玄関のハンドルを自分で塗装した

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前回、自宅玄関のシリンダー錠を耐ピッキング性能の高いものに交換した記事を書きました。

鍵は新しくなりましたが、玄関のハンドル部は雨風や直射日光にあたりまた夜に暗いところで鍵穴を探してがちゃがちゃやってしまうのでだいぶくたびれて来ていました。

せっかくなのでキレイに塗装することにしました。

 

ドアハンドルの素材は真ちゅう製です。

今の状態からキレイにしてから上塗りするのでいろいろ準備が必要です。

今回使ったスプレーは下の写真の3本です。


 

非鉄金属にカラースプレーの色を乗せるのに密着させる「メタルプライマー」(一番左)

屋外用の門扉やフェンス、玄関などの塗装用の「アルミ用スプレー」(真ん中)

保護用の上塗り用ツヤ消しクリア(一番右)

カラーはシリンダー錠に合わせてブロンズ色にしました。

金属色は選べる色の選択肢が少なくてほかには銀色や金色くらいしかありませんでした。

最近の玄関ドアに流行りのシンプルな1本丸棒タイプのドアハンドルならツヤ消し金色でも似合うでしょうけど、わがやのように装飾のあるタイプだとツヤ消し金色は似合いそうにありません。

 

玄関ドアのハンドル塗装を業者に依頼すると、ハンドルをドアに付けたまま周囲をマスキングしてそのまま塗装することが多いようです。

その方がドアを閉めたままで出来ますので防犯上は安全です。

でも今回は私が作業をしやすようにドアから外してハンドル単体で作業します。

シリンダー錠交換の記事に書いたようにしてドアからハンドル部分を外します。

こうするとドアの開け閉めが出来なくなりますし、かといって締めたままだと開かなくなる事もあるので半開きのままにしました。

そのためにドアの下に板きれを挟んでおきますが、不用心なのでチェーンロックだけ掛けた状態にしておきました。

 

まずはハンドルの現在の塗装を落とします。


 

真ちゅう素材の上に塗装とクリアが塗ってあるので、荒い布ヤスリでこすってコレを落とします。

塗装粉と金属粉が飛ぶのでマスクは必須です。

この日は太陽も出ていて暖かかったので庭のベンチで作業しました。

途中、グラインダーの先にヤスリを付けたものや、リューターでやった方が早いかと思って試してみましたがうまくいきませんでしたので結局すべて手作業でおこないました。

布ヤスリをかけるとクリア層がはがれ地肌の真ちゅうの金属面が現れました。

上の作業前の写真と比べると別もののようです。


 

デコボコの荒い横面の黒いところは、ヤスリをかけるとデコボコが失われてしまいますので軽く落とす程度にしておきました。

結局一時間ほど掛かって全体の塗装を落としました。


 

なんか、このままクリアラッカーを塗って仕上げてもよかったかなと思います。

 

塗料が掛かって欲しくなり裏側にはマスキングテープを貼って塗料が付かないようにしておきます。

また塗装時に持ちやすくするためにハンドルの取り付け部を利用して裏面にベニヤ板に穴を開けてビスで留めておきました。


 

 

この上から塗料の食いつきをよくするための下塗りとして金属用プライマーをスプレーしました。


 

プラスティック用や木製用だとグレーや白のプライマーもありましたが今回購入した金属用はクリアしかなかったのでどれくらいスプレーできたのかわからず、少し厚塗りになってしまい最終的に全体の凹凸面がゆるくなってしまったのは残念でした。

二度三度にわけてスプレーして1時間ほど乾燥させました。

 

いよいよ色づけします。

アルミ用カラースプレーを薄く、何度かに分けて重ねてスプレーしていきます。

一度塗るたびに最低でも30分程度乾燥させて次を塗り重ねます。

一回目の塗装です。

塗りにくいハンドル内側や内部を中心にうっすら色づく程度に塗ります。


 

二回目塗装です。

全体に色を付ける感じです。


 

三回目塗装です。

ほぼ色が回るようにします。


 

前の塗装が乾くのを待っている間は庭にいて感想状態をチェックしなければなりませんが、それ以外にやることがないので妻からの差し入れのアイスを食べてました(笑;


 

作業しているうちに陽が陰ってきて少し涼しくなってきました。

四回目の塗装で完成です。

ようやく全体に色が塗りおえたのは4時近くになっていました。


 

 

最後にクリア塗装で保護します。

これをしておかないと鍵や爪で塗装面がすぐに傷ついてしまいます。

半ツヤのスプレーを何度も重ね塗りしました。


 

 

最後に玄関ドアに取り付けて完成です。

塗装前に比べるとかなりキレイになりました。


 

出来上がった感想は「なんか金属よりプラスティックっぽくなった」です。

陰影がつかずに単色で塗ったせいでしょうか。

出来ればサイド面などにはウェアザリングかボカシを入れた方がよかったかもしれませんし、あるいは上にも書いたように真ちゅうの地肌が出たところでクリア塗装で仕上げてもよかったかも。

まあ、玄関に取り付けておけばその内経年変化で段々汚れてくればいい雰囲気になるでしょう。

コメント

  1. isaboten さんへ、
    あいかわたらず色々やってます。
    色づけ自体はまあうまく出来たのですが、
    思っていたような重厚感は出ませんでした。
    素材を活かした方がよかったみたい。

    この日は暖かかったので
    冷たいアイスの差し入れがうれしかったですよ。

  2. メカ好きアン さん、おはよぅございます( ´ ▽ ` )ノ
    やってますねぇ~
    何度も塗装を繰り返し いいお色になりましたね 流石です♡
    途中、奥さまの差し入れ付き 珍しく手作りスイーツじゃなかったんですね
    次のお休みは ツーリングかな?

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