WindowsXPのサポート終了に思う

記事内容とは関係なく広告が表示されます。

2014年4月8日を最後にとうとうWindowsXPのサポートが終了になってしまいました。

WindowsのOSは3.1の時代から使ってきました。

Microsoftのパソコン用OSは一つおきに出来・不出来がありましたね。

Win95はいろんな意味も含めて○、Win98は×、Win98Sになって△、WinMeは×、Win2000は○(まあこれは家庭用とはちょっと違うかな)、WinXPは○、WinVistaは×というのが実際に使った私個人の評価です。

そしてWin7は○でWin8は×だというのが私の感想です。

 


 

自宅には自作、中古ノートパソコンなどすべて数えれば20台近い稼働可能なパソコンがあります。

自宅においている四台のサーバー機は基本的にLinux(CentOS)ですが、それ以外はWindows機でMacは使っていません。

以前は友人知人、会社の同僚などからの問い合わせ、サポート依頼などもあって、それらのパソコンにいろんなバージョンのWindowsを入れていました。

今はそれもほとんどなくなりましたので、ほとんどWindowsのXPを入れて使っていました。

メインパソコン、妻用パソコン、データダウンロードパソコン、ファイルバックアップパソコン、動画エンコード用パソコンなど用途によって使い分けています。

ネットにつながないクローズシステムのパソコンならWindowsXPでもいいかなと思いますが、外部に接続するパソコンについては順次Windows7を入れています。

一度メインパソコンをWindows8にアップグレードしましたが、使い勝手が悪すぎるのと「8」では動作しないソフトが多かったので、また「7」に戻してしまいました。

ノートパソコンの中にはDVDドライブが内蔵されていないものもあるのでその場合はフリーソフトの「Windows 7 USB/DVD Download Tool」などを使ってWindows7のDVDからインストール用のUSBメモリスティックを作成して処理をおこなっています。

 

4月1日の消費税増税前のパソコン売り場はXPからの買い換えの大勢のお客さんで賑わっていました。

私も売り場をのぞいてブラブラしていましたが、あまりパソコンに詳しくない年配や女性のお客さんに対して店員の方がいい加減な説明をしているのが気になりました。

とても動画の保存や編集をしそうもない方に必要以上に大きなサイズのハードディスクを搭載したパソコンを勧めていました。

 

もう一つ気になったのが、以前に比べて安い価格帯のパソコンがめっきり少なくなったことです。

廉価版のパソコンを買ってネットやメールを見るくらいなら、タブレット端末で十分ということでお客さんがシフトしてメーカーも作らなくなったのでしょう。

でもこれがニュースになると「高額パソコンの売れ行き好調」「販売単価が上昇している」となるんですね。

安いパソコンが売られていないのと、タブレットへのシフト化が進んだのだから当然といえば当然です。

でもこれが「アベノミクスによる景気向上の結果」となるのはどうなんでしょう。

 

いずれにしても普通にパソコンを使っている方は出来ればWindows7にした方が安心でしょうけど、それでもMicrosoftから提供される修正パッチを細かく導入したり、定期的なウイルスチェック、メールやネットからのファイヤーウォールの設定をしなければ、XP以前のパソコンよりもっとセキュリティレベルは低いことになってしまいます。

今回のWindowsXPだって2001年に発売されてからの12年間で500以上の修正パッチが配信されてきましたが、どれだけの人がすべて適用させたのか疑問です。

今ちまたで言われている「WindowsXPはWindows8.1に比べてウイルスに21倍感染しやすい」というのも、まったく笑ってしまう比較ですね。

 

今、書店にいけば「WindowsXPをこのまましばらく使える方法」などの本が何冊か出ています。

Microsoftの修正パッチによるサポートはなくなりますが、安全なブラウザ、メールソフト、ネットデータの通信内容チェックなどをちゃんとやればまだまだ使えるのにもったいないですね。

そういえば、まだまだちゃんと見られるアナログテレビを、電波帯の有効活用とかいって全員もれなく買い換えさせた「テレビのデジタル化」に似ていますね。

それが今度は「4K」テレビで、そのうち「今の古いデジタルテレビの放送は終了します。 4Kテレビに買い換えないと放送が見られませんよ」とかになるんじゃないでしょうね。

 

コメント

  1. バイクおやじ さんへ、
    安定性といい使い勝手といい、
    WindowsXPはいいOSでした。
    脆弱性の問題といいますが、
    確かに昔のOSなので現在ほどセキュリティはないですが、
    それでもまだまだ使えるはずですよね。
    新しいものに買い換えさせる企業の姿が見え見えです。
    昔は、週に1,2度はOSの入れ替えをやっていましたが、
    最近はめっきりやらなくなりました。

  2. XP、良いOSですよね。
    meからXPに変わった時はその安定感に衝撃を受けました。サーバーも安心して運用できた記憶があります。
    そういえばOSのインストールも劇的に簡単になりましたよね。

    8はメインPCに入れようとは思いませんが、時代に取り残されないよう、モバイルではがんばって使おうと思います。

    XPも長く使われたOSなのでXPの最終版の頃にPCを購入した人であればそろそろ買い換えかもしれませんね。
    メカ好きおじさんの様に再インストールする人もすくないでしょうから(笑)

タイトルとURLをコピーしました