有間ダムツーリングでエキパイガードが燃えた!(動画あり)

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梅雨真っ盛りで雨が降るのは仕方ないけど、たまに晴れの日があるかと思うとたいてい仕事で休みの雨の日はバイクに乗れません。
それでも午前中なら雨も降らなそうなのでちょっぴりツーリングに行ってきました。
あまり遠出はできないので今回は名栗、有間ダムまでです。 3月に行って以来の3ヶ月ぶり、さらにその前に行ったのはほぼ1年前の昨年の7月後半でした。

新しいヘルメットにGoPro7を初めて付けて撮影してきました。
「晴れ」とは言えない天気ですが雨が降らないだけマシです。

走り出して10分ほどで信号待ちをしていた時、左の足元が少し臭って煙が少し出ていました。

ここには、これから夏に向かってさらに暑くなってきた時に、エキパイの熱から足を守ってもらう為に厚い革を二重にして作ったエキパイガードが取り付けてあります。

バンテージと同じで、初期の段階では多少煙も出ることもあるだろうとあまり気にせず走り続けました。

少し先の山には霧がかかっています。

いつもの名栗湖、有間ダムが見えてきました。 ダムに向かう最後の坂道は道路が傷んでいて未舗装で待ち合い信号の無い片側通行になっていました。

ダムに着いてバイクを降りたらビックリ!
けっこうな勢いで煙が出ています!!

このまま放置しておいて万が一炎になったら大変です。
すぐに常備してある車載工具でこのエキパイガードを金属プレートごと外します。 まだかなり熱いのでやけどしないように注意して作業しました。

外したエキパイガードです。 元々のガードの上に自作の革を載せ太めのステンレス針金で縛って固定しています。

革を外すにはまだ熱いので冷めるまでしばらく休憩しました。
この日はバイクがかなり多かったですね。

ダムの水は放流したせいでしょうかかなり水位が下がっていました。

新しいヘルメットはいい感じでした。 重量的には少し軽くなっているようですがGoProを付けているせいもあってあまり違いが感じられませんでした。

そのGoProですが、今回はヘルメットの右側に固定してあります。 以前は左手で操作出来るようにしていましたが今度のヘルメットでは左側にインナーバイザーの操作レバーがあって取り付け出来ませんでした。

帰ってきてから動画をチェックしたところ映している角度が下向き過ぎたようです。 もう少し調整が必要なようです。
また、ネットでGoPro用のウインドスクリーンを購入して取り付けてありましたが、動き始めてから少しすると風斬り音をカットし始めるせいか、音質が急に変わってしまったので付けない方がよかったみたいです。

ガードが冷えてきたので革のパーツを外します。

レザーマンのペンチで針金を外していきます。 ニッパーも携行していたらもっと簡単に作業できましたね。

この部分が焦げて炭化して欠損しています。

重ねていた革をチェックすると、金属のエキパイガードに直接接していた内側の革(写真上)は特に焦げているところもありませんでした。
外側になった方の革のエキパイに近い部分が焦げています。 どうやら革が直接エキパイに触れてしまっていてその結果熱にやられたようです。
エキパイに触れないように小さめに作っておけば問題なかったかもしれません。

以前非接触型温度計で測った温度ですが、エキパイガードの上は130度ほどでしたが、

エキパイ直接だと260度を超えていました。
計測したのが右側で走行状態や気温などは違いますが、やはりエキパイに直接触れるのはかなりの高温になるようです。

実際には革が燃える温度は千数百度でしかも炎を上げて燃えるというよりくすぶって炭化していくので火が出ることは少ないようですがやはり危険には代わりありません。

自作した革パーツを外して金属だけのエキパイガードを取り付けました。

これでツーリングを再開できました。

ダムから少し下がったところです。

地場産品販売施設、市農林産物加工直売所、サウナテントやグランピングでの宿泊が出来る「ノーラ名栗」の建築作業もすすんでいるようでした。

今回の「エキパイ煙事件」ではいろいろ勉強になることがありました。

最後に動画を載せておきます。

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