ハーレーに載せているレーダー探知機は10年前2012年に取り付けたものです。
その後ネズミ捕りの機種もかなり進化してきていてこの探知機では十分な機能を発揮しなくなってきました。
特に最近ではレーダー式も小型オービスや移動式小型オービスダブル、X/Kバンドなどと多岐に渡りさらにはレーザー式による取り締まりも増えてきました。
これらに対応して安全運転でツーリングを楽しむために2021年11月発売モデルのバイク用レーザー&レーダー探知機を購入しました。
それがデイトナ製の MOTO GPS LASER です。
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探知可能な内容や機能がとにかく盛りだくさんになっています。
最近はコムテックがレーダー探知機の販売を停止するなど色々と話題になっています。
デイトナは以前からバイク用のレーダー探知機を発売していましたがそれまでのレーダー4の後継機種のレーダー5を発表直後に急に発売が中止となり時間をおいてこの MOTO GPS LASER が発売されたといういわくつきです。
製品の内容は、
・本体
・レーダー受光機
・電源コード
・スピーカー
・スピーカー延長コード
・粘着テープ
・説明書です
以前の機種にはバッテリーやスピーカーが内蔵されていましたがこの機種にはそのどちらも省かれていました。
今回購入した製品には「初回限定キャンペーン レーザーユニットマウント」が付属していました。
本体のサイズは今まで使ってきたクルマ用のレーダー探知機とほぼ同じようなものでしたが、レーダー受光機はETCなどのアンテナと比べてもかなり大きいものでした。
電源はバイクの12VではなくUSBコネクタから給電される5Vです。
安定化電源を5Vに変換して作動させてみました。
起動は電源を入れてから約17秒と少し遅めですがその代わり電源をオフにするとすぐに画面が消えるのも内蔵バッテリーがないからですね。
初期設定の待機画面はスピードメーターになっていました。
待機画面はそのほかにも
・デジタル時計
・コンパス
・標高
・運転時間
・レーダースキャン
・バンク角表示
・走行距離
・オイルメンテナンス
にも変更可能でさらに2画面表示にもなります。
でも2画面にすると2.4インチTFTのモニターでは小さくて見にくいようです。
バンク角は反応が遅いのであまり実用的ではありません。
最初にネットでデイトナのサイトにアクセスして最新のデータをマイクロSDカードに落としてから本体にインストールします。
バイクに取り付ける前に単体の状態で各種設定をおこなっておきます。
なにしろ100ページを超える取扱説明書があって表示させる内容や設定する基準などが非常に多いので自分にあったカスタム設定が出来ますがマニュアルが無いとわからない事もあるのでバイクに載せれ前に済ませておきます。
設定が終わったら取り付け作業に入りますが最初に電源を確保します。
電源は5Vなのでバイクにはこのアダプターを使用します。
今回、取り付け用にオプションのミラーネジ取り付け用のステーも購入したのですが。。。
よくよく考えると左側ミラーには既に大きな7インチのGorillaナビが付いているのでミラーには設置出来ません。
それでは右側はというとブレーキオイルのリザーバータンクがあるのでこちらも無理です。
インナーパネルの真ん中はカーステレオが搭載されていますし、走行中の視線移動が大きすぎます。
結局今までインナーパネルに埋め込んでいたレーダー探知機の場所に入れ替えるしかないようです。
まあここが一番目に付きやすくわかりやすいですね。
今までのレーダー探知機は常時待ち受け画面でスピードメーターにしていました。
今度の MOTO GPS LASER のそれと比べて見ると画面サイズが小さくなったのとバー表示がある分、速度のデジタル数字が小さくなったようです。
色は白なので多少は見やすくなるでしょうか。
それではハーレーのインナーパネルの中への埋め込み作業を行います。
私のハーレーはウルトラと同じヤッコカウルが付いていますがこれは取り外し可能なので自宅に持ち込んで作業出来ます。
外側のヤッコカウルを外したインナーパネルの内側の状況です。
レーダー探知機の他にタコメーターやカーステレオ、スピーカー、電源端子、温度計、電圧計などの配線でいっぱいです。
これらはすべてDIYで私が取り付けたものなので加工もやりやすいです。
今まで使っていたこのセルスターのクルマ用レーダー探知機VA-310Eを取り外します。
それにともなって電源端子の配線も見直します。
ちなみにこれが10年前、最初にインナーパネルにレーダーとタコメーターを取り付けた時のものです。
配線がほとんどなくてシンプルでした。
メーター類も少なくオーディオも搭載していませんでした。
取り外したレーダー探知機と新しい MOTO GPS LASER です。
これを取り付けるため、シボ入りの塩ビ板を丸くカットします。
レーザー探知機の前面をすべて開けるのでなく画面と操作ボタン、インジケーター部だけ開口します。
インナーパネルに裏から取り付けるのでパネルの厚さ分だけ隙間が空きますのでゴムシートを並べて窓の周囲を覆います。
このレーザー探知機はバイク用なので防水仕様になっていますがこのゴムシートのおかげでインナーパネルの内部に雨などが侵入するのを防ぐ効果もあります。
左側が今までのレーダー探知機、右が新しいレーザー探知機です。
前のパネルは10年経ちましたのでだいぶくたびれているようです。
インナーパネルに取り付けました。
データー更新時には横の蓋を開けてマイクロSDカードを抜き差ししますのでそのスペースも香料してあります。
一通り配線をチェックしてから動作確認で電源を入れてみました。
実際に走ってみないと明るさや文字の見え方などはわからないですが、まあ大丈夫でしょう。
最後にブルートゥースで警告音を聞くためにメットのインカムと接続しました。
使っているインカムはSENAのSF2ですが問題なく接続出来ました。
ただ、タンデムする奥さんとのインカムの通話とスマホのブルートゥースそれにこのレーザー探知機の3つを接続する際にはインカムとレーザー探知機を繋いだ後にスマホを接続する必要がありました。
そうしないとインカムでの通話が出来ないようでした。
これについてはもう少し検証が必要です。
さて、ここまでで本体の設置は完了しましたが、問題はレーザー受光機の設置です。
どこに付けるのがいいか、まだ悩んでいます。
それはまた次回報告します。
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