北海道ツーリングまでカウントダウンが始まりました。
来週の今頃は、道東エリアを走っていることでしょう。
少し前からルートの最終確認をやっています。
■アクセルサポート
スロットルアシストとも言われる事もある製品です。
グリップを握らなくても手の平を軽く添えるだけでアクセルを一定に保てるので便利です。
純正のゴムだけのグリップの時はつけていたのですが、グリップを交換してからははずしたままにしていました。
今回は長時間、長期間のツーリングになるのでまたつけてみようと思いました。
純正よりデコボコもありプラ部分もあるのでちゃんと付くか心配でしたが、問題なく装着出来ました。
この方が右手が楽になるでしょうね。
■GPSロガー
走行中のルートをすべて記録してくれるGPSロガーですが、走っている間はツアーパックの中の隅にベルクロで固定しておきます。
プラスチックのケース越しでも電波をちゃんと受信してくれるので、この場所がいつもの定位置になっています。
バイクから離れ、知床観光船に乗る時や知床五湖を散策する時は取り外してポケットに入れておきます。
ポケットに入れておくと中で揺れて電波の受信状態が安定しないのと誤差が生じるので走行中は固定しておいた方がより正確なデータが取れると経験的に、思っています。
持っていく荷物の準備のほうも少しずつ始めています。
全行程6日間、北海道走行は4日間で、宿泊はすべてホテルや宿なのでキャンプ用品は持っていきません。
バイク1台のタンデムで、二人分のキャンプ用品まで満載するのは難しいでしょうね。
■ウェア
3シーズン用をベースに、上着の冬用インナーとアンダーパンツのヒートテックで対応。
私の方は昨年同様パンティングのレザージャケットです。
行き帰りの新潟から自宅までの関越道以外、それほど暑く感じることはなかったので、道北より少し気温の低い道東ならこれでいいでしょう。
パンツの方はライディング用のジーンズに、先日購入したレザーレッグガードを左右の足に巻いていきます。
着替えについては、走行時は薄手と中厚の長袖、それにフェリーや宿でくつろぐためのTシャツと半そで。
それに昨年持っていかなくて困った短パンも忘れずに。
それから必要なのがサンダルですね。
ライディングシューズは夏用のメッシュタイプの方が観光で歩く時には便利なのですが、高速道路の走行も長くまた雨に降られた時の事を考えて革製のブーツを履いていきます。
そうなると、フェリーの中や宿でゆったりする時のために簡単なものでいいのでサンダルは必需品です。
■エアーバッグベスト
これもヘルメット同様に安全装備の一つとして最重要アイテムです。
正直言って、これを着てバイクに乗るのは特に夏場のタンデムだと面倒だし暑苦しいですが、自分と妻の身の安全のことを考えると当然の装備だと思います。
昨年の北海道ツーリングでも、全行程ずっと着用したままで過ごしました。
慣れてしまえば反対に来ていない時の方がなんとなく不安に感じるようになります。
着ている人はそう多くはないですし、特にハーレー乗りでコレを着ている人をほとんど見た事がないですが、ウチはウチの考えに従って装着しています。
上の写真のウェアの左側にあるのが、二人分のエアーバッグベストです。
■レインウェア
昨年は雨らしい雨には降られませんでしたが、今年も6日間通して全く雨に降られないという保障もないですし、霧の時や寒い時の防寒具としても役立ちますのでレインウェアは必需品です。
というよりウチの場合は、普通の日帰りツーリングでもサドルバッグに常備しています。
二人分のレインウェア、雨用手袋+滑り止め付き軍手、ブーツカバー、サドルバッグカバーまで持っていくと大容量のハーレーのサドルバッグでも片側はあとは携帯用の薄手のボディカバーを入れれば一杯になってしまいます。
■携帯工具や予備パーツ
関東圏や市街地から近くの場所のツーリングと違って、携帯が通じなかったり助けを求めるクルマがほとんど通らないような事も想定されるので、最低限の工具と予備パーツを持っていきます。
工具類はあれもこれもと欲張りすぎるとキリがないので自分で使える範囲にします。
予備パーツは、リアディスクブレーキパッド、フロントライトのバルブ、プラグなどです。
パンクに対しては、チューブ入りタイヤなのでクルマと同じチューブレス用のパンク修理キットは使えません。
そのためにあらかじめパンクになってもすぐにぺちゃんこにならず数kmは動けるようなダンロップの純正タイヤをあえて選んでいます。
グリップの良い他社タイヤはサイドウォールがここまで硬くないのでパンクがコワいので選べませんでした。
その上で、パンク防止剤をチューブに注入してあり、念のためにタイヤパンドーも入れてあります。
