ハーレーのプラグをイリジウムに交換

スパークプラグは今までも頻繁に交換しています。

2011年1月の36ヶ月点検、2013年2月の車検の時にも交換しています。

ほぼ2年ごとに交換しています。

ハーレーの整備マニュアルによると『スパークプラグは12カ月（8,000km）毎に点検し、必要なら取り替えます』と載っています。

 

ところでハーレーのプラグの型番ですが、私の2008年式ソフテイルなど「199年以降のツインカム」の場合は、

■純正　：　6R12

■NGK製：DCPR7E　／　走りがソフトならDCPR6E

　NGK製イリジウムプラグ：DCPR7EIX　／　走りがハードならDCPR8EIX

■DENSO製：XU22EPR-U

　DENSO製イリジウムプラグ：IXU22(イリジウムパワー)　／　IXU01-□（イリジウムレーシング）

■チャンピオン製：RA8HC

■Autolite製：4164

などが使えます。

それではプラグ交換の方法です。

ハーレーはV型二気筒エンジンですからプラグは二個、左側にあります。

最近の国産マシンはフルカウルやデザイン優先でプラグに簡単に手が届かない車種が多いですがハーレーはシンプルなので作業性が良好です。

 

いきなりプラグを外す前に周辺のゴミを取り除いておきます。

まずは歯ブラシ等で大きめのゴミを払います。

 

さらにブロアで細かいホコリ等を飛ばしておきます。

私はカメラ用のブロアのほかに、整備用に100円均一で買ったブロアを専用に使っています。

 

そしてプラグレンチを使ってプラグを外します。

私のヘリテイジにはエンジンの輻射熱を防ぐガードがあるので、後ろ側のプラグを外す邪魔になるかと心配しましたが、問題なくプラグレンチが使えました。

 

プラグレンチは車載工具に付いてきたものでもクルマ用のものでも使えるでしょう。

レンチでゆるめたら後は手で回して外した方がエンジンヘッドを痛めないのでいいでしょう。

外したプラグです。

 

使用期間は2年弱ですからこんなものでしょうけど、少しカーボンが付いていて端子側は白いですね。

特にコンディションに支障はなさそうです。

中心電極のエッジもありますのでもうしばらくは使えそうです。

実は交換用のプラグを購入する前に一度外してチェックしてみたのです。

このプラグは今日だけもう少し使います。

真鍮製のワイヤーブラシで丁寧に磨きます。

 

左が磨いた後、右が磨く前です。

 

プラグキャップを測ってみます。

いつもはゲージを挟んでチェックしますが、今回は定規で測ってみます。

 

1.2mm強あります。

規定では0.8mmから１.1mmくらいなので少し広いようです。

狭めておきます。

 

そしてこちらはこの後100kmほどのツーリングに出かけてもう一度外してチェックしたものです。

このような感じに焼けています。

 

 

ツーリングの帰りに２りんかんに寄ってプラグを買ってきました。

今まではハーレー純正の6R12のノーマルプラグを使っていましたが、今回はイリジウムプラグを購入しました。

今回購入したのはDENSO製の「IXU22」です。

 

ノーマルプラグが1本780円ほどのところ、こちらは1600円程度ですから少し割高ですがこれで性能アップするならコスパは高いでしょう。

イリジウムプラグは中心電極が細く作られていますし、外側電極もテーパーカットされているため、安定した着火が期待出来ます。

また火花な飛ぶ位置が一点に集中して固定出来るためばらつきも少なくなり、失火を防いでアイドリングが安定して高回転でも強い火花が飛びます。

電極を細くしても耐久性を稼ぐためにイリジウムを使っている訳ですね。

 

 

ノーマルプラグとの比較です。

 

 

新しいプラグを取り付ける前にチェックすると、プラグキャップの中がずいぶん汚れていました。

不燃焼ガス？オイル？なんなんでしょう。

ベンジンを染みこませた綿棒で拭いてきれいにしておきます。

 

新しいプラグを付ける時は、焼き付きによる固着防止のためにネジ部にスレッドコンパウンドを薄く塗っておきます。

 

プラグは手で軽く回して取り付け、最後の1/2回転だけプラグレンチを使います。

 

さて、実際の走りはというと。。。まだ試走していないのでレポートは次回に。

 

【追　記】
わたしの場合は「イリジウムプラグ、ダメでした」
後日、朝エンジンが始動せず、ディーラーに点検で運ばれていきました。
原因はプラグカブリでした。

イリジウムプラグはノーマルよりかぶりやすいというのを実感しました。
結局ノーマルプラグに戻したら絶好調！
このままノーマルで行く事になりました。