今どきの長距離ツーリングではシートバッグやハードタイプのサドルバッグが主流となっていますね。
私のハーレーには最初から革製のサドルバッグが付いていました。
でも今から40年ほど前、1970年代のツーリングではハードタイプや革製ではないサドルバッグが多く使われていました。
素材は合皮や帆布製で、多くのバイクには「US ARMY」のマークの入ったバッグがタンデムシートに乗っていました。
振り分けバッグになっていて、タンデムシートの下にベルトで固定してシートの上に載せていました。
そしてこのサドルバッグは真ん中を持ち上げると取っ手が付いていてそのまま持ち歩くことも出来る便利モノでした。
私が東京から三週間の関西・四国・九州のツーリング行く時にもこの黒い合皮製の「US ARMYのサドルバッグを使っていました。
これだけ長期間に渡るツーリングでも、このサドルバッグとリアキャリアの上に載せたバッグと赤い寝袋だけで走りつづけることができました。
長崎を訪れた時にたまたま一緒になったライダーのGL400にも頒布製のサドルバッグが乗っていました。
何度も長距離ツーリングを繰り返していると、雨や盗難対策も考えるようになってサドルバッグからハードボックスタイプに交換していました。
鍵もかかり左右の収納力も大きくなり、さらにストップランプやウインカーなども装備されていました。
そしてこの写真でもかなり目立つもう一つのアイテムが「リアフェンダーに付けた泥除け」ですね。
今見ると恥ずかしいほど大きなものですが当時は雨の中のツーリングでリアタイヤが巻き上げたドロ汚れで荷物が汚れないようにするのと、当時としては「ファッション」「おしゃれ」のつもりだったんでしょうかね。
これも40年前の懐かしいツーリングバイクの思い出です。
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