スポンサーリンク

ダブルステッチと手縫いを動画で解説

スポンサーリンク
スポンサーリンク

前回、レザークラフトで用いる革ヒモを使った縁の処理の一技法「シングルステッチ」を動画で紹介したところ好評だったので、(調子に乗って?笑)今度は「ダブルステッチ」の方法も動画で紹介しちゃいます。

 ※ 「ダブルステッチ」の事を、「レザークラフトの糸を二本針で縫う事」だと思っている方がいるようですが間違いです。
    革ひも(レザーレース)を二重取りでかがっていくことを「ダブルステッチ」と言います。

用意するものは前回のシングルステッチと同じです。
ただ革ヒモの長さが余計に必要となります。
シングルステッチだと編む部分の5倍の長さが必要ですが、ダブルステッチだと6倍から7倍の革ヒモが必要になります。

それでは編み方です。
・最初のひと目までのヒモの掛け方からふた目に通すところまでは、シングルステッチと同じです。
・次に奥側の革ヒモを手前に持ってきて前の網目の下をくぐらすところが違います。
・シングルステッチの時は斜め手前に来ている一本分の下をくぐらせていましたが、ダブルステッチの場合は同じ「斜め手前に来ているヒモ」と「前のヒモにからめているヒモ」の二本の下をくぐらせます。
(二本=ダブルの下をくぐらせるので「ダブルステッチ」なんでしょうね)
・あとはこれの繰り返しになります。
それでは実際の工程を動画でご覧ください。

文章と写真だけではわかりにくいでしょうけど、動画で見れば簡単な事がわかると思います。
ダブルステッチの方が目が詰まっているのでより豪華に見えます。

leatersteach2-01.jpg

leatersteach2-02.jpg

leatersteach2-03.jpg

さらに調子に乗って「メキシカン・バスケット・ウェーブ(別名ラウンド・ブレイド)」というのもやってみました。

leatersteach2-04jpg

いやぁ手間の掛かり方は今まで以上ですが、その分仕上がりがキレイ(になる筈)です。
(私のサンプルでは、あまりキレイじゃないですけど。。)

シングルステッチやダブルステッチは表側はキレイなんですが裏側がちょっと。。なのに比べて、このメキシカン・バスケット・ウェーブは表も裏も同じ網目になります。
leatersteach2-06.jpg

そして次はレザークラフトの基本ワザ、「手縫い」です。
初めて間もない私がこんなものをアップするのもオコガマしいのですが、かえって初心者の方には同じレベルなんで参考になるかなと思ってます。
(先輩方は見ないで、あるいは「ツッコまないで」くださいね(笑;
最初に針と糸の通し方です。
今でもまだ私は器用に出来ないのですが。

手縫いの方法です。
「前から奥」に進むか「奥から手前」に戻るかはその人の好き好きだそうですが、私は「手前から奥」派です。
写真の下はマルチステッチンググルーバーで溝を掘って縫ったもの、上は掘らずに縫ったものです。

leatersteach2-07.jpg

溝を掘った方が糸が出っ張らずにキレイにおさまります。こうすると糸が擦れて切れる事が少なくなります。

leatersteach2-09.jpg

縫う時に表と裏で糸の見え方が違います。
動画でやったように、表からの針を先に入れてあとから裏側の針を同じ穴に入れるとこうなります。
表からの針は必ず裏の針の上を通るようにします。これが上だったり下だったりとバラバラだと、写真のようにきれいに揃った斜めになりません。

leatersteach2-08.jpg

レザークラフトの基本は、
・デザインを起こし
・型紙を作成し、
・革をカットし、
・手縫いと縁をステッチする。
あとは、カービングとコバ磨きです。
レザークラフトは奥が深く初心者の私にはまだまだですが、こだわらなければ取っ掛かりはしやすいクラフトだと思いますよ。
検索で「メキシカンバスケットウェーブ」で来られる方も多いようなので、要望があればコレの縫い方も動画でやってみようかと思っていたのですが、リクエストがなかったので止めました(笑;

メキシカン・バスケット・ウィーブの編み方については、
「メキシカンバスケットウィーブの編み方(動画あり)」は、コチラ です。

コメント

  1. まさかずさんへ
    >私は奥から手前派です
    そうなんですか。
    私はたまたま最初に見た解説本が手前から奥だったんで
    それに沿ってやっています。
    縫っているとこはどう違うんでしょうか?
    私もまだどうやったらいいのか試行錯誤中なんで
    へんなクセがつく前に直したいですね。
    最近、まさかずさんのヘリテイジには、
    あのサドルバッグが付いていないんでしょうか。

    あぜ道さんへ、
    私の例ではあまりキレイに見えませんが、
    革ヒモの太さや目の間隔、
    編む強さをうまくやれば、
    もっとキレイになると思いますよ。
    小さな作品ではシングルステッチで、
    大きめの作品にはダブルステッチがいいようです。
    それと、表裏の両方が目に付く場合には、
    メキシカン・バスケット・ウェーブがいいですね。
    ただこれは最後と最初がループになる場合の処理が
    今ひとつまだわかりません(笑;

    nakaさんへ、
    あれあれ、やっぱり「手前派」なんですね。
    そっちの方が一般的なんでしょうか。
    手縫いの縫い始めを、最初の穴に入れず
    二番目から入れるのはそうみたいです。
    ちょうどミシンで縫う時に「返し縫い」をするのと同じです。
    縫い始めと縫い終わりは力も掛かるので、
    ほつれてこない様に「返し縫い」をしています。
    縫い目の表、私は「まっすぐに見える方」だと思っています。
    売られている革製品の目もまっすぐ揃っていませんか。

  2. 動画また参考にします。
    私は手前からです。
    ところで動画の手縫ですが最初の1針は2番目の穴から入れていますが
    それが本筋ですか私は自己流なので1番目からなのですが?
    後、疑問ですが縫い目の表・裏ってどっちでしょうか?目がまっすぐに見えるほう?
    斜めに見えるほう?

  3. ダブルステッチの動画ありがとうございます!!
    とても参考になります(^o^)
    実は前回の動画見てダブルステッチの
    動画もアップして頂きたいと思ってたんです!!
    良かった~(^0^)
    練習してみますね!!
    メキシカン・バスケット・ウェーブも
    格好良いですね!!

  4. 私は奥から手前派です(^^)

    いろいろあって楽しいですよね~
    縫っている動画を見ましたがやっぱ微妙に違います!

    また何か作りたくなってきまsたよ(^^)

タイトルとURLをコピーしました