バイクのインパネの電装品が突然落ちたり付いたりする理由がわかった

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ハーレーのインパネのデジタルスピードメーターを増設したくて、レーザー探知機の他にレーダー探知機も取り付けました。
配線を十分確認した上でバイクに設置してツーリングに行ってきたのですが、行きは問題なかったのですが有間ダムからの帰りにイグニッションをオンにしてもインパネに設置してある電装品がすべて動作しませんした。
それでも走り出して1分もしないウチに突然電源が入り正常に動作が始まりました。
結局家に帰るまで動作出来ていましたが、この状況は北海道ツーリングに出発する前に何としてでも修理しておく必要があります。

まずはヤッコカウルを外して室内に持ってきて配線を確認します。

インナーパネルを外して配線を確認します。
ここに設置してある機器はすべてDIYで取り付けたもので配線もすべて自分でやっています。

電源関係はこの配電プレートに集中させていますのでここの配線を一つずつ外して動作が不安定な原因となる機器の接続がないか確認します。
さらに一旦すべて外した上で個々に接続していってテスターで電圧の変化をチェックしました。

結果はすべて異常なしで電圧の変動も見られず接触不良箇所もありませんでした。
アマチュア無線用の12V安定化電源を接続して確認してすべての機器の動作も問題なしでした。

それでインナーパネルをヤッコカウルに取り付けハーレーの載せて電源を入れてみましたが、今度はまったく動作しません。
原因がわかりません。

もう一度インナーパネルを外し、今度はインパネだけをハーレーに接続して動作確認しました。
やはり動きません。
テスターで電圧を確認すると12V以上あるはずが「4V」「2V」とまったく上がっていきません。
念のためシートを外してバッテリーの電圧をチェックしてみると13V近くが出ていました。
インナーパネルへ供給している電源はヘッドライトケース周りのアクセサリーの配線から分岐していますのでこのコードの途中に問題がないか確認しましたが、電圧降下はみられませんでした。
インナーパネルの配線をすべて外してACCの電源供給だけを確認してみるとちゃんと12Vになっています。

そこから一つずつ機器の配線を繋いでいって様子を見ましたが、どれか一つでも接続するととたんに電圧が2V台までさがってしまいました。
これではどの機器の接続に問題があるわかりません。
2時間以上繋いだり外したりしてチェックしてみましたがまったく原因が特定出来ません。
最後にヘッドライトケースから電源を取っていますのでナセルの部分を分解して配線を確認してみました。
十年以上前に最初にタコメーターの配線をした時に接続して以来、電源周りのチェックはしていませんでした。

開けて中を確認してみると、なんとマイナスアースのギボシ端子が外れていた。

マイナス端子がつながっていなくてもプラス側だけテスターに繋いであればアースはどこであっても12Vが出てた。
でも機器を繋いでインナーパネルの電源ターミナルで測定すると12Vにはならずに2Vになっていたようです。
ギボシ端子をしっかり接続したら問題なく動作するようになりました。
結局原因はそこだけだったみたいですが直るまでに3時間近く掛かってしまった。
まだ走ってテストはしていませんがたぶんでコレで大丈夫でしょう。
すべてDIYで自分でやった配線なので、ディーラーに聞いたりネットで調べても対策はわからないですからね。

コメント

  1. naka さんへ、
    お久しぶりです。
    ナビやレーザー探知機が使えないとなると
    ふだんの日帰りツーリングくらいならいいのですが、
    とっても不便なので、
    どうしても北海道ツーリングに行く前に
    直しておきたかったんです。

  2. こんにちは。
    さすがメカ好きおじさんです。
    原因究明に3時間費やした結果お疲れ様です。
    私だったらあきらめて放置プレイかな。

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