奥さんから「普段使い出来るバッグが欲しい」と言われていたのはもうだいぶ前になります。
実際に作業を始めてから2か月以上経ちましたがようやく完成しました。
前回の作業からの続きで、まずは本体の外側にパスケースを入れられるポケットを縫いつけました。
この場所なら改札などですぐに取り出せるでしょう。
バッグの内側には裏地を付けて欲しいという要望があって、奥さんが生地を選んできました。
はじめにマチ部分に両面テープを貼って留めていきます。
ベルトを通す穴の周囲にもテープを貼ります。
裏地を貼り、ベルト穴の生地をくり抜きます。
上の部分は荷物の出し入れをするので革を貼っておきます。
本体の裏地にはポケットを付けます。
ファスナーを付けて貴重品を入れられるようにします。
ファスナーの長さが長いので必要な分までコマを詰めて短くします。
ファスナーの加工が出来ました。
取り付ける部分に穴を開けるのでチャコペンで印を付け裏側にボンドを縫って乾かした後で折り返します。
ファスナーと開口部のサイズをチェックします。
仮止め用にファスナーに両面テープを貼ります。
ズレないように注意しながらテープを貼りファスナーがスムーズに開閉出来るか確認します。
本体の片側にはこのファスナー付きのポケット、反対側にはスマホなどを収納出来るポケットをつくります。
ポケットの周囲はすべて折り返してあります。
ミシンでファスナーを縫っていきます。
やはり手縫いよりミシンの方が断然早くて楽ですね。
本体の裏地に二つのポケットを縫い付け出来ました。
本体の革の内側に仮止め用の両面テープを貼ります。
本体のポケット付き裏地もきれいに付きました。
バッグの上部がマグネットで留められるようにとの事なのでマグネットホックを取り付けます。
最後に本体とマチ部分を縫い合わせていきます。
穴数を合わせてありますのでズレることはないですがかなり長い距離を1本糸で縫うので手間が掛かります。
本体とマチの上の開口部の縁縫いをして完成です。
最後にレザーコートをウエスで塗り込んで、汚れ防止と防水効果を高めツヤも出してみました。
中に荷物を入れると底の革が少したわむので赤い底板を入れました。
ジムニーの泥除けを作るときに使った発泡PPシートの残りです。
内側はこんな感じに出来ました。
※ レザークラフトをやるなら手縫いセットとレーシングポニーは必需品です。
コメント
nakaさんへ、
コメントありがとうございます。
実はレザークラフトでバッグを作るのは初めてなので
サイズ算出や作る順番など、わからないことばかりでした。
結局型紙は作らずに現物合わせで全体のバランスを考えて作り始めたのですが、
途中でマチの幅を変えたりデザインを変更したりでずいぶん時間がかかってしまいました。
nakaさんのラウンドファスナーキーケースも便利そうですね。
p.s プレーヤーはDENON の DP3000 なんですね。
私のはTechnics の SL1200(初期型)です。
どちらも当時の二大名機ですよね。
メカ好きおじさん。
こんにちは、いつ見ても繊細な良い仕事ですね。
雑な私は「まぁイイか」で済ませてますけどこれくらいにしないと
いけませんね。(^_^)