私の家の外部には、夜間や外出時に家の周囲をチェックするためのライブカメラが設置してあります。
防犯カメラといっても専用のガード用のものではなく、Linuxで動かしている自宅サーバー機にUSB接続のWEBカメラを接続してプライベート的に配信および定時的に画像を保存しています。
先日、家のエクステリアのメンテナンス工事を依頼していた際にも、職人さんたちの出入りや、開放されていた駐車場への出入りなどをチェックしていたのですが、途中で記録されていない事がありました。
屋外にカメラやケーブルを配置して運用していたのでそれが原因かと思いましたが、いろいろ調べていくうちに根本的なところに原因があるのがわかりました。
最初に書いたように、屋外のWEBカメラは有線式のUSB接続なので設置場所からサーバー機までUSBケーブルを延長してつないでいます。
USBケーブルは、電送されるデータの減衰の問題もあり5mまでの使用が原則になっています。
もちろん設置当初からそれは知っていましたが、今までは5mだけでなくさらに2mケーブルを2本、それにカメラ本体のケーブルを含めて10m以上伸ばしてもう何年も問題なく使えていました。
しかしケーブルや接続部の経年劣化のせいで急に写らなくなってしまいました。
そこでUSBの5mケーブルの壁を越えて使える「USB延長リピーターケーブル」を購入しました。
リピーターケーブルは、内部で信号を増幅させて5mの規格よりも遠くへ信号を送れるようにしているものです。
このケーブルはつないでいけば20mまで延長する事が出来ます。
メス側の接続部がかなり太くなっているのが、通常の延長ケーブルと異なります。
設置してあるケーブルを外してこのリピーターケーブルにつなぎ直したところ、問題なく映像が送れました。
20mとか延長出来るのなら、屋根の上に設置して「今日の富士山」なんかの中継もおもしろいかもしれませんね。
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この延長ケーブルの実力を、電圧と電流計で計ってチェックしてみました。
その結果、なんと驚きの結果が。。。!!!
その記事は、コチラ「USB電圧・電流チェッカーでいろいろ測ってみた」 です。
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