私のハーレーには最初からフォグランプが付いています。
でもそれが最近になって点灯していない事に気がつきました。
実際に夜間走行する機会はあまり無く、最後に夜走ったのは今年の5月にブルスカの夜にホテルまで走った時以来です。
ですからいつからつかなくなっていたのかはっきりしません。
フォグランプがつかなくなった時、チェックする項目をまとめてみました。
ライトが正常に点灯するためには、
・正しい電圧がソケットまで来ているか
・ソケットの接触は正常か
・ランプ(電球)は切れていないか
といった事に集約されます。
今回の私のケースでは、
・テスターで測った結果は、フォグランプケース内の端子まで「12V」が来ていた。
・スイッチをON/OFFすれば電気は正しく制御出来ている
・ソケットと端子の接触は、ぐらつきもなく導通が取れている
・電球は目視ではフィラメントの異常はなく、テスターで測っても導通している
といったように問題点は見つかりませんでした。
困ってしまい、ハーレーのディーラーに行ってメカニックの方に相談しました。
アドバイスを受けたのは、
・ハーレーのフォグは端子の接触、特にアース側がゆるくなることがあるのでチェックすること
・フィラメントについては再度チェックすること
などのサポートを受け、自宅で再度確認しました。
念のため、フォグランプの電球は新しいものを購入しました。
ハーレーのフォグもモデルや年式によって異なる事もあるようですが、私の2008年式FLSTCでは一般の自動車用のフォグランプと同じ、「12V 35W H3」タイプのモノが使われていました。
似たもので「H3C」タイプというものもありますが、H3はプラス側はケーブルで延長された先に平型端子が付いていますが、H3Cタイプは二極とも電球本体に端子が付いています。
価格は1個1000円前後でした。
確認の意味でソケットを通さずに、フォグランプ本体から出ている配線を直接新しい電球につないでみましたが、やはり点灯する事は出来ませんでした。
万策尽きて困ってしまい、もう一度ディーラーに行ってきました。
メカニックの方に、電圧は12V来ている、新しいバルブに直結しても点灯しない旨を伝えました。
最初メカニックの方もいろいろ確認されていましたが、ふと「そういえば過去にあった事例で、スイッチの接触不良が原因の事がありました。
全く接触していない訳ではないので12Vは出ているのですが端子の接触が悪く電流が十分流れていませんでした」と話されました。
そして私のハーレーのフォグランプのスイッチのあるパネル周辺を触っていたら、突然フォグランプが点灯しました!!
私のハーレーのフォグランプがつかなかった原因もスイッチ部の接触不良が原因でした。
バイクのステアリングトリムの根本には、増設した電装品関係の配線を保護するためにゲルコートチューブで覆った配線がいくつもあります。
これがスイッチパネルの内側に納めてあるので、フォグランプスイッチ裏側の端子部分を押してしまい、スイッチ端子と平型メスコネクタの接触を圧迫していたようです。
スイッチ自体の不良ではないので、ケーブルの取り回しを直せば大丈夫でしょうとの事でした。
ソケットのところの電圧をチェックして12V来ていたので安心していましたが、やはり電流が不足していたようです。
いやぁ、助かりました。
やはりこういう事はハーレーという同一車種の点検を長く続けてこられた経験のあるメカニックならではでしょうね。
自宅に戻って、教えてもらったようにフォグランプのスイッチパネルを外しました。
ここは外すビスはパネル上部のTX-25の一本だけですが、それ以外にもデタッチャブルのウインドシールドを固定する上下二カ所ある3/16のトルクスネジをゆるめる(外さなくてよい)事が必要になります。
こうするとナセル裏側のパネルの一部が外せます。
私のケースでは、三極あるスイッチのこの部分が押されていたようです。
コルゲートチューブの取り回しを直して固定しなおしました。
これでまたフォグランプは問題なく使えるようになりました。
購入したフォグランプのバルブは、スペアパーツとして車載工具と一緒に携行しておくことにしました。
コメント
DON さんへ、
テスターのチェック結果を過信して
原因がわからずオタオタしましたが、
直ってよかったです。
ヘッドライトの点灯不良はさすがにわかりますが、
フォグはなかなかわからにですね。
黒いクルマが前にいたら点灯してみるのがいいですね。
なるほど!スイッチですか(^_^;)
普通は接触不良となると接点ばかりに目が行きますもんね~。
そう言えば我が家も自分のフォグランプが点灯しているかどうか確認はしたことがありません!いつも先頭ばかりですので女房にも見えませんしね(^_^;)