」と書きましたが、実際の記事は今回からになります。
最初は、日立製のテープレコーダーです。
これは私が所有していたものではなく、妻が結婚前から持っていたものです。
たぶん昭和30年か40年代のものではないかと思います。
型番は「HITACHI BelsonaJ TRQ-550」とあります。
資料によるとこれは日立の初期の頃のオープンテープレコーダーで、ベルソーナジュニア500という商品の廉価版で、レベルマチック、ワンハンドコントロールという特徴を引き継ぎながらトランジスタ化を図ったことで電源オン後の待ち時間無しで即時動作が可能になった製品だそうです。
音楽鑑賞用のいわゆる「オーディオ」というよりは、家族の記録、歌の録音などの家庭用のものだったようです。
わがやにあるのは、オレンジの蓋にアイボリーの筐体のモデルです。
電源オンにしてハンドルを操作すると一応モーターは回転します。
早送り、巻き戻し、録音のプッシュボタンなども動作しています。
ケースを開けてみると、小型軽量化、ローコスト化を図った今のメカとはちょっと違う頑丈な金属で出来ています。
再生ヘッド、録音ヘッドというものは、その後のオーディオ機器、カセットデッキなどで採用されているものと基本的には同じようです。
ゴムベルトが変形しているようで回転にムラがあるようです。
実際に妻の実家で昔に録音したオープンテープが多数あるので聞いてみたいのですが、うまく再生出来るか、ひょっとして再生出来ずに上書きで昔録音した音声が消えてしまうのが心配で再生はしていません。
出来れば再生可能なうちにCDやDVDに音声を録音しておきたいですね。
コメント
DON さんへ、
今ではスマホやタブレット、デジカメで
もっと簡単明瞭に音楽が録音出来ますが、
当時としては画期的で高価な機械でした。
DONさんのお宅にあったのは残念だったですね。
テープだけでも残っていれば。
おくさん さんへ、
お父様はナショナルにお勤めだったんですね。
オーディオ機器に凝っていた時は、
テクニクスのものも結構ありました。
今でもレコードプレーヤーのSL-1200は
あって、現役で使っていますよ。
自分の声を初めて聞いた時の衝撃は
確かにショックでしたね。
ウチのテープは怖くてまだ再生していません。
mau さんへ、
当時のツートラサンパチのオープンデッキと言ったら
かなりのオーディオマニアですね。
私はカセット派だったので、
デッキはデンスケ初め、4台くらいありました。
うちのテープは再生速度はどうなんだろう?
昨年、30年使っていなかったオープンデッキをオーバーホールしました。
2tr/4tr、38cm/sec・19cm/secなら再生できますよ!
うちは父がパナソニック(あの頃はナショナル~♪)に勤めていたので、
松下のテープレコーダーでした。
自分の声を始めて聞いたときは衝撃でしたね~。
なつかしい~♪
テープ、再生できるといいですね~♪
貴重なものですね。
我が家にもオープンリールあったのですが(^_^;)
捨てちゃいました!あれは勿体なかったですね~(^_^;)