先日、ディーラーに行ってオイル交換してきましたがその時にメカニックさんに相談したかったのがハーレーの始動の問題でした。
夏の北海道ツーリングの時は気にならなかったのですが秋のツーリングになってからエンジンを始動する時にスイッチ押した時に一呼吸置いてからセルが回り出すようになりました。
これは朝一の出発の時だけでなくツーリング途中で休憩後でも同様の症状でした。
朝だけならエンジンが冷えているせいもあるかと思いましたが暖気されていても同じなのが気になっていました。
停止の電圧をインナーパネルと取り付けた電圧計では13.2Vの表示で、走行中には13.9から14Vになっていました。
乗っていない時もセルスターのDR.CHARGERでバッテリーの状態を監視しながらパルス充電やフロート充電+サイクル充電で最適の状態になるように補充電しています。
メカニックさんに相談すると、バッテリー以外にもいろんな原因が考えられ、私のハーレーは2008年式で14年以上経過しているので、例えばソレノイド系やリレーの接点なども考えられるとのアドバイスをもらいました。
さすがにいろんな年式のハーレーを専門に診ているだけありますね。
実際にメカニックの方にエンジンを掛けてもらうとセルの回り方が弱いようでした。
そこでバッテリーを交換することも検討しましたが、よく考えてみたら昨年の5月にバッテリーを交換したばかりでしたのでまだ1年5月しか経っていません。
2008年3月に納車してから今までに4回バッテリー交換していますが、
1回目 2011年7月 納車から 3年4ヶ月
2回目 2014年11月 前回交換から 3年4ヶ月
3回目 2017年12月 前回交換から 3年1ヶ月
4回目 2021年5月 前回交換から 3年6ヶ月
今まで毎回ほぼ3年数ヶ月は問題なく使用出来ていました。
毎回安定性とロングライフの観点からハーレー純正のAGMバッテリーを使ってきました。
もし交換するとなると4万円ほどになりますし、さすがに1年半弱はないだろうと思い、もう一度自分で各部のチェックと充電を見直して様子を見ることにしました。
自宅に戻り再度バッテリー直で電圧を測ると13.1Vでした。
まずはターミナルからコードを外し真鍮ブラシで端子を掃除します。
プラグも外して焼け具合をチェックしましたが良好な焼け具合、電極隙間も調整しました。
念のためエアクリーナーとブローバイガスホースも確認しておきました。
バッテリーからターミナルを外していましたのでメーター内の時計も再設定しなおしです。
DR.CHARGERでの充電電流ですが今までは「バイク」表示に合わせて1.5Aの充電電流でしたが、ハーレー純正バッテリーは17.Ahなので「クルマ」の容量範囲「18~45Ah」の下限をちょっと少し下回っていますが今後は3Aで充電してみます。
しばらく充電してからセルを回してみると力強く一発でエンジンが始動しました。
これから本格的な冬に向かい寒さが厳しくなりますがバッテリーがもってくれることを期待しています。
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