北海道ツーレポNo7道北の内陸から雨の層雲峡へ

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オロロンライン、そしてエサヌカ線と、北海道の二大快走路を満喫したところで、これまではずっと海岸沿いを走ってきましたがここからは内陸を走ります。
本日の予定は道北から道の駅を巡りながら旭川を経由して、本日の宿泊地である層雲峡に向かいます。 層雲峡といえば今から24年前に初めて飛行機で北海道に渡りレンタカーを借りて旅行に来た際に最初に泊まった地でした。
出発前の予定では旭川を経由する際に旭山動物園にも寄れたらいいなと思っていました。

エサヌカ線を出ても気温は15度と少し寒いので相変わらずレインウェアは来たままです。


 

内陸の道でも北海道を走っているぞという気分は楽しいものです。


 

こういう牛がいっぱいいる風景を見ているだけでウキウキしちゃいます。


 

しばらく進むと雲が切れて青空がのぞいてきました。
やっと北海道らしい天気になりました。


 

今回いろんな所で川を渡ってみてきましたが、どこも6月から7月初めにかけての大雨で増水しているところばかりでした。


 

ここは蒸気機関車とジェット機が展示されている公園でライダーさんも何人か立ち寄っていたようです。


 

日差しが出るに連れ気温も上がってきました。


 

パッチワークの丘の風景といえば美瑛や富良野をイメージしますが、そこ以外でも北海道ではいろんなところでこんな風景が出迎えてくれます。
本州だとこういう場所もなだらなかな丘にならずに平地になるので印象が違うのでしょうね。


 

まず立ち寄ったのはこちらの「道の駅ピンネシリ」です。 ここはもともとあったオートキャンプ場で廃線になった旧天北線敏音知駅の跡地に設置された道の駅となったところです。
さすがに暑くなってきたのでここでレインウェアを脱ぎました。 これだけでもかなり身軽になった感じですね。


 

私のバイクの隣に停まっているのは埼玉県からツーリングに来ている方で、昨日稚内に泊まっていたけど、これから南の方は天気が悪化するから、天気が良さそうな北方面、稚内に戻って利尻・礼文に行こうかと思っていると言っていました。

そうなんです! 昨日の夜ホテルで今日以降の天気を調べていたら道央から南の方は雨にあるとの予報だったのです。
エサヌカ線も雨予報だったのですがなんとかここまで雨に降られずに来ましたが、停まるたびに雨雲レーダーとにらめっこです。


 

道路をはさんだ反対側には「ピンネシリ温泉ホテル望岳荘」があります。 ここは宿泊出来る宿のほかに日帰り温泉もあって料金はなんと「380円!」だそうです。 露天風呂はないけどサウナもあるとの事で一汗流すにはもってこいでしょうね。


 

ここの道の駅の中にはこんな「コインランドリー」が設置されていました。 いかにもオートキャンプ場らしい設備ですね。


 

次に寄ったのが「道の駅音威子府(おといねっぷ)」です。
お昼になっていたのでなにか食べたかったのですが、


 

なんとシャッターが閉まっていてお休みです。
ネットサイトには休館日はありませんでしたが、どうも食堂とかも休みになっていたようです。


 

仕方なくそのまま先へ進みます。


 

やってきたのは「道の駅「びふか」双子座館」です。
ここはバイクやクルマも大勢停まっていました。


 

バイク専用スペースが無い時は自動車用の場所に停めますが、なんとなくほかのバイクがいる隣に停めちゃう事が多いですよね。 三台のバイクはみなそれぞれ違うスタイルで北海道ツーリングを楽しんでいるんですね。
後ろにはチャリダーの姿も見えます。


 

ここで小腹を満たすために串カツや北海道じゃがいものコロッケをいただきました。


 

奥さんは北海道美深産そば粉100%、塩はフランスブルターニュ地方の自然海塩を使用したガレットコンプレットを食べていました。


 

こうして見ると美深町はいろんな観光に力を入れているんですね。


 

北海道ではまた、自衛隊のクルマもいろんな所で見かけました。


 


 

南の方角の天気が気になります。 どうも雲が多くなってきてこれから行く先の方では黒い雲もありそうです。
当初計画していた旭山動物園はやはりパスして早めに層雲峡のホテルに向かった方が良さそうです。


 

以前ここに来た時は、道路上に野生動物がいるので通行止めになっていましたが、動物注意の看板のキタキツネもずいぶん可愛く描かれていました。


 

