昨日の記事で日程と宿の予約を取った事を書きましたが、北海道に渡るフェリーの予約も昨日、無事取れました。
ツーリングで北海道入りするのに、今回もまた新潟-小樽間の新日本海フェリーを利用します。
■客室を選ぶ
乗船する新潟-小樽航路ですが、使用される船舶はらいらっくとゆうかりになります。
このフェリーの客室は、
・スイートルーム(ツイン2名)
オーシャンビューバス、シャワートイレ、専用テラス、冷蔵庫
グリルでの食事付き
・デラックスルームA(ツイン2名)
バス、シャワートイレ、専用テラス
・デラックスルームB(ツイン2名/和室2~3名)
バス、シャワートイレ
・ステートルームB(ツイン2名/二段ベッド4名/和室2~3名)
洗面所
・ツーリストS(ベッド1名)
・ツーリストB(二段ベッド4名)
・ツーリストJ(和室12名)
があります。
相部屋を選べば安く北海道に渡れますし、それ以上に同じライダーとツーリングの情報交換や会話を楽しむ事も出来ます。
でも相部屋だと寝ている時にほかの人の話し声やいびきが気になる(自分のいびきも)事もありますね。
私達はこの年齢の夫婦二人ですから、ゆったりしたいのとトイレ付きの部屋がよかったので個室にしました。
昨年は行きが二名個室で専用テラス付きのデラックスA、帰りはテラス無しのデラックスBにしました。
お風呂は大浴場に入ったので部屋のバスは使いませんでした。
帰りのデラックスBは専用テラスが無いのですが、窓の外は一般の人も歩いている甲板の通路なので、カーテンをしておかないと室内が丸見えになってしまいます。
■フェリー運賃
料金は2012年の場合には、私が行った7月初めの期間Bでは、デラックスAが一人23,500円、デラックスBが21,500円、バイクが9,900円でした。
行き帰りとも同一航路利用だったので、往復割引として帰りの運賃だけが▲20%offになりました。
その結果運賃は、
(往路)23,500×2人+(復路)21,500×0.8(2割引)×2人+(バイク)9,900×2(往復)=101,200円でした。
今年の新日本海フェリーの運賃体系ですが、昨年と大きく変わっています。
まず期間設定が、昨年のABCからABの二期間になり、8月9日~15日(北行き)・8月13日~19日(南行き)以外はすべて同一のA期間となります。
その結果、A期間中のデラックスAが昨年の23,500円→20,800円と▲2,700円、デラックスBが21,500円→19,000円と▲2,500円、スイートも38,000円が36,000円と▲2,000円、それぞれ安くなっています。
また750cc以上のバイクの運賃も9,900円→8,200円で▲1,700円安くなりました。
■割引企画プラン
そしてもう一点、じつはこれが一番重要なのですが、大きな割引企画商品が出来ました。
「ペア100プラス」という、なんと往復ともに運賃が▲4割引!になる割引です。
条件は、
・年齢の合計が100歳以上
・大人男女2名
・14日以内の同一航路での往復
・2013年6月1日以降
・割引になるのは個室のみ(スイート、デラックスAB、ステート)
・乗用車は割引対象だがバイクは適用外
です。
まさに今回の私達ならこれに該当します。
昨年の往復割引が、復路のみ2割引だったのに比べると太っ腹の大盤振る舞いです。
4割引になるのならこれを利用してただ安くあげるより、せっかくなので部屋のグレードを上げてみました。
そう「スイートルーム」の利用です。
行き帰りともというより、疲れている帰りの便で「お疲れ様会・打ち上げ」を兼ねてスイートに泊まろうと思います。
昨年のデラックスルームAでも部屋には満足していましたが、スイートになればさらに広くなるのと、部屋に付いている浴室からも海が見えるようになります。
それにレストランではなくグリルで本格的なコース料理が付いているのです。
北行きの場合は朝出航、翌日早朝到着なので、昼食と夕食の二食分、南行きの場合は夜出航、翌日夕方到着なので、夕食・朝食・昼食の三食分が用意されています。
今回は帰りの南行きの便がスイートなので三食の食事が提供されます。
今回の運賃は、
(往路)20,800×0.6(4割引)×2人+(復路)36,000×0.6(4割引)×2人
+(バイク)8,200×2(往復)=84,560円した。
昨年より16,640円も安くてしかもスイートルームになります。
今回の4割引きになる「ペア100プラス」が適用出来れば、一番安い個室のステートBなら相部屋のツーリストBや一人部屋のツーリストSより安く乗れる事になります。
「まだ二人の年齢が100歳にならないよ」という方にも、3割引きの「ペア88」とか、一人でも55歳以上なら「わがまま55」、学生さんなら「個室も学割」などの割引企画もあります。
詳しくは新日本海フェリーのサイトをご覧ください。
■予約申し込みをする
予約は乗船日の二ヶ月前から、インターネットや電話で申し込む事が出来ます。
でも今回は新潟発が7月3日(水)なのですが、その二ヶ月前の5月3日(金)は憲法記念日で祝日です。
