3Dプリンター用フィラメントケースを自作してみた

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すこしずつ作品作りを楽しんでいる3Dプリンターですが、初めの頃は付属していたフィラメントを使っていましたがそろそろフィラメントが無くなりそうになったので追加購入しました。

どうせならお得な大きな巻きのものがいいだろうと選んだのがこちらの1kgのものです。

付属の小さなフィラメントでは本体横のフックに引っ掛けて使いますがこの大きなケースではそれが出来ません。

それにフィラメントには湿度が大敵でキレイにプリント出来ない事があるとか。

ネットで調べると多くの方がフィラメントケースを自作しているので参考にして作ってみました。

まず収納するケースですがほとんどの方がダイソーのこのケースを使っていました。

この中にフィラメントを収納して開けた穴からフィラメントを取り出します。

フィラメントを軽く回転出来るようにして送り出すやり方はいろいろああって、真ん中に心棒を通して回転する方法、底に回転しやすくした台を作り乗せる方法などありました。

パーツ自体も3Dプリンターで作っていましたので私もデータをアップされている方のサイトを参考にさせてもらって作りました。

コチラのサイトです。

「【おすすめ】ネジ不要、3分で作れるフィラメント防湿ケース(ドライボックス)はいかが?」
https://jintohappy.com/amazing-drybox-for-filament/

サイトからSTLデータをいただいてプリントしました。

実際に作成したのはシャフト用のネジとナットの2セットだけです。

フィラメントを吊り下げるシャフトはどうしたかというと実は3Dプリンターでは作らずに「あるモノ」を活用しました。

それはケースを買ってきた時に手に入れてきた「ペットボトル圧縮・空気抜きペチャンコポンプ」(200円)です。

これの本体ケースの太さや強度、開いている穴のサイズがちょうどよかったので一緒に買ってきました。

収納ケースの深さに合わせてカットします。

片側のエンドはキャップがあったのでよかったので、反対側だけ3Dプリンターで作成しました。

収納ケースの中央にドリルで穴を開け、少しずつ径を太くしていきます。

最後はテーパーリーマーでぴったりサイズに穴を広げます。

フィラメントを取り出す穴は手持ちのゴムプッシュとプラカラーから探します。

家にあったシリコンチューブに通そうかと思ったのですが抵抗が大きすぎてスムーズに取り出し出来ないのでやめました。

私の3Dプリンターでは下から上に向かってフィラメントを差し込むようになっていたので収納ケースの下の方に取り出し口を設置しました。

収納ケースの中には乾燥剤を入れて湿度を下げるのですが目安として100均で買った湿度計を入れます。

でも前面の透明カバーが膨らんでいて収納ケース内側に貼れません。

分解してカバーを外して両面テープで取り付けました。

収納ケースの底は傾斜になっているのでこれも家にあったゴム足の中からちょうどいいサイズのものを貼り付けておきました。

完成したフィラメントケースです。

あまり手間をかけずに満足した仕上がりです。

収納ケースの底には乾燥剤をたっぷり入れてあります。

ケースをフィラメントを入れて蓋を閉じた直後の湿度は40%ほどです。 冬なので空気が乾燥しているのでそれほど高くはないようです。

2時間後のケース内湿度は22%まで下がっていました。

湿度とフィラメントの送り出しを安定させる収納ケースが完成です。

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