ジムニーのピラーに格安ツイーターを取り付けるマウントをつくってみた(ネジ止め、テープ貼り両用)

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ジムニーのスピーカーシステムは少し貧弱です。 ドア埋め込みの10cmフルレンジスピーカーだけです。

せっかくDSP内蔵のディスプレイオーディオを取り付けたので少しでもいい音で音楽を楽しみたいですね。
クルマのオーディオのレベルアップには、
・スピーカー交換
・デッドニング
・アンプ・DSP導入
・スピーカーケーブル交換
などがありますがそれなりにコストと手間がかかります。
 
今回はお金をかけずに見た目もよくてそこそこ音がよくなればいいかなと思って、格安ツイーターを追加することにしました。
 ※動画でも紹介しています。


ネットでツイーターを検索すると数千円のものから数万円のものまで数多くあります。
できるだけコストを抑えたいのでネットで超格安でもそれなりにコメントのいいものをためしに買ってみました。
アマゾンで520円プラス送料185円の「elfin203 コンパクトツイーター 37mm x 18.5mm バルク品」です。


この小さなユニットの中に4.7μのコンデンサーが接続されていますのでほかにネットワークを用意しなくてもつなぐだけでOKの便利品です。
周波数帯域は5KHzから20KHzとなっていますが、インピーダンスが4Ωですからカットオフ周波数はだいたい8kHzでしょう。

 
さてこれの取り付けをどうしようかと考えました。
位置としては、
・Aピラー
・ドアミラー裏
・ダッシュボード上
が考えられますが、ツイーターは音の直進性が強いのでできるだけ耳の方向を向いている方が望ましいです。
そういう意味では、ドアミラー裏は横向きですしダッシュボードでは上向きになってしまいます。
やはりAピラーが最良ですが、ただ貼り付けただけでは向きや見栄えがよくないです。
よく見かけるのはAピラーに穴を開けてそこにツイーターを埋め込んでいるものですが、DIYでやるとなるとけっこう手間ですし業者にお願いするとかなりコストがかかりそうです。
「低コストで」という目的から自分でなんとかしてみましょう。
そこでこのツイーターをカッコよく取り付けできるようなアタッチメントを3Dプリンターでつくってみることにしました。
仕様としてはAピラーを加工セずに強力な両面テープで貼るだけでも見栄えと向きの両方を満足でき、もし落ちやすいようならカンタンなビス止めだけで固定できるものをデザインしてみました。

 
Aピラーにすき間無くぴったり取り付けできるように型取りをします。
Revopointの3Dスキャナーを使って取り込みます。 グレイ一色ですが表面の正確にスキャンするためにシールを貼っておこないます。


スキャンしたデータを3DCGソフトに取り込んでモデリングします。
最初はパイプだけのつもりで作図してみましたが、せっかくならジムニーらしくしたくなってエアコン吹き出しの形状を模したものに変更しました。
さらにグリルのところに金色で「Jimny」のロゴを入れてみました。

最終的には納得いくまで試作品は10個以上制作しました。


3Dスキャンしたピラーの土台も3Dプリントして当ててみて、ぴっちりすき間無く取り付けできるものができました。 これなら強力な両面テープだけでもしっかり貼り付けておけると思います。

また、タッピングビスでネジ止めすることも考慮してビス穴を二箇所つけてあります。
ピラーにこの二箇所のビス穴と配線を通す穴を開ける必要がありますが、こちらの方ならしっかり固定できますし埋め込み加工をするよりはるかにカンタンです。

 
ツイーターのマウントへの取り付けですが、穴をほんの少し大きめにつくってありますのでツイーターの周囲に1周弱だけ黒かグレイのビニールを巻いて押し込むだけです。
 
実際にとりつけてみました。
このツイーターの元々ついていた配線は10cmほどしかありませんので、別に用意したエーモンの0.75sqスピーカーコードで延長します。

配線はディスプレイオーディオを一旦取り出し、裏の配線の中からフロントスピーカーのラインに並列につなぎます。
できればエレクトロタップは使いたくなかったのですがギボシを多く使うことになるのでやむを得ずこれで接続しました。


ピラーからのラインは、運転席側ははずしたピラーの根本から黄色い針金を横に通しメーターパネルカバーを外してその裏を通してディスプレイオーディオまで伸ばし、これで配線を引っ張ってきます。

助手席側はグローブボックスを外して中に手を入れて配線を引っ張りやはりディスプレイオーディオまで持ってきます。

ディスプレイオーディオの「白・白/黒線」が右側、「灰・灰/黒線」が左側のツイーターにつなぎます。 それぞれ黒線がはいっているほうがマイナスになります。

両面テープでの貼り付けは3Mの自動車エンブレムなどに使われる強力なものでベースがグレイ色なので制作したアタッチメントやピラーと同系統なのでテープが目立たついい感じになりました。


貼り付けの場合はツイーターからのコードガピラーを沿うことになるのでとりあえず灰色のビニールテープで覆ってみました。 やはり穴を開けて配線を隠した方が見栄えがいいですね。

 
実際に鳴らしてみた感想です。
正直500円ちょっとのスピーカーなのでシャリシャリ音になるかなと不安でしたが、実際にはそんなことはなくしっかり高音部を再現してくれました。
簡易的にスマホにアナライザーソフトを入れて表示させて比較してみましたが、4KHz付近から上の高音部が伸びるようになりました。

ディスプレイオーディオのDSPで音場やイコライザー、時間補正などを調整して絞り込んでいけばもう少しいい音がなるかと思います。

 
音楽を聴いてももそれまでなんとなく足元だけで音がこもっていたような感じがしっかり前方から歌っているように聞こえました。
ツイーター自体は1000円もしませんでしたが、3Dプリンターでこんなアタッチメントをつくったらジムニー専用品みたいで音の再現性も向上して大満足です。

要望があればネット販売しようかとも思いますが、3DプリンターのPLAフィラメントでつくっているので高温耐性が60度くらいなので真夏の炎天下に駐車したときにどうなるかちょっと心配です。
あとは私のジムニーは2018年製の1型なのでそれよりあとのモデルだとAピラーの形状が変わっていないかわからないですね。

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