新日本海フェリーの予約は、『受付日が日・祝日、当社の休業日にあたる場合、また2月29日など該当する日がない場合は、その翌営業日を予約開始日とします』とあります。
そうなると、5月4日(土)はみどりの日、5日(日)は日曜でこどもの日、6日(月)は振替休日なので、結局予約が取れるのは7日の火曜日からになります。
小樽発の帰りの便が7日ですから往復分のフェリーの予約を取る事になります。
数年前やお盆の最盛期などは予約も取りにくい状況もあるようですが、7月初めのこの時期なら予約開始と同時にすぐに満席になることは少ないようです。
でも15名以上の団体さん(1年前に予約可)や、デラックスルームのハネムーン(6ヶ月前に予約可)などもあり、部屋数の少ない個室の場合には一般申し込みの空室が少ない事もあります。
今回も7日の9時の予約開始の時間には、パソコンの前でスタンバっていました。
ネット予約の場合には事前に利用者登録をしておきます。
その上で、一緒に行く家族の名前と生年月日、乗船するバイクのナンバーや排気量なども登録しておけば、一々入力する手間が省けます。
8時45分になったら、ネットの予約画面で航路と日にちを選び、申し込みメンバーとバイクを入力します。
さらに割引企画の適用や食事のオプション、あればペットの同行なども入力して、最後の「確認」画面までで待機して申し込み開始の9時を待ちます。
9時丁度になったら「確定」ボタンをクリックすれば「仮予約」が確定します。
まだ「仮」なのは精算が済んでいないからです。
支払い方法は
・コンビニ振込(出港日の3日前(セブンイレブンのみ7日前)まで)
・銀行ATM支払(ペイジー)(出港日の3日前まで)
・クレジットカード(出港の8時間前まで)
の三種類から選べます。
私は一番簡単なクレジット引き落としを選び、それで決済も完了します。
仮予約、決済完了時点で登録したアドレスにメールが届きます。
これで予約の船の便は確保出来ました。
昨年申し込んだ時は、この時点で予約内容とQRコードが書かれた申込書「e-乗船券お客さま控え」が印刷出来る画面が出ました。
これをプリントアウトして持って行けば、あとは実際に乗船するところで受け付けが出来、船内のカウンターで鍵を受け取れました。
今回は、年齢確認が必要な割引き企画の対象なのであらかじめ「e-乗船券お客さま控え」を印刷する事は出来ません。
乗船する前にフェリーターミナルの受付で年齢を証明できる公的書類(運転免許証等)を見せて手続きを済ませた後で『e乗船券お客さま控』が渡されるようです。
往復利用の場合は、往路乗船港窓口で一括手続きが出来るようです。
■部屋割を選ぶ
ところで実際に泊まる部屋ですが、何もしない場合にはすでに自動的に部屋が割り当てられています。
でも陸地側がいいとか、前の方がいいとか、階段に近い方がいいとかの希望があれば、部屋が開いていれば自分で変更する事が出来ます。
部屋を変更するには、インターネットの画面で行うか、電話で申し込むようです。
行きのデラックスAは進行方向左舷の中程の部屋でしたので、部屋やお風呂から夕日を見たり夜にもう一台の新日本海フェリーとすれ違うのが見えるこのままの部屋にしました。
帰りのスイートの方は、陸地側の方が多少、室内からスマホの電波が届く事も期待出来るので変更しました。
ログイン画面から入り、「精算/変更/取消/予約確認」画面で変更したい便の「申込番号」をクリックします。
「客室情報」の「ルーム・ベッドNo指定」欄をクリック、現在の部屋指定のルームNoが表示されていますが「変更する」をクリックします。
次に、進行方向が示された実際の船の図面と部屋番号が並んでいる画面が出ますので、その中の「選択可」の部屋番号を選んで「決定」すればOKです。
電話で申し込みをしようとすると、今回のように休み明けでまとめて5日分を受け付けるような場合だと、なかなか電話がつながりません。
それに電話口で、申込み内容の名前や住所、バイクのナンバーなどを伝えるのはかなり時間と手間がかかるし伝え間違いも心配ですので、インターネットの画面で確認しながらあらかじめ入力しておいて、受け付け開始時刻になるのを待つだけの方が手軽で確実でしょうね。
私もこれで、フェリーと宿の予約がすべてすみました。
今回は、宿の食事にもこだわって選びましたし、フェリーも帰りはスイートルームですので妻もとっても楽しみにしています。
あとは二ヶ月後に出発するだけです。
今からワクワクしています。
コメント
ご覧いただき、ありがとうございます。
私も本州、四国、九州とバイクの野宿旅をしましたが、
やはり北海道の雄大な大地を走る爽快さは格別です。
HARUNASANさんは7月下旬の渡道ですね。
ツーリングライダーも増えてくる頃で、多くの出会いや
すれ違いざまのあいさつなど、楽しみですね。
北海道ツーリングはソロですか、お仲間と一緒ですか。
今までに泊のツーリングの経験がおありでしたら、基本は同じだと思います。
行く前にバイクの整備と、万が一の際のレスキューの連絡先だけは
確認しておいた方がいいと思います。
あとは、ほんのちょっぴり荷物を増やせば、
同じ日本語の通じる国内ですから何とかなります。
安全運転で楽しいツーリングを。。!
