梅小路蒸気機関車館

先週も水曜までまた関西出張でした。

今回は大阪だけでなく、京都での仕事もありました。

京都では仕事を始めるまで少し時間があったので、前から行きたかった場所に出掛けてきました。

それは「梅小路蒸気機関車館」です。

京都の西にある蒸気機関車専門の展示館で、扇形車庫と転車台があり、

扇形車庫は1914（大正3）年に建設された現存する最古の鉄筋コンクリート造りの建造物だそうです。

ここには、全部で17形式19両の蒸気機関車が保存され、そのうちの7形式7車両は今も動く事が出来る動態保存車両になっています。

1972年10月に、旧国鉄の日本鉄道開業100周年を記念して作られたそうですので、私が昔東京から四国九州に野宿ツーリングに行った際、京都の駅では行きと帰りの二回、駅で野宿したのですがその時にはすでにこの展示館はあった筈なのに、当時ネットという情報源の無かった時代、私が訪れる事はありませんでした。

今回、かなり久しぶりに京都に行く機会があったのでちょっとの時間だけ、開園すぐに入ってのぞいてきました。

入り口の建物は、旧二条駅舎を利用したものです。

中の展示室を抜けると、そこはもう扇形車庫の中でした。

展示されている多くの蒸気機関車を眺めているだけ満足しました。

　↓　クリックすると拡大します

施設の中には、往復1km、10分のSLスチーム号体験乗車をやっていましたが、基本的に汽車や電車に乗ることにはあまり興味のない私は、外から見ているだけで十分です。

この日は幼稚園児の遠足があり、通常の時間以外にもSLを運転していたようです。

　↓　クリックすると動画を再生します

　↓　最初に大きな音が鳴ります

転車台も動いていなかったのですが、私がよく行く秩父の三峯口駅には週末になると実際に蒸気機関車の転車をやって運行していますので、そちらを見た方がおもしろいかもしれません。

　　※　三峯口の転車風景の記事は、コチラ　です。

この後仕事の時間になり、梅小路蒸気機関車館を後にしました。

蒸気機関車好き以外の方にとっては展示車両も蒸気機関車だけで客車もなく、ちょっとモノ足らないと感じるかもしれませんが、蒸気機関車好きにはここは堪らない場所、聖地といえますね。