このあたりはまた少し明るくなってきましたが南の方は雲が多いですね。


 

「道の駅もち米の里☆なよろ」で休憩です。
だいぶ暑くなってきたので休み休み進みます。 朝、宗谷岬があんなに寒かったのが嘘のようです。


 

ここまでの走行でバイクのロアフェアリングに虫の跡がびっしりです。 ここにこれだけ着いているということはウェアやメットもかなり汚れていますね。
昔ツーリングに使っていたバイクにはフェアリングなどありませんでしたし、ジェットヘルにシールドも付けていなかったので顔に直接虫がぶつかってくることがしょっちゅうでした。


 

道の駅のすぐ脇を宗谷本線が通っているのちょうど列車が来たとこを撮影しました。 パンタのない1両編成のディーゼル車です。


 

道の駅には作業者が展示(?)されていました。


 

店内にはFMローカル放送用のブースも設けられています。


 

バイクのところに戻るとこんなかわいいバイクの周りに人だかりが出来ていました。
撮影の許可をもらって話を伺いました。 モンキーより小さな自分で組み立てるバイクでちゃんと保安部品を付けてナンバーも取っていました。


 

めいっぱい足を縮めて楽しそうに乗って行かれました。
うーんちゃんとホクレンフラッグ付けてる!


 

北海道ではいろんな所でお祭りをやっていました。


 

士別からは日本最北の高速道路料金所から自動車専用道に乗って時間を稼ぎます。


 


 

比布JCTでは左に曲がり旭川紋別自動車道に入ります。


 

そして上川層雲峡で自動車道を降りて一般道に入ります。


 

層雲峡が近づいてくると左右に柱状節理の断崖が迫ってきます。
空模様が怪しくなってポツリと来始めました


 

ホテルまであと5分というところでとうとう雨に降られてしまいました。
事前に雨雲レーダーでチェックしていたのでレインウェアや革製のサドルバッグカバー等は対策してあったので助かりました。


 

雨は強くなったり少し弱くなったりしていました。


 

バイクはこちらのホテル入口に近い場所に停めました。


 

大きなホテルなので屋根のある場所があるかと思って事前に確認していなかったのですが、特にそういう場所は無いとの事でした。
唯一、納品の搬入口の近くに鉄板の斜面のある場所があるそうですが、斜めになっていて屋根の下も狭くてタイル張りで滑りやすく、重たいハーレーで乗り入れて向きを変えるのは難しいと判断してその場所は使いませんでした。


 

部屋に入るとまずは濡れたウェア関連を干して乾かします。まるでバイクショップのアパレルコーナーのようです。


 

窓の外には層雲峡らしい風景と眼下に濁流のように水量の多い石狩川が流れています。

実はこの層雲峡に来るのも不安があったのです。
というのは国土交通省北海道開発局のホームページによると、層雲峡に至るこの道が雨により通行止めになっていたからです。
今朝見た時もそのままだったのですが、ホテルに電話して確認したところ「問題なく通行できますよ」との事でやってきました。
その後、北海道ツーリングから帰って数日経った時も、そのサイトでは通行止めのままでした。
データの更新が追いつかなかったのでしょうけどちょっと困りました。


 

部屋でしばらく休んでからバイクを見に行くと駐車場にはクルマも増えていました。
バイクにはもちろん持参したボディーカバーを掛けておきました。


 

温泉に入ってようやくのんびり出来ました。
旭山動物園に行けなかったのは少し残念でしたけど、雨に降られるよりましですね。


 

 ※北海道ツーリング三日目 7月10日 本日の走行距離 315km

 本日のルート


 

 

 ※ ツーリングの走行ルートや旅行の記録には「GPSロガー」がお勧めです。

コメント

  1. ziromei さんへ、
    そちらのブログもとても楽しく拝見しています。
    似たようなルートでも、やはり違うところもあって
    あぁ、こんなトコがあるんだ!と参考になります。

    同じ時期に走れて、むこうでお会い出来たら
    楽しかったでしょうね。

  2. どもです。
    ブログ楽しく拝見させて頂いております。
    メカ好きさんの今回のルート、オイラも同じとこ走って来ました~。
    なんだか別々に行ってたのに、一緒にツーリングしてたような気分です

    ただ、宿泊施設は我が家とは別格ですが…(羨ましいな)

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