こんにちは。北海道YOUTUBE拝見しました。いいですね。ねこさんと同じで
私も北海道にいきたくなりました、って、行きます!仕事の関係上、7月下旬の予定で
1週間位で(本当は、年休取らないで働いているので、もっと休めるのですが、そこが割り切れない
弱さです・・)行く予定です。ナビはどこのものを購入しようか、荷物の積み方はどうするのか
、ルートは、宿泊は? 初めてのハーレーなので苦心しています。メカ好きおじさんを参考にがんばります。
そうですか!
あの動画を観て、北海道ツーリングに行くきっかけになりましたか。
そう言っていただけると、とってもうれしいですね。
公開した張り合いがあります。
7月20日からですか、いいシーズンですね。
初北海道の時はいろいろ知らない事も多いので、
私もかなりネットで情報収集しました。
このブログでも、昨年7月の記事で、
北海道ツーリングの毎日の様子とルートを
時系列にもっと詳しく書いているので、
お暇な時にでも見たいただけると、参考になると思います。
思い出に残るいい旅が出来るといいですね。
YOUTUBEで動画拝見しました。
メカ好きおじさん様の動画をみて北海道に行きたくなりました♪
なので私も今年の7月20日から北海道ツーリングに行きます♪初北海道です!
走行ルートもすごく参考になりました(*^ワ^*)
後はフェリーの予約のみです!(会社の休みは夏休みを前倒しでゲットしました♪
nakaさんも無事のご帰宅、
そしてすばらしい旅をされたようでよかったですね。
若い時と違って、年齢があがってくると、
泊まるのは個室がいいですね。
今、昨年の走行データを集計しなおして
今年の計画を練っています。
ホントに今年の割引プランはラッキーです。
部屋のグレードもアップして、食事もついて
しかも値段が安いときています。
大洗とか仙台からの便も検討したのですが、
到着時刻とか考えるとなかなか希望に合うのがありませんでした。
安全で素敵な北の大地ツーリング、
楽しんできましょうね。
鹿児島からだと北海道は遠いですね。
中間の関東に住んでいるので、
なんとか、北海道や鹿児島までツーリングに行けるので
そういう点では恵まれているんでしょうね。
それまではタンデムツーリングは一泊まででしたが、
昨年初めての北海道ツーリングで6日間一緒に走りました。
今回は小樽から道東までは距離がありますが、
それ以外は多少余裕があるので、
観光も出来そうで楽しみです。
フェリー予約取れましたjか!
ここからがすべてスタートですね。
私もフェリーでの個室が取れなければ九州ツーリングは断念してたでしょうね。
良かった良かった!
2年続けてだとかなり余裕の計画が立つのではないですか、楽しいツーリングを
してレポートもお願いしますね。
去年よりも安く行けてよかったですね。
自分の利用する三井商船フェリーも、この時期のみ深夜便が50%オフなるキャンペーンがあるみたいで、去年が30%オフだったのでお得でよかったです。
うれしい誤算です。
スウィートとは、優雅でいいですね。
お互い良い旅になるといいですね。
北海道・・・いいですね!
一度は行ってみたいと思ってますが・・・九州からはなかなか。
タンデムだと結構気を遣ったり、体力的にシンドイ部分もあるのでしょうが、
ご夫婦で共有できる楽しみが多いでしょうね。
楽しいツーリングをしてきてください。ツーレポ・写真も楽しみですネ。
今年も北海道に行けることになりました。
知床の方はまだ行った事がないので
とっても楽しみです。
バイクおやじさんも、奥様と
ハーレーのタンデムで各地をまわっていらっしゃるので
きっと北海道に行かれたら楽しいでしょうね。
一緒に行けたらよかったですね。
今年も北海道ですか!
良いですね。
私も一度は行ってみたいのですが、なかなか元気と先立つものがありません。
天気が良いと良いですね。
フェリーと宿さえ決まれば、
とりあえず北海道に行って、泊まって、帰って来る事が出来ます。
あとは天候と体調ですね。
さすがに北海道にも遅い春がやってきたようですね。
北海道ライダーの皆さんもほっとされているのでしょうね。
あとは天気だけですね!
体調の管理は自分では言える立場ではありませんが、どうか、ご留意し、楽しまれることをお祈りします。北海道は少しだけ春が進んだようですが、今週末もまた天候が逆戻りという予報です。
7月!楽しみですね!我が家も楽しみです。