5年前に納車されたジムニーに最初にDIYでカスタムしたのがリアのマッドフラップでした。 泥除けという本来の目的もありますがそれ以上に後ろから見た時にRV的にインパクトがあると思ったからです。
マッドフラップを付けると空力抵抗が増え燃費が悪くなるという意見も聞きますが、高速道路を走行した時にすこし影響は出るでしょうけど元々燃費のあまりよくないジムニーにルーフラックやリアラダーを付け、タイヤを交換しているのでそちらに比べれば微々たるものだと思っています。
市販品でいくらでもありましたが構造はカンタンなので自作することにしました。
ダンボールでリアフェンダーのところで型紙をつくります。
フェンダー下部にはフェンダー取り付け位置の目安となる穴開け場所の印がありますのでドリルで穴を開けます。
できあがったリアフェンダーに「Jimny」のシールを作って貼り、周囲には縁ゴムを回しておきました。
5年経過してだいぶくたびれてはきましたが、先日の東北・北海道ドライブでも「まあ、アウトドアで使っているっぽいからいいかな」とそのままにしていました。
でもディーラーで点検を受けてきた時に隣にあった新車のマッドフラップと比べるとあまりにみすぼらしく感じてしましました。
はずしてみてみると表面はかなり荒れていて貼ってあるロゴシールも歪んではがれかかっています。
傷みがすすんだ原因の一つは使っている素材のせいもあります。 ホームセンターで購入した「PE340-2」低発泡ポリウレタン板を使っていました。 近所の店ではこれしかなかったからです。
そしてロゴシールの方は一応「屋外用」のカッティングシールなのですがやはり5年間はもたなかったようです。
つくりなおすにあたって素材はどちらも変えました。
ベースの板はトラックのマッドフラップによく使われている「EVA」製です。
厚さは今までのPEは2.4mmでしたがこんどは3mmのものを使いました。
制作費用はこちらの板だけなので送料を入れても2200円ちょっとでした。 ロゴマークは家にあった素材をつかったので費用は掛かっていません。
500mm✕800mmのものを購入しましたのでリアのマッドフラップ2枚のほかに、フロント用のマッドフラップ2枚を作ってもまだあまりそうでした。
型紙は5年前に自作したときのものが残っていましたのでコレを参考にしました。
縦の長さと穴の位置はそのままですが横幅だけ20mm、内側に広げました。
タイヤを純正のものから少し幅広のOPEN COUTRY R/Tに換えたのでタイヤ幅分だけガードを広げました
表面はツルツルな面とザラザラした面がありますが後ろに見える方はザラザラの方にしました。
マジックで型を写し事務用の大型カッターで切り出しましたが3mmEVAはかなり固くてなんどか切り込みを付けてカットしました。
カットして取付部を折り曲げたところです。
ビスとボルトを付けるところにドリルで5.5mmの穴を開けます
今回も「Jimny」のロゴを入れますが素材は1mm厚のシボ入り塩ビシートを使いました。
パソコンで作図して塩ビ板に載せマスキングテープで仮止め、裏面にはブチル系の強力な両面テープを貼っておきます。
このロゴは直線部分ばかりなのでカットはしやすいですね。
左右分が切り抜けました。
マッドフラップにロゴを切り抜いた枠を位置決めして仮止めしたら、その隙間に沿って貼っていきます。 こうすればキレイに貼ることができます。
貼り終えたところですがシールのように平面ではなく立体になったのでちょっとだけカッコよくなったかなと思います。
できあがった左右のマッドフラップです。
右側の方はマフラーカッターを避けるために大きくカットしています。
ジムニーに仮止めしてみましたが、上部が少しだけバンパーからはみ出ているようです。
10MM以内には収まっているようですが念のため穴あけの位置を調整して内側に収まるように修正します。
右側のマフラー部も干渉せずに取り付けできました。
バンパーからはみ出すことなく収まりました。
取り付け方法は、上二箇所はクリップナットにタッピングビス留め、下側はL字アングルにM5のボルト・ナットで固定しています。
一度やったことのあるDIYでのマッドフラップ自作ですが今度は長くもってくれるとことを期待します。
純正のモノを参考に実写から型紙を起こして作ってます。
前からだとわかりにくいですがサイのマークを入れています。
「ジムニーJB64Wにオリジナルデザインのマッドフラップを自作した」は コチラ です。
フロントより先に作ったのがリアのマッドフラップです。
後ろへのドロはね防止と見た目的に効果がありそうだったので作ってみました。
ダンボールを当てて型紙を作ってから取り掛かりました。
「ジムニーのマッドフラップを自作した」は コチラ です。
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