これは割と有名なオモチャだと思います。
ある程度の年齢以上の方なら、アメリカ製のオシャレなオモチャとして持っていた、あるいは友達の家にあったという方も多いと思います。
双眼鏡のような形をしたビューワーに、円形の紙の台紙の周囲に配置した小さな14枚の画像のフィルムをのぞいて楽しむものです。
そして「双眼」になっているので、左右それぞれに微妙に位置のズレた写真を同時に見ることで3Dの立体視する事が出来ます。
横についているレバーを押し下げると一枚ずつ写真が変わっていきます。
リール(フィルム)は、3Dに向いた画像として、観光地の風景やアニメなどいろんなものが売られていました。
日本の観光地でもその土地独特のものがあったようです。
アメリカでは今でも新しいリールが出ているようです。
ウチのものは、40年くらい前に父がアメリカに単身赴任していた時に購入したもので、当時住んでいたシカゴの観光地の風景を映したリールが付いています。
少し前に流行った3Dテレビと同じような見え方ですが、こちらは静止画なので動画の迫力には負けますね。
でももし自分のデジカメで撮った写真がカンタンにこのリールに作成する事が出来れば、それはそれでおもしろいかもしれませんね。
もし私がやるとすれば、
・三脚に固定したデジカメで一枚写真を撮る
・三脚を左右どちらかに20cmほど水平移動してもう一枚写真を撮る
・撮った写真二枚を、解像度を高くして、インクジェット用の透明フィルムに印刷する
・これをビューマスターのリールと同じサイズに切った厚紙に、同じサイズに開けた「窓」の中に貼る
・ビューマスターでのぞいて楽しむ
こんな感じでやってみたらうまくいくでしょうか。
問題になるのは、あの小さなサイズに解像度をあげてうまく印刷出来るかどうかでしょうね。
などと書いてからネットで調べてみたら、すでに実行されている方がいらっしゃるんですね。
サイトは、
「ビューマスターのリールを自作する」
「撮影した3D(ステレオ)写真をビューマスターのリールにして保存しよう」
です。
興味のある方はのぞいてみると楽しいですね。
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