ジムニーのバンパーに穴を開けずに補助金具を追加してアンダーガードを取り付けた(動画あり)

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ジムニーのフロント下の部分がさみしいのでココニアンダーガードを取り付けます。
実際のオフロード走行での下回りのガードというよりファッション・カスタムですかね。

「フロントアンダーガード」「フロントアンダーガーニッシュ」ともいいますね。 市販されている製品では「バンパーに穴を開けて固定するタイプ」と「下だけボルトで留めて上は両面テープで貼るタイプ」の2種類があります。
私はバンパーに穴を開けるのは控えたいのですが、かといって両面テープだけでは脱落が不安です。 そこで補助金具を追加して取り付けることにしました。
同様の製品を検討されている方の参考になるかな。
 
 ※一連の作業の流れを動画にアップしましたのでコチラもご覧ください。
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今回取り付けるのはコチラです。
ジムニーJB64W用、フロントバンパー アンダーガーニッシュ ステンレス 鏡面仕上げです。
ネット通販で1万円以下の商品です。

しっかりした箱に入っていますね。 梱包の箱にはぴったりサイズの緩衝材が入っています。

裏側はどうなっているかというと3Mの両面テープがあらかじめ貼ってあります。
下の方には三か所穴が開いていてジムニーのバンパーにあるネジで留めるようになっています。
でも上の部分が両面テープだけでは不安なので補助金具を追加してしっかりつけていきたいと思います
本体自身にも、フィルムで保護されています。
アンダーガードの周辺には黒いゴムで縁取りされていて、キズ付き防止と人に当たった時に痛くならないような配慮です。

取り付けに当たっては、ナンバープレートにあたるので先に外しておきます。
このジムニーは2021年10月の規制前なのでナンバープレートフレームが付いています。

ナンバープレートの下には台座がありますのでこれも外していきます。
ここはプラスネジ、4本で留まっています。

台座を外してみると、かなり汚れていますね。 納車から5年、一度もはずしたことはなかったです。
キレイに拭いておきましょう。

アンダーガードはこんな風に取り付けますがやはり両面テープだけでは不安です。
このフラットプレートを使って補助金具にします。
バンパーへは台座用の穴を利用すようにしてアンダーガードには穴を開けて固定します。
プレートをバンパーの形に沿ってまげていくのでどこで曲げるか印をつけます。

金具を角を付けて曲げるのには万力を使います。 曲げる印のところに挟み最初は手で曲げます。 そしてハンマーで叩いて角をつけます。 もう一段反対向きに曲げます。
バンパーに当ててみて微調整します。

次にアンダーガードに穴を開けます。
素材はSUS304ステンレス製です。 この金属はかなり穴あけが手こずります。
使うドリルはステンレス用のコバルトハイス鋼のものです。 リベットで固定しますので使うサイズを合わせます。
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開ける前に位置決めとズレ防止にポンチを当てます。

ステンレスの穴開けのコツは専用のドリルを使い、切削油を使うことです。
切削油はドリルの先端とスポイトで開ける場所にたらしておきます。 こうすることで摩擦熱を逃がすのです。
ドリルの回転は低めで上から抑え気味にします。

はい、開きました。 もう一箇所も同様に開けます。

バンパーに取り付けていきますが両面テープが付きやすいように脱脂します。
使っているのはプラスティックにも使えるパーツクリーナーです。

念のため、両面テープも追加します。 SCOCHの車両用、強力両面テープです。

先ほど開けた穴に補助金具を付けてリベットで固定します。 リベットを差し込む向きはバンパーに当たる内側の方がでっぱりが薄くなるようにします。
補助金具が付きました。

バンパーの下には三か所、ボルトが留まっています。 これを10mmソケットレンチで外します。

ボルトが外れたのでアンダーガードをセットします。
当ててみたら補助金具は当たる場所のバンパーのキズがつくのがわかりました。
ナンバープレートが付くと見えなくなる場所ですが一応テープを貼って保護しておきます。

いよいよ取り付けです。
両面テープをはがすのですがこれがけっこうやっかいです。
保護紙をはがしたのでバンパーに当ててみますがやはりうまくくっつきませんね。
それでは下側のボルトを留めていきます。 ボルトを外してあるのでバンパーの位置が動いています。
下に潜ってネジ穴の位置を確認しながらボルトを締めていきます。

下の三本のボルトが留まると一応アンダーガードは付いています。
でもやはりこれでは上の方がグラグラするので不安です。 それに走行中に異音が発生するかもしれません。 やはり補助金具が有効です。
ナンバープレートの台座を元の位置にセットして4本のビスで留めていきます。
補助金具も友締めしていますのでしっかり固定できました。

最後にナンバープレートを元の位置に戻して完成です。
この方法ならバンパーに穴を開けずにしっかり固定することができました。

完成したアンダーガード、アンダーガーニッシュです。


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