アマチュア無線のアンテナ、今使っているのはこちら
コメットのUHV-10です。
これ1本で3.5、7、10、14、18、21、24、28、50MHzに出られるスグレモノです。
えっ、UHV-「10」という割には9バンド対応なんですね。
各エレメントはネジで先端部分をミリ単位で調整してSWRを落とすのですがこれがけっこうたいへんです。
一番下にあるのは製品には付属してこない50MHzのロッドエレメントです。 6mバンドだけはこれがないとうまく落ちてくれません。
オプション品でも販売されていますがカンタンなものなので自作しました。
アルミのパイプと中にちょうど入ってスライドできるアルミ棒、それに接続する丸型圧着端子です。
そのままではM型コネクタが入りませんのでルーターで削って穴を大きくしています。
これに先ほどのアルミパイプを圧着して固定し、中のアルミ棒をスライドさせて長さを変えて50MHzのSWRが一番下がる位置を探しました。
写真に写っている黒い配線はカウンターポイズで10本使って仮想アースにしています。
アンテナを設置しながらVNAアナライザーで最下点の周波数を探っていきます。
だいたいできたところで無線機の方でもチェックします。
IC-705にはHF帯をカバーするアンテナチューナーAH-705を接続してこんな状態です。
IC-7300の方は内蔵アンテナチューナーを使っていますがそれだけでは弱いので非常通信モードのチューナーにしています。 この使い方はアイコムのメーカーの担当者に聞いてやってみました。
今まではアンテナの高さは二階のベランダからポールを上げていましたので給電点がだいたい地上高8m弱でした。
それでも北海道から九州まで国内や韓国、ロシアなどはカバーできるのですがもっと高さを稼げばエリアが広がるし、感度も上がるかと思ってやってみました。
ポールを延長して高さを2m弱高くしてみました。
ところが思ったほど感度もエリアも得られていないようでした。
それどころか、SWRがあまり落ちなくなってしまいました。
建物から離れたという点ではメリットがあったと思いますが、モービルホイップにアースとして使っているカウンターポイズンが空中に上がって床に接触している面積が減ったのが原因かもしれません。
結局これでは意味がないので結局前の状態、高さに戻しました。
しばらくはこれで無線の運用をやっていこうと思います。
ベランダの無線アンテナを高くしてみたけれど

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