秋の休みに温泉でも使ってのんびりしようと、軽井沢に一泊で旅行に行ってきました。
先日の台風で軽井沢の一部地域では被害を受け停電になっているところもあり、また上信越道なども通行止めの場所もある状況でしたが、こんな時だからこそ予定どおり出かけることにしました。
今回は一部の場所で走りにくそうな事もあるかもしれないのでハーレーはお休みいただいてジムニーに乗って行ってきました。
すっかり秋の空になり気温も20度を下回る陽気の中、関越道を行きます。
途中の上里SAで買った「こむぎっち焼き、お好み焼き風」です。
「こむぎっち」は上里町もマスコットキャラクターで町制施行40周年記念で出来た町特産の種子小麦をモチーフにしたゆるキャラです。
軽井沢に行くには通常ですと関越から上信越道に入り碓氷軽井沢ICで降りるのですが、台風の影響で松井田妙義IC~佐久IC間が通行止めだった為、ルートとしては、1.松井田妙義ICまで行って碓氷バイパスを通る、2.高崎まで行って二度上峠経由で北から軽井沢に入る、という二つのルートが考えられます。
今回は後者の高崎、二度上峠経由で行く事にしました。 理由はSNSで碓氷バイパスが渋滞しているという書き込みが多かったからです。
一般道に降りて一般道を走っていると所々の川で、流れてきた流木をどかす作業をやっている場所がありました。
こちらの道の駅くらぶち小栗の里で休憩しました。
県道54号線、長野原倉渕線はタンデムを含めバイクで何度も走っていますが、通行量も少なく景色もなかなかの走っていて気持ちのいい道です。
二度上峠に到着です。
駐車場脇の少し小高い場所に上がってみました。 何度も来ている割にはここに上がったのは今回が初めてです。
向こうには浅間山とその手前の平らが見えています。
周囲をパノラマで撮影しました。
ここにあった看板地図です。
この先辺りは映画の「カルメン故郷へ帰る」の木や「丘を超えて」の歌碑があるようですね。
二度上には以前、草軽電鉄という高原列車が新軽井沢から草津温泉間に通っていてその途中に「二度上駅」というがあったそうです。
二度上峠から下っていくとカーナビに「浅間大滝」というのが表示されましたが駐車出来る場所は見当たりません。 しばらく進むと「浅間大滝入り口」というのがありました。
県道から右に入っていくのですが狭い砂利道になっているのでジムニーを四駆にして進みます。 すぐに少し開けた場所、多分駐車スペースになりましたが通行止めのロープが張られていました。
たぶんこのテープの先に浅間大滝へ向かう遊歩道があったのでしょうけど土砂が崩れてきて通行止めになったようです。
車から降りてロープの近く左側まで行くと木々の先に滝が見えてきました。 これが北軽井沢最大の浅間大滝のようです。
北軽井沢の交差点で県道54号線から国道146号線に曲がります。
少し南下したところに浅間牧場があります。 牧場の中を上がっていくと駐車場がありました。
ここに入る道路には白い殺菌の粉が撒かれ、水のあるスペースを通っていくようになっていました。
牧場の柵の近くまで牛が来ていてアジアの観光客が写真を撮っていました。
さらに国道146号線を先へ進みハルニレテラスに車を停めました。 駐車場も結構一杯になっていました。
ここはいつ来ても人が多いですね。
早々に退散して軽井沢アウトレットです。
車両基地に停めてあった一部の電車が水に使った上信越新幹線ですが、軽井沢の駅にも走っていました。
食事の後は、ミカド珈琲のモカソフトです。
軽井沢から北上したこの辺りが、昔「浅間火山レース」が行われた場所でしょうか。
軽井沢の標高の高い場所では紅葉が始まっていました。
いろんな所にハロウィーンの飾りがされていました。
翌朝、軽井沢の上の方では少し霧になって霧雨のようで数十メートル先も見えにくい状況でした。
でも下の方に降りてくると霧はすっかり晴れ、青空がのぞいてきました。
旧軽銀座を散策するために車を停めましたが、ネットで調べてこちらの「旧軽ロータリー2駐車場」にしました。 1日何時間でも400円です。
もう少し旧軽銀座に近いと500円でした。
駐車場から銀座入り口まで350メートルほどでゆっくり歩いて5分ほどでした。
ここに来たら必ず立ち寄るフランスベーカリー、ジョン・レノンも愛したパンのお店です。 安くて美味しいパンをいくつか買ってきました。
こちらも有名な軽井澤寫真館。 アンティークなレンタル衣装で優雅な写真を撮ってくれます。
懐かしい玩具がお買い得に買えるあんBALANCE。
そして個人的に一番気に入っているお店がコチラ。
アメリカンアイテムやウェアが色々あるお店、ミリタリーモノもあります。
今回買ったのはこのハーレーとイーグルが前後にプリントされたTシャツです。
アメリカンサイズなので大きめのモノも揃っています。
旧軽でも人気のCHURCH STREET。 中にはいろんなお店があります。
名前のとおり、奥には聖パウロカトリック教会があります。
そういえばこのCHURCH STREETをはじめ旧軽銀座の中のトイレは100円などの有料トイレが多いですね。
無料トイレをお探しなら旧軽銀座入り口西側にある旧軽井沢公衆トイレ(無料)がオススメです。
この隣にあるのが町営の駐車場で、以前私もこちらに停めましたが、料金は最初の1時間は400円で2時間は600円(夏季は700円)です。
軽井沢を楽しんだのであとにします。
アウトレットの横を進み、帰りは行きとは違う碓氷バイパス経由にします。
帰って来てから知ったのですが、上信越道は10月16日13時に碓氷軽井沢ICと国道18号を結ぶアクセス道路が通行できるようになったことから通行止め区間を碓氷軽井沢ICから佐久IC間に変更した為、碓氷軽井沢ICから乗れるようになっていたようです。
でも私達が通過したのは12時前だったのギリギリまだ不通でした。
渋滞しているとあった碓氷バイパスですが山間部の区間は、トラックやバスなども多く走っているものの登りは登坂車線もあるので渋滞することはなく順調に流れていました。
山から降りてきて鉄道文化むらの先にある、峠の釜飯で有名なおぎのやにはバイクも大勢来ているようでした。
そしてこの先からは、松井田妙義ICから上信越道に乗る車の列で2.5キロほど渋滞が出来ていました。 ここは結構並びましたね。
途中、長野の千曲川方面の災害派遣に向かう自衛隊の車両が通って行きました。
ようやく松井田妙義ICへの交差点になりました。
今回はこのまま高速に乗らずもう一箇所回るところがあります。
それがこちらの群馬県立自然史博物館です。
ネットで見て、県立博物館としては恐竜などの展示の内容が充実しているとあったので行ってみたかったのです。
これは透明板の下に、アメリカで行われていた発掘風景を再現したものです。
実物大の動くテラノサウルス。
数多くの恐竜の骨格展示、その数は国立の博物館にも劣るものではないでしょう。
この日は小学生の生徒たちが学習体験に来ていて熱心に調べていました。
群馬の自然に関する展示も豊富でした。
広いスペースできれいな博物館でした。
帰りは富岡ICから上信越道に乗り、関越へと進みました。
今回はハーレーのグループもよく見かけました。
こちらはご夫婦でしょうか、二台でキャンプ道具満載で走っていました。
今回のルートマップです。
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