北海道ツーリング9_小樽市内観光

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北海道で過ごす最後の日になってしましました。
ドーミーイン小樽の部屋からは目の前に小樽駅と霧のかかった山々が見えます。

北海道のドーミーインに泊まる楽しみはこの朝食にあります。
バイキング形式で好きなモノを取れるので、いくらやネギトロ、サーモン、蟹などを何杯も載せた「小樽の勝手丼」がつくれちゃいます。
他にも帆立焼きトウモロコシ、デザートのメロンやスイカなども取り放題です。

今日はバイクで走らずに駐車場に停めてゆっくりと市内観光します。
毎日毎日、ライダーの私が走って楽しい道ばかりだったので今日は奥さんとのんびり楽しみましょう。
停めた場所は以前にも利用した有料観光駐車場で1日停めても400円、自動車でも800円とリーズナブルです。

歩いて運河まで戻ってきたところで、最初の観光として「運河クルーズ」にしようかそれとも「人力車」もいいかなと迷っていました。
運河クルーズは11時からなのでまだ1時間以上待つようです。

クルーズ船では準備中です。

小樽には修学旅行でしょうか小学生の団体も来ていましたね。

運河のところで写真を撮っていたら人力車の俥夫の方が声を掛けてきました。

どんな所を回るのか料金などを聞いているとやっぱり乗ってみたくなりました。
私も奥さんも人力車に乗った事はないしただブラブラするより観光案内をしてくれるのを聞きながら名所を回るのも楽しいだろうと思いました。

このご時世、人力車に乗る前にも手の消毒はお約束です。
この人力車、1台なんと160万円もするそうで軽自動車並ですね。
小樽の人力車にはブレーキが無いですが坂の多い京都には下り坂で安全に止まれるようにブレーキ付きがあるそうです。

思った以上に高い位置に座席があって地面から離れた空間も新鮮です。
赤い毛氈を掛けてくれましたがその方が写真写りがいいそうです。
人力車で走りながら要所要所で写真を撮ってくれました。

今回声を掛けてくれた人力車の俥夫さんは今崎さんという方で小樽に来る前には浅草や京都でも引いていたそうで、以前にはタレントの大久保さんや渡辺直美さん、ホンジャマカの石塚さんやパパイヤ鈴木さんも乗せて走った事があるそうです。
重量級メンバーに比べれば私達の方が軽々でしょうね。

車道の幅が広いのでクルマと一緒に走っても安心していられます。

走りながら色々と小樽の歴史やなぜ運河が出来たのか古い倉庫などが残っていたかなどを解説してくれました。

こちらの北海製缶の小樽工場第3倉庫前で記念撮影です。
仮面ライダーの撮影でショッカーが逃げ込んで仮面ライダーと戦った場所だそうです(ショッカーの秘密基地という解説がありましたがどうも基地ではなかったようです)

四棟並んだこの建物、古い店舗と住居それに倉庫だそうで廊下で繋がっているそうです。
両端が蔵造りになっているので火災に強いメリットがあります。

段々日差しが出て暑くなってきたので日除けを掛けてもらいました。

今まで何度も小樽を訪れましたが初めて知ったことばかりでとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
最後に俥夫の今崎さんと一緒に記念撮影です。
お礼に例の手作りミニミニベストをお渡ししました。

今回、人力車で回っていただいたルートがこちらです。

降ろしていただいたのが小樽商店街の入り口だったのでここから徒歩での散策開始です。

こういう古い建物を活かしたお店がいっぱいです。
店構えを見て歩くだけでも楽しいです。

小樽観光の足の「おたる散策バス」ですが、全便運休になっていました。

暑くなって歩き疲れたので雪印パーラーで一休み。

お昼になったので回転寿司に行ってきました。
以前来た時は小樽寿司屋通りのお店や地元のお店で聞いたミシュランを取ったお店でしたが、今回は「小樽は回転寿司も美味しい」というのでこちらのとっぴーに行きました。

ネタも大きくそれなりに美味しかったですがやはり回転寿司かなという感想です。
ちなみに飲んでいるのはビールではなくノンアルコールです。
もう一軒有名な回転寿しの和楽も試してみたかったですね。

再び小樽の街をウロウロしました。
さっきより人出が多いようです。
オシャレな観光地とあって、若いカップルや女子二人連れなどの方が多かったようです。

さっき人力車で回ってもらった時に見た「旧手宮線」の線路跡が見たくてやってきました。

北海道で最初の鉄道開業区間でしたが1985年に廃線になったそうです。
もし私がバイクに乗って青森まで行った1978年だったらまだ列車が走っていたんでしょうね。
奥の方に小さく見えているのが、修学旅行生とたぶん中国からの鉄道好きの女性の一人旅の方でした。

大通りを横切る場所にも線路が残っているのが素晴らしいです。

年甲斐もなくオジサンとオバサンの二人が手を繋いで線路の上を歩いてみました。

いろいろ回っていたら乗せてもらった人力車の俥夫の今崎さんがいらっしゃいました。
よく見たらさっき差し上げたミニミニベストのチャームをもう胸に付けてくれていました。 こういうのってウレシイですね。

帰りのフェリーの中で食べようと思ってパン屋さんを探しましたがなかなか見つかりませんでした。
このアーケード街も閉まっているところがアチコチにありました。
ようやく見つけたのがホテルに併設されているお店を発見。

こちらのカマボコのかま栄さんにも寄って作っているところを工場見学しました。

小樽の街で見かけたバンクシー風の、タイトル「リバース?」

運河の一角に両岸から風鈴を提げている場所がありました。
よく川に鯉のぼりを提げているところを見かけますが、風鈴だと音色はいいのですが小さすぎて見栄えがちょっと、ですね。

歩き疲れたので「小樽運河ターミナル」の中の喫茶に入りました。

いただいたのは小樽名物のパンとまんじゅうを掛けあせたような「ぱんじゅう」、これが結構おいしくてもっと食べたかった。

この建物は1922年に三菱銀行小樽支店として設立されたギリシャ・ローマ建築風のもので現在は北海道中央バスが所有しているそうです。
天井が高く昔ながらの豪華でおっとりした雰囲気がいい感じでした。

最後に小樽運河で一番のメインの場所に戻ってきました。

平日とはいえ7月でこれだけ天気のいい日なのに観光客の姿はまばらでした。
二人でゆっくり撮影出来ちゃいました。
今までだったらこの絵の中に他の観光客の姿が必ず入っていたことでしょう。

さあ、いよいよ北海道を去る時間が近づいてきました。

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