大震災以降、一時的に手に入りにくかったものとして懐中電灯や電池がありました。
最近はだいぶ店頭に並ぶようになったようですが、それでも単一電池や単二電池はまだ以前のように種類が多くありません。
繰り返し何度も使える充電池は便利ですが、災害時に備えておくような長期保存には向いていません。
そんな時用に、最近東急ハンズで手に入れたのがこの「災害時用 水電池」です。
見た目はいたって普通の単三電池と同じように見えます。
ただ一カ所違うのが、プラス電極の横に穴が二つ開いていることくらいです。
説明書によると使い方は、
・電池を包んでいるフィルムをはがす。
・+極にある片側の注水口に、付属のスポイトにて水を0.5~1mlゆっくりと注水する。
・約2分ほどで1.5Vの電力を生成する電池になります。
ということです。
電力が弱った場合には、再度注水することで、数回くりかえして使用可能だそうです。
起電力自体はあまり強く無いようなので、LEDライトやラジオなどの電子機器にはいいのでしょうけど、モーター系のものにはあまり向かないのかもしれません。
この電池には水銀や六価クロム、カドミウム、鉛などの有害物質を含んでいないので、一般不燃物として廃棄出来るそうです。
私が手に入れた水電池は単三型ですが、下のようなアダプターがあれば、単二や単一の電気機器にも使用可能です。
しかもスポイトが無い時は水の入った容器に沈めて注水する事が出来るほか、緊急時で清水が無い時にはなんと、酒、ビール、ジュース等の飲料や、し尿、唾液等でも電力を生成する事が出来るそうです。
さらにこの電池が「災害時用」とうたっているのは、長期保存が出来るからです。
未開封であれば、なんと20年未満の保存も可能とか。
私なんか生きている間に使うかどうか。。。(笑;
原理的には、+極の炭素棒と+極のマグネシウムの間に、塩分を含んだ活性炭を封入し、そこに注水する事でイオンが溶解し、発電するというようです。
非常持ち出し袋に入れておくには最適な電池ではないでしょうか。
コメント
DON さんへ、
災害時の非常持ち出し袋に
常備しておくと便利です。
ハンズでは600円で販売していましたが、
アマゾンとかのネット販売もしているようです。
良い物がありますねー。
これは非常には便利そうです。我が家も考えます。