前回の記事に書いたように、手持ちの7.4Vの電熱インナーグローブをヒーテックの電熱ジャケットの12Vそで口プラグにつなぐ為にコミネの変換アダプターを途中にかます事で使えるようになりました。
しかしスイッチを入れすぐに赤く点灯して暖かくなったかと思ったらすぐにランプが消えてしまいました。
こういう時はどこかに接触不良があるのが原因ですからそこを直していきます。
疑ったのは電熱インナーグローブから出ているプラグ用コードです。
購入してから5年ちょっとですがコードの被覆をみると亀裂が入り中の撚り線が一部むき出しになっている箇所があります。
これでは接触不良やショートの危険もあるので取り出して修理します。
手持ちのプラグの中からサイズの合うモノ(写真の下のパーツ)があったので外した元のパーツ(上のパーツ)と交換、配線も少し太いものに交換します。
グローブの中から配線を取り出すために生地の一部の縫い目を開けるとケーブルを固持するパーツの中を通っていたのでドリルで新しいコードの太さに合わせて穴を広げて通しました。
左右ともプラグとコードを新しいものに交換しました。
これで直ったかと思いましたがまだグローブを少し動かしただけで電源がすぐに落ちてしまいます。
次に疑ったのはヒーテックのそで口から出ている電熱グローブに給電するプラグの不具合です。
こちらも手持ちのプラグを使って交換するつもりでした。
でも念の為にヒーテックのそで口プラグをテスターで測ってみるとちゃんと安定して12Vが出ています。
ということはプラグの断線はないようです。
あやうく必要のないプラグ交換をやってしまうところでした。
となるとこのヒーテックの12Vプラグと変換アダプターのコネクタ間の接触がうまくいっていないのが原因と思われます。
コネクタの方はしっかり接続してはずれないように深いところに電極がありますがこのせいでプラグの電極が短くて届かないことがありそうです。
コネクタの口をヤスリで2mmほど削って切り口をカッターでキレイに整えておきます。
この12Vプラグとコネクタをつなぐと今度はグローブをいくら動かしてもスイッチが切れることはなくなりました。
これで安心して冬のツーリングに出かけられます。
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