7.4Vのモバイルバッテリー電熱インナーグローブを12Vのヒーテックジャケットに接続して使う

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2016年にヒーテックの電熱ジャケットを購入、すぐにその効果に満足してすぐに電熱グローブまで手を出した。

電熱グローブにはバイクの車体から電源を取るタイプと充電バッテリーを内蔵するタイプがある。
さらにモバイルバッテリー式には電熱グローブだけで使うモノとインナーグローブとして使うモノがある。

私が選んだのは充電バッテリー式のインナーグローブだった。

それがこの「めちゃヒート 充電式 電熱ホットインナーグローブ」だ。

充電池式のメリットは余計な配線の手間を考えずにグローブ単体で暖かくなる事、でもバッテリーはグローブの手の甲側にかさばる事になる。

これは左右二個のバッテリーを同時に充電出来る充電器。

内蔵バッテリーは8.4V 12Wと表示されているがグローブの仕様には7.4Vとある。

スイッチを入れれば10秒ほどで暖かくなり、温度は三段階に調整可能だ。

仕様では赤表示の高温では電熱部直接の温度は65度でバッテリーは2.7時間持ち、緑の中温では55度で3.8時間、青の低温では45度で5.5時間とある。

真冬の寒い中をバイクで走れば高温でも「暖かい」というよりは「寒さをそれほど感じないで済む」というくらいなので高温設定の一択です。

実際に使う際にはこの電熱インナーグローブの上に、いつも使っているデイトナの3シーズン用革手袋の1サイズ大きなものをかぶせて二重にして使っていました。

しかし使用可能な時間が2時間半というのは新品バッテリーの時のもので段々と短くなると半日ツーリングでも心もとなくなる。

そこで今使っているヒーテックの電熱ジャケットから電源を取り回せば、バイク本体からなので充電の容量を気にせず使えることになる。

幸いにもヒーテックの電熱ジェケットのそで口には電熱グローブ用の配線ジャックがあるのでここに接続すれば新たな配線をバイクのバッテリーから伝熱グローブまで引き回さなくて済む。

でも一番寒いこの時期だとヒーテックの専用電熱グローブはサイズの合うものはほとんど完売していて簡単に手に入らない。

そこで今使っている電熱インナーグローブをヒーテックで使うことにした。

といってもヒーテックの電圧は12Vで電熱インナーグローブは7.4Vで合わない。
しかもプラグのサイズも電圧に合わせてあるのでこれも接続は不可能です。

でもそんな時でもネットでは都合のいい商品が見つかるものです。

それがコミネの「EK-314 12V to 7.4V グローブコンバーター」です。

コミネ製7.4V電熱グローブを12V電熱ジャケットに接続して使える変換アダプターという訳です。

「コミネ製」とうたっている訳なので他社のヒーテックの電熱や「めちゃヒート」に使えるかどうかわからないので購入自体がカケですが、もしプラグサイズが合わなければそこだけ手持ちのパーツに付け替えてやればいいのでポチッとしちゃいました。

実際の商品がコチラです。

これを使って内蔵バッテリー方式から電熱ジャケットとの連携式に変えるという訳です。

届いた商品のプラグをチェックしたら・・・ビンゴ!
ヒーテックの12Vとめちゃヒートの7.4Vのプラグにそのまま接続可能だった。

実際に使う際にはこのEK-314の回路部分を電熱インナーグローブの配線収納ポケットの中に押し込みます。

左側が今までの内蔵バッテリーを入れたモノ、右側がEK-314を収納したモノです。

厚さを測ってみると内蔵バッテリーはインナーグローブの生地込みで16mm。

EK-314の方は12mmで薄く、しかも重さは圧倒的に軽くなった。

早速ヒーテックのそで口と電熱インナーグローブを接続。

気になっていたのは、ヒーテックの電熱ジャケットのスイッチを入れないとそで口のコードに電気が来ないかという点だったけど、実際には電熱ジャケットのオン・オフに関係なく電熱インナーグローブだけ動作させる事が可能だった。

ヒーテックジャケットを着て電熱インナーグローブを使ったところです。

実際に温度を測定してみた。

室温は17.8度。

この電熱インナーグローブは指と指の間が一番暖かくなるのですがその最大温度は43度超え。

仕様にある65度は電熱線の直接の温度ということだがけっこう誤差が大きいようにも思える。

バイクに乗る時はこのように革製の手袋を重ね着してスイッチオン。

革手袋越しでも温度は32度まで上がってきたので効果は期待できそう。

最近いつも使っているハーレー純正の電熱ではない冬用グローブの下に装着すれば最高レベルの暖かさが期待出来そうだが、分厚くなりすぎてレバー操作に支障がないか気になるところ。

でもこれでバッテーの持ち時間を気にせずに電熱グローブの恩恵に預かったツーリングが楽しめるということ。

あとは実際に極寒の中を走ってきてどれほどの効果があるか確認してみたい。

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