両方を使うのは好ましくないですが、エアーの補充用として割り切っています。
■デジタルグッズ
年々ツーリングに持っていくデジタルグッズが増えているような気がします。
・今回もまずはデジカメ関係では、コンパクトデジカメ二台(私と妻が常時首から提げている)と高望遠ネオ一眼デジカメ(これは走行中はツアーパックに入れておきます)。
・スマホは私と妻が一台ずつ。
インカムとペアリングしてあるので走行中でも掛かって来た電話にハンズフリーで出て通話が可能です。
・インカムが二台、タンデム走行時には必需品ですね。
今回はFMも聞けるSMH5-FMは持って行かず、少しでも使用時間の長いSMH5を二台、ヘルメットに装着します。
・続いて動画撮影機材ですが、まずはGoPro HERO2 です。
もうこの機種は販売が終了してしまい、市場にはHERO3だけになってしまったようですが、昨年の北海道ツーリング総集編の動画を見ていただければわかると思いますが、まだまだ十分現役で活躍してくれます。
それにHERO3よりバッテリーの持ちがいいのが気に入って、買い換える気になれません。
もう一台のビデオユニットは、フロントウインカー横に取り付けるマイクロビデオです。
画質はGoProに比べるまでもないですが、小さいですし操作が簡単なのでサブカメラとして使います。
・GPSロガーは二台、GT-600の方は走行中にメインで使います。
3秒おきにデータを取得するように設定しています。
もう一台のGT-800Proの方はフェリーの移動をメインにデータ収集します。
さらに走行中は予備データ取得を行います。
この二台を連携して使う事で、自宅からフェリー、北海道走行のすべてを網羅する事が出来ます。
・バイク用ナビはRM-XR430MCです。
昨年の北海道ツーリングの少し前に購入しました。
ツーリングの計画の際に寄りたいポイント、通過ポイントを専用ソフトでパソコンと連携させて入力、文字編集出来るのでとても便利です。
・あとはNexus7です。
昨年は小型のノートパソコンを持っていきましたが、ホテルでデータを編集して毎日速報をアップするつもりでしたがうまく出来ませんでした。
その割にACアダプターまで含めると大きくて重いので今年は持って行きません。
その代わりに7インチタブレットのNexus7を持っていって、スマホのブルートゥース経由でテザリングして更新出来るかチャレンジしたいですね。
10インチタブレットのdtabの方が画面が大きいので編集も楽かとも思ったのですが、大きいのは邪魔になりそうなので今回は7インチタブレットです。
・画面右のほうには、妻が走行中にブルーツゥースで聞くWalkmanとフェリーの中の暇つぶし用にニンテンドーDSがあります。
・ほかには写真には載っていませんが、ハーレーのインナーフェアリングに埋め込んだ車用のGPSレーダー探知機があります。
昨年は一箇所もレーダーの取り締まりに遭いませんでしたが、今年はより取り締まりが厳しいと言われているのできっと役立ってくれるでしょう。
もともと北海道に行っても他の車やバイクのように飛ばす事はないのですが、それでも用心のために装備しています。
GPSの取り締まりポイントのデータはもちろん最新版に更新しています。
そして、デジタル機器が増えるのに伴って、それぞれの充電用のアダプターが必要になってきます。
これがまた種類と数が多いのが困りモノです。
フェリーも個室ですし、宿泊場所にもコンセントがあるので毎日充電生活になりそうです。
■ポーチ
お泊りツーリングであって便利なのが各種ポーチです。
右の水色のワンショルダーは、観光する際にデジカメや三脚、カーディガンなど入れるのに重宝します。
ちなみにコレ、だいぶ前に飛行機&レンタカーで北海道を回った際に、ANAでもらったものです。
北海道に里帰りですね。
真ん中の黒いのは、ナイロン製の巾着で黄緑色の取っ手で手提げにも、左右のヒモでナップサックにもなる100円グッズです。
ビールやつまみなどの買出しにも便利です。
左の二枚のビニールの袋は、濡れたレインウェアが乾くまえにこの中に入れ、キャリア上のシートバッグの中に入れて濡れないようにするためのものです。
二人分、二セット用意しました。
■荷物の積載
これらすべての荷物をバイクに積むとなると結構な量になります。
積載方法も考えなしに行うと運転にも影響が出ます。
バイクのパッキングの基本は、
・バイクの揺れにも大丈夫なようにしっかり固定する
・急な雨にも対応出来るようば防水対策
・重たいものは出来るだけ下にして、軽いものを上にする
・すぐ取り出せるものと、宿に着いた時に出せばいいもの
急な雨にもさっと出せるように
こんなところでしょうか。
バイクパッキングは、何も情報がなかった35年前の野宿日本一周ツーリングの時に、自分で困ったことへの対処で自然に覚えたことばかりです。
実際の私のハーレーへのパッキングは、
・右のサドルバッグには、二人分のレインウェア、レイン手袋、ブーツカバー、宿に着いた時に使うボディカバーが入っています。
・左のサドルバッグには、重量のある携帯用工具一式、スペアパーツ、パンク修理剤、それにサンダルなどが入っています。
・上のキングツアーパックの中にはバッグに積めた着替え類が入っています。
これはツーリングの途中で使った着替えやお土産などをまとめてバッグごと、自宅に送ってしまいます。
・ツアーパックの上のラックには、バイク用シートバッグをベルトで固定しています。
この中にはフェリーに乗り込んだ時に使う薄手の着替えやデジタル機器などを入れています。
雨対策には専用の防水カバーを使い、雨がひどい時には防水のしっかりしたツアーパックの中に非難させます。
こんな感じで一とおりの準備が整いました。
これだけ積むとかなりの重量になりました。
元もとのハーレーの重量が349kg、それにカウルやツアーパック、エンジンガードなどで30kg増の380kgになっています。
その上にツーリング用のバッグがそれぞれ10kg程度、そのほかこまごましたものを含めて25kg増になり、合計で405kg以上にはなっていると思います。
ハーレーのウルトラやホンダのゴールドウイングの重さに近づいています。
それに私と妻まで合わせると総重量は0.55トン!
支えるだけで精一杯かも。。。ハハハ(笑;
あとは出かける前日にすべての機器の充電を忘れずにする事ですね。
※ バイクでの走行動画なら「GoPro HD HERO」がお勧めです
※ 仲間やタンデムツーリングでの会話なら高音質の「SENAインカム」がお勧めです
コメント
秒読み態勢に入りました。
昨年もほぼ同じ荷物でタンデムしてきましたので今年も大丈夫でしょう。
天気が今ひとつ気になりますが、こればかりはどうしようもないですね。
走っているときだけでも雨が降らなければ良しとします。
バックギア、もう慣れましたか。
私も関心はあるのですが、いかんせん高額ですね。
それにうちには妻という「人力バックギア」が標準装備ですから。。ハハ(笑;
出発までまじかですね。
準備品、2人分だから結構な量になりましたね。
でもFLSTCなら、充分に乗るでしょうね。
気をつけて楽しんできて下さい。
帰られてからのレポ、楽しみにしています。
スピップストリームで揃えたら、とてもいい感じに仕上がりました。
通販で買って自分で取り付けたから、安く上がりました。
これもメカ好きおじさんに出会わなかったら、きっとしていないでしょうね。
リバースギア、いいですよ。今日も駐車場で難なくバックで停めることが出来ました。
道の駅28駅中26駅訪問終了です。
今日は326km約8時間のソロツーでした。疲れました・・・
クルマでのドライブならともかく、
タンデムツーリングにしてはデジタルモン、
持ちすぎですよね(笑;
でもめったに行ける所ではないので、
記憶とともに記録もいっぱい残しておきたいんです。
天気予報は気になりますが、
>まあ北海道の週間天気は、あてにならないので、良いほうにはずれるのに期待です。
そうそう、まったく同意見です!
あの広い北海道では、数キロ走っただけで天気がまるで違いますよね。
私も「良いほうにはずれるのに期待」に一票です(笑;
やはりまだ朝晩は寒いようですね。
道北より道東の方が寒そうなので、
プラス一枚の着替えをアンダーを持っていくことにします。
梅雨前線の北上が気になるところですが、
>大雨の不安はないようです。
そういっていただけると心強いです。
さすがにデジタル機器が多いですね。
自分は、携帯とデジカメとアイポッドだけです。
北海道の週間天気が、悪くなっているのが心配です。
まあ北海道の週間天気は、あてにならないので、良いほうにはずれるのに期待です。
朝晩の冷えには驚くかもしれません。
いよいよスタート間近ですね!
今週木曜日くらいから低気圧の動き次第では空模様が危ないような気がしますが、大雨の不安はないようです。
道東の朝晩の気温は予報によると随分と低いようです。
どうぞ、お気を付けて来道されてください。
積む場所があるのでこれだけ荷物が増えました。
デジタルグッズや着替え、工具、地図など控えればもっと少なくても
北海道は十分回れますよ。
昔、原付で東北一周二週間野宿した時は、
全然荷物が乗らなかったけど、なんとかなっちゃいました。
こんばんは。
やっぱり、北海道となると荷物がすごいですね。
自分のバイクじゃ無理かな。