100円ハーレーはあなどれない

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先日、妻がダイソーで買ってきてくれた「木製3D模型、MOTORCYCLE オートバイ」を組み立ててみました。

完成した作品がこちらです。


 

実写でも好きなアングルからの撮影です。


 

リアビューです。


 

商品名は「オートバイ」とだけありますが、Vツインエンジン、アップハンドル、長いフロントフォーク、ティアドロップ型タンク、シーソーバー付きシート、エスカルゴ型リアフェンダーなど、どこをとってもハーレーを意識したクルーザータイプのアメリカンバイクでしょう。

 

商品のパッケージはこちらです。


 

「道具を使わず簡単組立」「対象年齢6歳以上」で「1.型からはずす!」「2.組み立てる!」となっています。

部品はカットされたシナベニヤが二枚、総部品点数は65点もあります。

ほかには小さな紙やすりが一枚入っていますがこれでも足りるようです。


 

パッケージの裏面が組立図ですが小さいのと、取付場所と向きがわかりにくいところがあります。

パーツの組み合わせでは一部、パズル的な手順が必要で頭を使うところもあります。

基本的にははめ込み式でこの手のものとしては割りと精度が高いのキッチリハマります。

マニュアルにもありますが一部接着剤を使うように指示がありますが、それ以外の場所でも組み立てて飾って置く時に強度を持たせるために接着剤を使用した方がよさそうです。

木工ボンドをつまようじでつければいいでしょう。

 

ベニヤ板のカットもまあまあしっかりしていますが、無理に引き取ろうとするとバリが残ったり、パーツが一部欠けたりするのでカッターなどで切れ目を入れながら慎重におこないます。


 

組み立ては説明図の順番通りに行ったほうがいいです。

特にパーツの向きは大事で左右対称でないモノもあるので番号を必ずチェックします。

説明図だけではわからないところは、表紙を切り離して完成写真を見ながら確認します。

前エンジンのシリンダーブロックとエキパイ、マフラーです。

一番上のパーツだけ接着剤で留めています。


 

フレームの間にVツインエンジンを組み込みます。

木製組立パズルの模型ではカットした表側の方がカットラインのエッジが少し凹み裏側はフラットになっていますが、このモデルではその特徴も考慮してパーツ取りしているので、例えばこのフレームも左右パーツのそれぞれ外側が表側がくるようになっています。


 

シートフレームとフェンダー、リアウインカー、ドライブなどを取り付けます。


 

右側から見たところです。


 

ハンドル、フォーク、タンクを付け、タイヤを加工します。

タンクだけでも7枚のパーツを積層して厚みを表現しています。

ホイールはキャストタイプ(?)でフロントはWディスク、リアはシングルです。

このタイヤはちゃんと回るようになっているのでパーツの角を紙やすりで磨いて滑らかにしておくといいでしょう。


 

 

完成した作品で。

サイズは長さが18cm、高さは11cm、ハンドル幅は8.5cmです。


 


 

なかなかのスタイルですが一点だけ納得できない場所があります。

それは「ヘッドライトが無い!」です。


 

フロント回りは丸い板にフレームとライトステーが組み合わさって、そこにウインカーパーツがありますがヘッドライトがイメージ出来ません。

「バイクは丸目のヘッドライトが好き」な私としてはここだけはこだわります。

パーツの余ったところに17Φの丸を描きカッターでカット、周囲にヤスリをかけて仕上げます。


 

これを前部に貼り付けて完成です。


 

という訳で一番最初に掲載した写真は、このヘッドライトを増設したものでした。

 

組み立て時間は写真を撮りながらだったので1時間半ほどかかりましたが、100円でこれだけのパーツがあって結構作りがいのある模型でした。

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