スタンピングリーフで愛車のロゴの入った本革のキーホルダーを作る(無料型紙あり)

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バイクやクルマの愛車やペットの写真、個人ユースならアイドルやアニメなどを箔押し風に革に転写出来るのがスタンピングリーフです。
それを入れた革でキーホルダーを作りました。

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作業手順

制作工程の写真は動画で撮影したものからキャプチャーしたので、少しボケていたり暗かったりしますがご勘弁を。
PDFの型紙データを工作用の厚めのプリンター用紙に印刷してカットします。
使用した革は1.6mm厚の牛革を使っています。
革の上に載せたら動かないようにしっかり抑えながら鉄筆やくじりなどの尖ったものでなぞって写します。

カッターは工作用の大型のものを使っています。

今回は曲線部分が多いのでフリーハンドでカットします。

カットし終わったら革につや消しクリアーのスプレーを吹きます。 薄めに吹いて10分以上乾かしさらにあと2回ほどむらなくスプレーします。

箔押し風にするデータは白黒反転したものを「レーザープリンター」で印刷します。 レーザープリンターがない場合はインクジェットプリンターで印刷したものをコンビニや図書館などのコピー機で複写します。 この時出来るだけ濃く印刷するようにします。
私はスタンピングリーフをするためだけのレーザープリンターを購入しましたが、白黒専用機なら1万円ほどで購入出来ます。

印刷した原稿の上に一回り大きくカットしたスタンピングリーフを載せます。
今回は銀色のシートを使いましたが、単色の銀色だけなら20枚入って550円、金や銀のほかに色付きのものがアソートされた7色セットでも1,100円とコスパはいいです。

下に敷くのはアイロン台ではなく古雑誌などを使います。 アイロン台は凸凹があるので熱がむらなく伝わらないので不適です。


スタンピングリーフの上にクッキングシートを載せてアイロンを掛けます。
温度は低温と中央の中間くらいです。
ズレないようにしっかり押さえながらしっかりアイロンを掛けます。

掛け終わったらすぐに上の薄いシールを剥がさずに常温になるまで冷ましてから端からゆっくり剥がします。
一部を剥がしてみてまだ転写が弱いようなそのまま戻してもう一度アイロンを掛けます。

うまく転写出来ていたら剥がした上の薄いシートの余白をハサミやカッターでカットして革の上に載せて位置合わせします。

この上にクッキングシートを載せてもう一度アイロンを掛けて革に転写します。

先ほどと同様に確認した上でよく冷ましてからシートをめくります。
シートのあった部分と何も置かなかったところで光沢具合が違っていますので、クッキングシートだけを載せてアイロンを掛けて全体のツヤ具合が同じになるようにします。
うまく出来ればスタンピングリーフの完成です。

レザークラフト作業手順

ここからレザークラフトでキーホルダーにしていきます。
金具は色々ありますが、ここでは二重管を使いました。

革の床面に革用ボンドを塗って貼り合わせ、ローラーで圧着します。

二枚を貼り合わせたコバの部分を削ってズレを修正します。

角を丸く仕上げるためにフチ落としを使いますが、私はヤスリで角を削っています。

角を落としたらまずは水だけを指先でコバを濡らします。

ウッドスリッカーの溝を使って角丸になるように擦って形を整えます。

水で成形出来たらトコノールを塗って同じようにウッドスリッカーでツヤが出るまで擦ります。
この作業を根気良く続けると仕上がりが良くなります。

周囲を縫うために周囲にミゾを印します。
使っているのはマルチステッティンググルーラーですが無ければ4mm幅の菱目打ち二枚刃でも出来るでしょう。

手縫い用の穴は4mm幅の二枚刃と四枚刃の菱目打ちを使います。

カーブの部分が多いので二枚刃の方を多用します。

使う糸の長さ分だけあらかじめカットしておきます。
今回は革の厚さは二枚重ねで3.2mmありますので、縫う周囲の長さの3倍プラス50cmほどにロウ引き糸をカットしました。

二本針で縫っていきます。

縫い終わりの最後は2mmほど残して二本の糸をカットしてライターの火で炙って押し付けて固めます。

YAMAHAロゴ入りのキーホルダーの完成です。

裏側にはドラッグスターのマークを入れてみました。

※はじめての方にオススメのレザークラフトはコチラ

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