バイクにドライブレコーダーを取付て走行動画を撮ってみた

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クルマでも使っているドライブレコーダーをハーレーにも取り付けて、走行中の動画が簡単・キレイに撮れるようにやってみました。

 

■使ったドライブレコーダーはコレ、ユピテルの小型ドライブレコーダー、DRY-mini1です。


 

2ヶ月前にクルマように購入したときは6千円を切る値段だったのに、今では7千円近くまで値上がりしていました。

 

■取り付けについては、もともとクルマのフロントウインドウの上部から専用ステーでつり下げる様にしているのでちょっと工夫=工作が必要でした。

金属ステーで囲むようなフレームを作り、


 

本体のキズとガタツキ防止のためにいつものようにビニールコーティングを施します。


 

このステーを組み合わせてドライブレコーダー本体を固定します。

クルマ様のシガレット電源コードの配線を使って電源のオンオフと録画の開始停止を行います。


 

ドライブレコーダー本体はココ、フォグランプとウインカーの間に固定します。


 


 

スイッチはハーレーのインナーパネルのトグルスイッチに防水キャップを付けて操作します。

この場所にスイッチがあれば、ヘルメットに付けたGoProのように手探りでスイッチを探さずに、目視しながら操作出来て便利です。

録画しっぱなしにならないようにインジケーターもこの位置に表示させます。


 

 

■ドライブレコーダー本体の設定は、

 ・解像度は「1280×720」のハイビジョン

 ・日時プリントは邪魔なので「オフ」

   参考までに、本体の日付設定は正確にやっておきます。

   録画したaviファイルのプロパティを見れば「作成日時が録画開始時刻」で「更新日時が録画終了時刻」を表しています。

 ・ファイル構成は、クルマの事故記録用なら常に録画して上書きしますが、今回はツーリングの記録用なので「オフ」にして約2GBごとのファイルを上書き禁止で保存します。

 ・音声記録は「オン」にしましたが、動画を観ると風切り音がひどいので不要かも

 

■それでは実際に録画した動画をご覧ください。


 

 



 

・バイクへの取り付けがちょっと下向き過ぎて路面の映り込みが大きすぎました。

  このビデオはシャープネスをかなり強調しているのでアスファルト路面の小さな石が光ってみにくいです。

・また斜めに傾いてしまったのは失敗です。

  取り付けステーをもっとしっかり作り直して、取り付け角度ももう少し上向きに直しました。

・解像度はハイビジョンなのでかなりはっきり映っていますし、色再現もいい感じです。

・バイクのビデオカメラは、ゴムダンパーなどを挟み込んで衝撃吸収するより、フレーム等にしっかり固定した方が、映像のブレは生じません。

  今回もブレのないすっきりした動画が撮れました。

・音声に関してはかなり風切り音がヒドイです。

  クルマの室内での使用しか考慮されていませんので、本体裏面の液晶画面左下にあるマイクは相当風切り音を拾っています。

  これはもう割り切って、音声録画は切り捨てた方がいいかもしれません。

 

GoProとの比較で欠点をあげるとすれば、まず解像度と音声があげられます。

スペック的には同じ1280×720でもやはりGoProの方が明らかにきれいです。

さらにGoProなら1920でも撮影可能です。

それとGoProなら走行しながらの音声でもちゃんとエンジンの鼓動まで把握出来るように聞こえます。

この点ではDRY-mini1は完敗です。

 

ほかには容量の問題があります。

DRY-mini1は60分で約9.5GB必要で、32GBのマイクロSDメディアで4時間ちょっとの録画時間です。

GoProの1280×720の解像度なら、60分で4.6GBほどで、32GBなら7時間弱撮影可能です。

これはDRY-mini1の映像フォーマットが「24Bit Motion JPEG(MJPG) 30.00fp」で音声フォーマットが「PCM 16.00kHz 16Bit」なのに対して、GoProは「8Bit AVC/H.264 Main@3.1 1:1 Progressive 29.97fps」「AAC 48.00kHz」と違いがあるからです。

私の自宅で使っている1号機、メインパソコンのハードディスクの容量は5TBありますが、それでも多くの動画をストックするには少しでも高画質で圧縮されていた方が望ましいです。

 

結論、バイクの走行用動画用ビデオカメラとしては解像度、色再現、広角そして操作性の高さから十分実用性ありとして、今後の私のメインビデオカメラにするつもりです。

GoProの方はアームでバイクに固定するのではなく、ヘルメットの横に付けてライダー目線と同じように、周囲を見渡しながら録画するのに使いましょう。

 

さて今回の動画撮影テストツーリングは、近場の名栗湖、有間ダムまでやってきて目的は達成しました。


 


 

でもまだ時刻は9時半、このまま帰るにはちと早いですね。

山の方はどんより雲もありますが、雨雲レーダーでは昼過ぎまで大丈夫そうです。

となればもう少し走りましょう。


 

コスモスや赤とんぼ、季節はいつのまにか秋になってきています。


 


 

