革ひもを編んで短いウォレットチェーンを作った

記事内容とは関係なく広告が表示されます。

2022年の初レザークラフトはウォレットチェーンでした。
ハーレーに乗り始めてから使っている財布は革製のウォレットで、最初の頃はロングウォレットばかりでした。
こちらが歴代のウォレットで、一番左は奥さんからプレゼントされたもの、真ん中はモーターショーのアンケートで当たった景品、右端は私が最初に作ったロングウォレットです。 ちなみに上にある黒い二つ折り財布も奥さんからのプレゼント品です。

見ていただいた通りすべてのウォレットにはチェーンが付いています。
バイクに乗るときにお尻のポケットに入れたウォレットが落ちないようにするための必需品なのです。

自作したモノ以外はすべて最初から付属していたものですが金属だったりごっつく太いものです。
右端の自作したロングウォレットもかなりのアメ色にエイジングしていますが、出来立ての時は下のようなヌメ革色でした。

その後に作ったカービングのロングウォレットとウォレットチェーンです。

これらが今まで作ってきたウォレットチェーンです。どれもデザインは同じに作っています。

そして今使っている財布は自作した黒い二つ折り財布でそれに付けているウォレットチェーンが5年前に作ったこちらです。
ずっと使ってきましたが最近になって「ちょっと長いかな」と思うようになりました。
バイクに乗るときにもオシャレとしてのチェーンではなくあくまで実用性重視なのですが、ここまで長くなくても使用するのに不便はありません。 かえって長すぎるのでタマに引っ掛かる事がありました。

そこで今回は短いウォレットチェーンを作ることにしました。 デザインはやはりこの形を踏襲しますが少しだけ変えてみました。
過去に作ってきた時の型紙が残っていなかったので今まで作ってきたモノで型紙を起こしました。
厚手の黒革に型を写してカットします。

使うパーツはこの二つだけです。

二枚を貼り合わせてコバをツルツルに磨きます。
エッジの処理でコバ落としは持っていますが使わずにヤスリで削った後、水だけをしみ込ませてウッドスリッカーで磨いて半丸に型を付けます。 それからトコノールを塗ってスリッカーで磨いて仕上げます。

周囲にマルチステッチンググルーラーで溝を掘って飾り縫いをします。
使う金具類はVツインエンジン柄のコンチョとジャンパーホック、D管です。

ウォレットチェーンの革パーツが完成です。

ここからは革ひもで丸編みしていきます。
ナスマルカン側から編んでいきますので金具をレーシングポニーに固定して革ひもを通します。
革ひもは4mm幅、1.5mm厚、長さ176cmの黒い革ひもを1本使い半分にカットしたものを使いました。

革ひもの四本丸編みの仕方は以前書いたブログ記事に詳しく載せてあります。

 ※(参考)「革ひもを編んでウォレットチェーンを作ってみた」はコチラです。

一応動画でもアップしてあります。

革ひもの丸編みが完成しました。

完成したショートバージョンのウォレットチェーンです。

今回こだわったのはこの部分です。
終端の処理をD管に通した後、金具の「ひも留め」を使わずに編んできた革ひも自体で処理しました。

今まで使ってきたウォレットチェーンとの比較です。 これだけ短いものにしました。

使っている二つ折り財布につなげてみました。
この長さでもベルトに通したまま、お尻に入れた財布を取り出しても長さが短いと感じることなく財布の中身を取り出すのに不便はありません。
この二つ折り財布も以前作ったもので表にはスタンピングリーフで私とハーレーの写真を箔押し風に入れてあります。

まだ革ひもや革の部分には固さがありますがしばらく使っているうちに馴染んできて柔らかくなってくれるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました