私のジムニーJB64WのグレードはXLです。
ヘッドライトはLEDではなくロゲンなのでノーマルでは光の色はオレンジ色です。
色に関しては白い方が好きなのでハロゲンランプの白く光るものに交換しています。
でもポジションランプについてはノーマルのT10型電球なのでやはりオレンジ色をしています。
そのためスモールランプだけで走行している時はヘッドライトの中はオレンジになっていますし、せっかく白いヘッドライトを点けてもポジションランプのある下の方はぼんやりオレンジ色とチグハグになってしまっています。
どうせなら色を統一しようとホワイト色のT10型LEDランプを購入しました。
ネットにいろいろある中で、耐久性を考慮してあまり明るすぎず、また当たり外れの少ない評価の高いものとしてコチラの「ぶーぶーマテリアルT10ホワイト 無極性」を選びました。
この製品の特徴は、
明るすぎない、優しく明るい光拡散タイプ
形状は外側からはLED素子が見えず白いカバーがあるのでいかにも後付けパーツ感がない
無極性なので+と-を意識しなくて取り付けてもちゃんと点灯する
サイズは27mmと電球タイプのものよりそれほど長くないのがいいです。
ところでポジションランプの交換方法ですが、事前にネットで他の方がJB64Wでやられているのをチェックしていたのですが、取り付け場所の空間が狭くかなりやりにくそうでした。
実際にポジションランプのある場所は、ヘッドライトの下の赤丸のこの部分ですがボンネットの上からは全く見えず手探りでの作業となります。
男性の手では入れにくく、またソケットが掴みにくくて力を入れづらいのでカンタンには回せませんでした。
助手席側の方がスペースに多少は余裕がありますがそれでも固くて全く回る気配がありませんでした。
少しでもスペースを確保しようと思い、ヘッドライトのコネクタを外し、
防水カバーを取ってみましたが、やはり回すことは出来ませんでした。
助手席側なら掴むことが出来たので、回すのに力をいれやすいようにとターンクリップでソケットを挟み、指先に力をいれてようやく何とか外す事が出来ました。
でも運転席側の方はこれでもダメでした。
ここで諦める訳にはいかず、最後の手段としてフロントグリルとフロントバンパーを外しことにしました。
そのための作業手順については、ジムニーが納車されてまもなく購入しておいた、車種別専用メンテナスDVDの「ジムニー(JB64W)メンテナンスオールインワン」がとても役に立ちました。
動画でくわしく解説されているのでこれのとおりにやれば問題なく出来ました。
フロントグリルを外すためにボディとの境に養生テープを貼っておきます。
ボンネットを開け上部のロックピンをマイナスドライバーでゆるめて外します。
グリル下で固定しているところをプラスドライバーで回してロックを解除します。
フロントグリルの周囲にプラ製の内張りはずしを差し込みながらクリップをはずしていけばグリルを引き出せます。
左右のウインカーソケットを外せばOKです。
これだけで表からポジションランプに手が届くかなと思いましたが甘かったようです。
やはりバンパーも外すことにしました。
そのためにはラジエターグリル前のこのフレームを外します。
さらにロックピンとバンパーを固定しているボルトを外せば、バンパーを取り外せました。
作業にはマイナスとプラスのドライバー、それにボックスレンチがあればカンタンに作業できます。
運転席側のポジションランプを、ボンネットの上からとバンパーを外した下からの両方から手を伸ばし、力をいれて回してようやく外す事ができました。
光らせてみるとこのようにオレンジ色の光を放っています。
外した純正のT10型電球(下)と新たに取り付けるLEDタイプ(上)、サイズ的には少しだけ長くなりますが取り付けには問題ないでしょう。
ソケットにはめて点灯チェックします。 組み込んでから点かなかった、では面倒ですからね。
無極性なのでどちらの向きに入れればいいか気にしなくていいのが楽ですね。
交換用のLEDランプの中にはソケットがゆるくて外れやすいというものもあるようですが、この製品は問題なさそうでした。
ヘッドライトケースの中に入れて固定して再度チェックします。
白くなってようやく満足できました。
ヘッドライトと同時に光らせてみましたが、どちらも同じような白さなので違和感はありません。
運転席側はポジションランプのみ点灯、助手席側はヘッドライトとポジションランプを同時点灯しています。
ノーマルランプのままのフォグランプの色との差がはっきりしました。
今回の作業ではポジションランプの取り外しにかなり手こずりましたが、そのお陰でフロントグリルとバンパーの取り外しの仕方の練習が出来ました。
もしかしたら、このつや消し黒のフロントグリルは紫外線で経年劣化しそうですのでその時には外して塗装することになるでしょうけど、外し方がわかっているので安心ですね。
コメント