ここからだと山伏峠を越えて道の駅あしがくぼに抜けます。

しかしこれがたいへんでした。

数台前を行く都内ナンバーの軽1-BOXがもの凄いノロノロ運転です。

ほとんど30km/h以下でカーブのたびに5km/h、10km/h以下に減速します。

後ろに十台以上引き連れていても決して横にずれて先に行かせてくれようとしません。

なんとか道の駅についた時にはいつもよりかなり時間が掛かっていました。


 

道の駅では、朝7-11で見かけたハーレーのライダーさんがお声がけしてくださいました。


 

そういえばこの日は、道の駅ちちぶでアニメ「あの花」のイベントがあって、声優さんが来たり上映会があったりでR140が一部通行止めになったり道の駅だけでなく陸橋の上まで大勢の人であふれて大変だったそうです。

今日も一日、雲がどんよりする中、青空も見えてはっきりしない天気でした。


 

それでも月曜日のように雨に降られずに走れてよかったです。

コメント

  1. harupi77 さんへ、
    なるほどマスツーの事は想定していませんでした。
    たしかに大勢で走っていると簡単には停まれませんね。
    100均ケースにケーブルコネクタごと内蔵するのがいいかもしれません。
    ビスは工具が無いと簡単に外れないものにするのも手ですね。

  2. 回答ありがとうございました。
    ソロツーの時はすぐに止まって雨でも取り外し可能ですが、クラブでマスツーしてると突然の雨でも止まってくれないので困ります。www

    そうですね?目立たない所に防水のクリアボックスをダイソーなどで探して車体にビス止めしかないですかね!?

    ありがとうございました。

  3. harupi77 さんへ、
    バイク用のレコーダーはそれなりの価格ですし、
    本格的にやるならGoproの方が画像はきれいですが、
    もっと手軽にリーズナブルに出来るこのドラレコは便利ですね。

    防水対策と盗難対策はどちらも重要です。
    雨に濡れることは想定していないので、
    本体もケーブルも雨の中を走ると即故障すると思います。
    (別のビデオユニットで経験済みです(笑;
    盗難も目立つところに付けていると簡単に持って行かれますね。
    でも、実のところ私はどちらも対策してないんですよ。
    雨が降りそうなら本体は外して、ケーブルはフェアリングの中に押し込みます。
    ドラレコとすぐにわからないように、本体のロゴの部分に
    黒いテープを貼ってマスキングしているくらいで、駐車する時も付けたままです。
    まあ、盗られたら盗られたで仕方ないかな、くらいに適当にやっていますが、
    出来れば長時間バイクから離れる時は外しておく方が望ましいですね。
    まったく参考にならない回答で失礼いたしました。

  4. はじめまして。
    同様のユピテルドラレコをバイクにと考えてます。
    質問ですが、電源並びに本体の防水対策やバイクを離れる際の盗難対策はされてますでしょうか?
    私も取り付け後のその2点を思案中です。
    良い方法があればと思いお尋ねいたします。

  5. 無関係者 さんへ、
    コメントありがとうございます。
    最初見た時、どういう意味かわかりませんでしたが、
    タイトル右上の「from Dec. 2004」の事でした。
    「このブログは2004年の12月から運営しています」のつもりでしたが、
    正しくは「since Dec. 2004」なんですね。
    言われるまで間違っているのに気付きませんでした。
    いやぁ、お恥ずかしい限りです。
    さっそく直しておきました。
    ご指摘、ありがとうございました。

  6. 期間をあらわす~からの意味ならsinceです。fromではなく。

  7. DON さんへ、
    やはりドライブレコーダーをハーレーとクルマで
    両用されていらっしゃるんですよね。
    ブレについてはアームを短くして、
    しっかり固定できる場所を探すのが一番です。

    シールド内だと風切り音も軽減されるんでしょうけど
    スクリーン越しだとくすみや映り込みが気になります。
    それよりこの機種自体がノイズの多いようなので音はあきらめてます。

     

    しんちゃん さんへ、
    コメント、ありがとうございます。
    バイクもいろんなタイプがありますし、
    それぞれにメリットがあるので気に入ったのを選ぶのがいいですね。

    紹介してくださったDOPPELGANGERのスペンションマウントDLST194」、
    もの凄くカッコいいですね。
    こういうメカニックなもの、大好きです。
    オイルダンパー風のスプリングもいい感じです。
    価格もそれなりで、私のカメラと同じくらいです。

    映像を撮影するには何度か書いていますが、
    衝撃を吸収するより、フレーム固定の方がブレない映像が撮れます。
    でもこのサスペンションマウントには興味ありますね。

  8. いつも楽しく拝見させていただいております。
    バイクに乗りたいけど買えないビンボーな40代半ばのものです。

    こんなものありましたけどやっぱり自転車用じゃ心もとないでしょうかねえ?

    http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140901_664526.html
    http://www.doppelganger.jp/option/dlst194/

  9. やはり、風が直接あたる場所は音声は使えないようですね。
    我が家はカウルのフロントのシールド内側に付けています。音もエンジン音も聞こえてとてもいいのですが、ブレが気になるんです!
    ドライブレコーダーの使用では全く良いのですが、記録用としては取り付け場所を考えなくてはなりません(^_^;)

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